ワタシは
眼鏡を
かけた
または
眼鏡が
似合う
男性に
めっぽう弱い
それは
キリリ
知的に映る
という
印象
と
何処か
全体を捉えるコトなく
ボンヤリとしている
という
二面性に
惹かれるから
だろう
と
想う
よって
決めつけや
想い込みの
強い
一方的なヒト
は
敬遠する傾向にある
(眼鏡は関係無く)
村上春樹サン
が
ハルキストなる
信者まで
居るくらい
人気があるのも
その両義的解釈
(ノルウェイの森の装丁も
赤と緑だものね)
に
長けているからなのかな
と
この恋愛短編集を
読んで
改めて
想った
帯にもあるように
ヒトは
生きてる限り
ゼロ。には
なれない
と
諭してくれる
終わりは始まり。
孤独と自由は背中合わせ。
なんて
コトバが
腑に落ちるほど
年々
ある事象を
どちらの側面から
捉えるかで
明日が
輝くのか
くすむのか
大きな違いがある
と
気付かされる
恋愛も然り
成就すれば
喪うコトを
畏れたり
喪えば
何処かしら
解き放たれたよな
安堵感にさえ
包まれる場合もある
(万人に受け入れられるとは
想わないあくまでもの持論です)
先日
〜片恋がいちばん。〜
と
おっしゃった
人生の先輩は
何処か
一理ある気もする
(自身の中で責任を持って
進退を決められるから)
この短編集の中で
いちばん
印象に残った作品は
「独立器官」
オンナは
嘘をつく時。
に
オトコは
恋をする時。
に
ある独立器官が
発達し
作用するという
逆に
それが
衰えるコト
で
呼吸法さえ
奪われたかのよに
生命の危機にすら
晒されるという
半ば
ホラーな話
読みながら
ユーミンの
「魔法のくすり」
が
頭の中を
ぐるぐる
駆け巡ったっけ
村上春樹サン
の
コトバを
引用するなら
〜女のいない男たちの世界は
月の裏側そのもの〜
だ
そうな
男のいなくなった女たちの世界は
果たして・・
きっと
其処は
真っ暗闇では
ないと
想う
女は
自身を
月そのもの。
だと
想っている
から
少なからず
ワタシ
自身
は
魔法のくすり 〜松任谷由実〜
恋の悩み答えられるほど
火の粉くぐって来たわけじゃないんだけど
つらい夜も 安らかになれる
一粒のくすりを あなたにあげましょう
男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの
だから所詮おんなじ気持ちで
求め合っていると思っちゃいけない
さめたふりをして ふいうちをかけて
欲しいものは欲しいと云った方が勝ち
前の彼を思い出しなさい
どんなカサノヴァでもきのうは消せないわ
男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの
まずは少し余裕を持つのよ
するとふくらし粉もききめをあらわす
さめたふりをして 逃げごしはだめよ
欲しいものは欲しいと云った方が勝ち
さめたふりをして ふいうちをかけて
欲しいものは欲しいと云った方が勝ち
眠れ今宵
魔法のくすりで