おとうさん
お誕生日おめでとう
47歳の笑顔のまま
だけれど
生きていたなら
66歳ゾロ目だね
お父さんを偲んで
大好きだったモノを
酒の肴にしようかなと
思っていたけど
もう
レバ刺しは
販売されてない
世の中に様変わり
でもね
レバ刺し風味の
さしみ蒟蒻ってのが
なかなかイケるよ
あの頃
これがあったなら
もう少し
長生きできたのかな
なんてね
今ね
瀬尾まいこサンの
「幸福な食卓」
って本を読んでいる
ウチは決して
裕福ではなかったけれど
本だけは
読ませてやりたいって
勉強には口出ししないのに
それだけは
云ってくれてたよね
この本の中の
お父さんは
ある日
「お父さんでいるコトを
止めてしまう」んだ
オカマになるって
コトじゃないよ
みんなが
肩書きじゃなくて
ヒトリのヒトとして
向き合っていくと
いうお話
なんか
ウチみたいだね
レジャーといえば
ボウリング
外食といえば
焼き鳥屋
普段履きは
お気に入りの
桐の下駄
あーぁ
憧れの
イギリス紳士とは
かけ離れて
いたけれど
今となっては
「好きなモノが好き」
そんな人生だったんだね
今年のプレゼントは
この小説の一文だよ
「私たちはとても
やさしい家族だ」
いつも
見守っていてくれて
ありがとう
お誕生日おめでとう
47歳の笑顔のまま
だけれど
生きていたなら
66歳ゾロ目だね
お父さんを偲んで
大好きだったモノを
酒の肴にしようかなと
思っていたけど
もう
レバ刺しは
販売されてない
世の中に様変わり
でもね
レバ刺し風味の
さしみ蒟蒻ってのが
なかなかイケるよ
あの頃
これがあったなら
もう少し
長生きできたのかな
なんてね
今ね
瀬尾まいこサンの
「幸福な食卓」
って本を読んでいる
ウチは決して
裕福ではなかったけれど
本だけは
読ませてやりたいって
勉強には口出ししないのに
それだけは
云ってくれてたよね
この本の中の
お父さんは
ある日
「お父さんでいるコトを
止めてしまう」んだ
オカマになるって
コトじゃないよ
みんなが
肩書きじゃなくて
ヒトリのヒトとして
向き合っていくと
いうお話
なんか
ウチみたいだね
レジャーといえば
ボウリング
外食といえば
焼き鳥屋
普段履きは
お気に入りの
桐の下駄
あーぁ
憧れの
イギリス紳士とは
かけ離れて
いたけれど
今となっては
「好きなモノが好き」
そんな人生だったんだね
今年のプレゼントは
この小説の一文だよ
「私たちはとても
やさしい家族だ」
いつも
見守っていてくれて
ありがとう