先日注文した「志ん朝初出し」が届く。
※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます

TowerRecordで見かけてから、少し気にはなっていたもの。
値段が値段なので躊躇っていたのだが、
勢いで買ってしまった。
12枚組に解説書がつく。
まだ途中までしか聞いていないが、2万以上出した値打ちはあったと思う。
おそらく全てライブ録音のようだし。
解説を見ると、一番古い1966年のものを含めて、60年代の録音が5本ある。
(「水屋の富」「五人廻し」「犬の災難」「三枚起請」「火焔太鼓①」。)
志ん朝は38年生まれ、62年に真打になっているから、
年齢的には20代から30代前半、真打になって10年以内のもの。
今の物差しでは「若手」のものだが、出来は凄い。
全体に軽く調子良く、聞いていて引っかからず快い。
「水屋の富」ではそれはちょっと厳しい、と感じたが
(個人的にはさん喬のじっくり積み重ねていく感じが好み)、
「五人廻し」ではサゲの花魁の調子も含めてハマる。
30になるやならずで「現代落語論」を書いた談志もだが、
ある程度成熟の必要な落語の世界で
若くしてこれだけのアウトプットを出せるのは、
やはり天賦の才であり、それを発揮する努力があるからだろう、と思う。
翻って今、なんて思っても、様々な事情で仕方がないが。
# 談志が4月に復帰するようですね。
立川談志、4・13落語会で復帰(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
過度な期待をしてはいけないと思うが。
※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます

TowerRecordで見かけてから、少し気にはなっていたもの。
値段が値段なので躊躇っていたのだが、
勢いで買ってしまった。
12枚組に解説書がつく。
まだ途中までしか聞いていないが、2万以上出した値打ちはあったと思う。
おそらく全てライブ録音のようだし。
解説を見ると、一番古い1966年のものを含めて、60年代の録音が5本ある。
(「水屋の富」「五人廻し」「犬の災難」「三枚起請」「火焔太鼓①」。)
志ん朝は38年生まれ、62年に真打になっているから、
年齢的には20代から30代前半、真打になって10年以内のもの。
今の物差しでは「若手」のものだが、出来は凄い。
全体に軽く調子良く、聞いていて引っかからず快い。
「水屋の富」ではそれはちょっと厳しい、と感じたが
(個人的にはさん喬のじっくり積み重ねていく感じが好み)、
「五人廻し」ではサゲの花魁の調子も含めてハマる。
30になるやならずで「現代落語論」を書いた談志もだが、
ある程度成熟の必要な落語の世界で
若くしてこれだけのアウトプットを出せるのは、
やはり天賦の才であり、それを発揮する努力があるからだろう、と思う。
翻って今、なんて思っても、様々な事情で仕方がないが。
# 談志が4月に復帰するようですね。
立川談志、4・13落語会で復帰(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
過度な期待をしてはいけないと思うが。