(新作のクランブルケーキ。
パインとピーチをサンドしていますよ)
想い掛けない
大雨
に
クルマから
降りれず
ボンヤリ
窓の外を
見上げる
少しだけ
背の高い
キミを
見上げるような
角度
で
この雨
が
キミだったら
よかったな
何処にも行くなよ
此処に居ろよ
自身に自信が
無いクセに
天邪鬼で
ぶっきらぼうな
モノ云い
が
何処か
心地良かったり
大切なコト
は
コトバにすると
ウソっぽくなる
って
真顔で云った
そういうトコロ
が
スキだったけれど
云わなければ
解らない
オンナゴコロ
も
少しだけ
汲んでくれたのなら
もう少し
上手くいってたのかも
しれないね
オトナになって
雨の日が
スキになったよ
あきらめるコトも
時には
必要かもしれない
そう
諭してくれているよう
だから
この雨
が
キミだったら
よかったな
でも
雨は
いつか
上がる
そう
恋が
いつか
終わるように
云われなきゃ
傍に居る
覚悟も
持てない
オンナ
には
永遠
の
雨天
も
晴天
も
与えられやしない
いつも
ぐるぐる
乱気流
に
惑わされるだけ
かもしれない
この雨
が
キミだったら
よかったな
自身の傘など
投げ棄てて
駆け出して
ずぶ濡れに
なれたのなら
ふたり
シアワセ
だったのかな