土曜日は医者に寄ったりして10時半頃松竹座へ。
幕見で「忠臣蔵」大序・三段目を見る。
今回の「仮名手本忠臣蔵」、「通し狂言」と銘打っているが、
九段目をやらないのは片手落ちだろう。
十段目なんぞは要らない。
二段目はやらなくてもいい。
10時50分頃ロビーに集まって下さい、と言われて、
集まって上がってトイレに寄っていると、
口上人形が始まっていた。
このあたり、集合時間を早めるなどの配慮が欲しい。
大序。
引割幕がそろそろと開いていく。
「忠臣蔵」の幕開き、名前を呼び上げられて役者に精が篭るところ、
いつ見ても緊張感があって良い。
進之介の直義は、まあ、下手でもそれなりにできる役で、腹を立てずに聞けた。
親同様、一本調子と感じることはあったが。
藤十郎の高師直は仕草・科白に
好色そうなところが出て(要は対価型セクハラだ)流石。
少し声の聞き取りづらいところ、無きにしもあらず。
廻って三段目、門前進物の場。
本蔵(誰だろう、口上はよく聞き取れなかった)は堅い口調で、
何となく違和感があったのだが、まあ、これでもいいのかな。
仕込みのような場で、エイヤバッサリを楽しめばそれでいいのだろう。
廻って松の廊下。
桃井はまあ、普通。
扇雀の判官があまり好みでない。
声をやけに張っている感じで、歌舞伎らしくない。
もう少し「腹で怒っているが、それを溜めている」方が良いと思う。
(梅幸のイメージが強いのだろう)
「この手ついて」あたりにしても、憂いや内に秘めた怒りが不足している感じ。
師直もいまいち発散しない。
声が聞き取りづらいためかも知れない。
ここまで見たら四段目も見るものなのだろうが、
扇雀の判官が良いとは思えなかったので、出た。
まあ、口上人形や大序の雰囲気を味わえたので、良しとしよう。
幕見で「忠臣蔵」大序・三段目を見る。
今回の「仮名手本忠臣蔵」、「通し狂言」と銘打っているが、
九段目をやらないのは片手落ちだろう。
十段目なんぞは要らない。
二段目はやらなくてもいい。
10時50分頃ロビーに集まって下さい、と言われて、
集まって上がってトイレに寄っていると、
口上人形が始まっていた。
このあたり、集合時間を早めるなどの配慮が欲しい。
大序。
引割幕がそろそろと開いていく。
「忠臣蔵」の幕開き、名前を呼び上げられて役者に精が篭るところ、
いつ見ても緊張感があって良い。
進之介の直義は、まあ、下手でもそれなりにできる役で、腹を立てずに聞けた。
親同様、一本調子と感じることはあったが。
藤十郎の高師直は仕草・科白に
好色そうなところが出て(要は対価型セクハラだ)流石。
少し声の聞き取りづらいところ、無きにしもあらず。
廻って三段目、門前進物の場。
本蔵(誰だろう、口上はよく聞き取れなかった)は堅い口調で、
何となく違和感があったのだが、まあ、これでもいいのかな。
仕込みのような場で、エイヤバッサリを楽しめばそれでいいのだろう。
廻って松の廊下。
桃井はまあ、普通。
扇雀の判官があまり好みでない。
声をやけに張っている感じで、歌舞伎らしくない。
もう少し「腹で怒っているが、それを溜めている」方が良いと思う。
(梅幸のイメージが強いのだろう)
「この手ついて」あたりにしても、憂いや内に秘めた怒りが不足している感じ。
師直もいまいち発散しない。
声が聞き取りづらいためかも知れない。
ここまで見たら四段目も見るものなのだろうが、
扇雀の判官が良いとは思えなかったので、出た。
まあ、口上人形や大序の雰囲気を味わえたので、良しとしよう。