毎朝 玄関を出る時に
楽しみなのが
朝日を 浴びて
少しずつ 伸びをするように
膨らみつつある
桜のつぼみ
娘の 卒園記念に
植えたモノで もう
7回目の春を そこで
彩ってくれている
ずぼらなワタシのことだから
特に 手をかけて
あげてないのだけれど
それは 愛らしく いじらしく
この街と
ココロに
春の訪れを 教えてくれる
花が終わると びっくりするくらい
さくらんぼが 実る
たいてい その頃
春の嵐が やってきて
枝葉は 揺さぶられ
愛らしいその実は
ワタシの口に
ほとんど 入らないまま
小鳥たちの 栄養源となる
今年こそは
さくらんぼのお酒とか
作りたいなぁ~なんて
思うのだけれど
ついばむ姿を 見ていると
その為の 実りのようにも
思える
こうなれば とか
こうありたい とか
願うとおりに いくことよりも
叶わなかったり
思い通りに ならないことの方が
多いかもしれない
でも 思わぬカタチが
生まれたり
自分のイマジネーションを
遥かに 超えた
現実に 出逢えるコトもある
ただ ヒトツ
わかるのは
思想も含めて
行動しただけの
結果が 生まれると
いうコト
繰り返されているようで
単調なようで
ホントは 一歩一歩
前に進んでいる
それが 日常
同じ花は 二度とは
咲かない
でも また
その時らしい
花を 咲かせたい
来年も ずっとその先も
そう願って
今日も
今年の蕾を
しっかり ココロに
焼きつけよう