「「格差」の戦後史」(橋本健二)読了。
※画像をクリックすると、「楽天」のページに飛びます
終戦から現在までの「格差」「貧困」を、統計資料を元に描いていく。
現在の問題を捉えるのに、
今まではどうだったのかを認識するのも必要だろう、と感じてこの本を読んだのだが、
その目的はある程度達成できた。
戦後の流れを大枠で掴めた感じ。
詳細を知りたければ、またその時代を重点的に扱っている本を読めば良いだろう。
各時代の映画や流行・事件などを挙げているのも興味深い。
「階級」という言葉を使っているのだが、ここは少し微妙。
本来はそこまで政治的な言葉ではないはずだが、
戦後左翼の言説の影響が染み付いてしまっている。
単に「格差」と言うより、固定性や断絶、対立関係を表現できるとは思うが、
読む側の印象によって異なる解釈・感覚を持たれてしまう恐れがある。
戦後の流れや海外の動きも踏まえて、今後いろいろ考えていきたい。
自分がどのような社会が望ましいと思っているのか、
明確にする必要もあるだろうな。
※画像をクリックすると、「楽天」のページに飛びます
終戦から現在までの「格差」「貧困」を、統計資料を元に描いていく。
現在の問題を捉えるのに、
今まではどうだったのかを認識するのも必要だろう、と感じてこの本を読んだのだが、
その目的はある程度達成できた。
戦後の流れを大枠で掴めた感じ。
詳細を知りたければ、またその時代を重点的に扱っている本を読めば良いだろう。
各時代の映画や流行・事件などを挙げているのも興味深い。
「階級」という言葉を使っているのだが、ここは少し微妙。
本来はそこまで政治的な言葉ではないはずだが、
戦後左翼の言説の影響が染み付いてしまっている。
単に「格差」と言うより、固定性や断絶、対立関係を表現できるとは思うが、
読む側の印象によって異なる解釈・感覚を持たれてしまう恐れがある。
戦後の流れや海外の動きも踏まえて、今後いろいろ考えていきたい。
自分がどのような社会が望ましいと思っているのか、
明確にする必要もあるだろうな。