今年は
蜜たっぷりの
美味しい
林檎を
いただく機会が
多く
ついつい
その羨ましい程の
色ツヤを
愉しみたくて
ウサギ林檎を
作ってしまいます
自営の家庭だったため
手作りのお菓子を
作ってもらえる機会が
あまり無くて
母が
林檎を剥いてくれる時には
その愛を確かめるように
ウサギ林檎を
せがんでいたっけ
(むかしから 見えないモノを
信じる強さなんて
持ち合わせていなかったんだ)
ちょっと
ムネが痛くなる
想い出の象徴
ウサギ林檎
いまは
愛らしいモノだけが
シアワセのカタチじゃ
ないコト
見えないモノも
ココロを研ぎ澄ませば
いつか
見えてくる気がする
そんな
強さを
大切なヒトに
与えてもらえた
気がする
シャリリ
一口囓った
少し
塩気の効き過ぎた
今日の
ウサギ林檎
・・なんの味だったっけ?
似てる気がするんだけど
・・あぁ そうだ!
嬉し涙
だ!