なんとなく
苦手意識を
持っていた
荒井良二さんのセカイ
でも
不思議なモノね
あたらしい年になると
あたらしいセカイを
チラリ覗いて
見たくなるモノで
鮮やかなピンクの表紙と
なんだか刹那い
タイトルに
ついつい
手にとってみたのです
「はいけい ぼくの キュートナ」
こんな書き出しで
始まる
15通のラブレター
甘い台詞なんて
ありやしないけど
なんだか
ムズムズ
春の風みたいに
浮かれちゃう
きっと
だれかを想う
って
こんなカンジ
きっと
じぶんを重ねる
って
そういうコト
~はいけい ぼくの キュートナ~
まいばん まいばん きかされてた
ながれぼしたくさんのはなし
みたよ ぼくもユメ
ほしが それも えにかいたみたいな
ほしがたのほしが ながれる ながれる
どんどん めのまえ
とおりすぎたよ ユメ
こどものころから
こんなユメみてたんだね
スゴイね うれしいね
フゥー
いま おおきな ためいきが
きこえたよ きみの
あかりをけして
ねな ねな
ぼくの
キュートな
ながれぼしちゃん!