好きなヒト
が
いるヒト
を
好きなキモチ
って
こんなカンジ
かな
うそみたいな
3月の青空を
見上げながら
ボンヤリ
擬似失恋
ムスコに
仕事へ送ってもらう
カノジョの元へ
向かうついで
に
「助手席に乗りなよ〜」
笑いながら云ってくれるけど
滅相も無い!
後部座席に座り
ななめ45°から
盗み見る
ムスコの目が優しい
いまから
大切なヒトに
逢えるんだもんね
BGMが
最新ポップス
から
何故か
気遣いからか
レベッカ
の
フレンズ
へ
まぁ〜
その選曲は
罪だよ
♪
口づけを交わした日は〜
ママの顔さえも見れなかった〜
ハッと我に帰る!
そうそう
ワタシはママ!
そして
バァバ。
に
なるんだ
そういえば
家人の母
つまりは
お姑さんが
おっしゃっていた
〜今でもね
貴女が想うように
ワタシも
ムスコが
可愛くて
心配で
たまらないのよ〜
って
優しくて
懐深い方だから
滅多にそんなコト
おっしゃらずに
いつも
ニコニコ
見守ってくださるから
不意に云われて
ハッとしたっけ
そうか
ずっと
可愛くて
たまらなくて
いいんだ
たとえ
ムスコが
ダンナさん。
に
なろうが
パパ。
に
なろうが
そうかそうか
世の中の男のヒトは
こうして
みんな
お母さんに
可愛くてたまらない。
って
想われているんだね
あのヒト
も
このヒト
も
そんな考えに
行き着いたら
イジイジしたキモチが
何処かへ
飛んで行ったから
擬似失恋
も
たまには
悪く無いね
誰かがいるから
実らない
なんて
理由にならないよね
好き。
は
好きなまま。
で
いいんだよね
あはは