観察日記

寒さに

つい

全身

こわばります


早々に

散歩を

切り上げて

戻った

部屋の中には


微かな

春の気配


あっ

咲いてる！


昨日まで

ふきのとう

みたいに

固く固く

つむんで

いたのにね


薄桃色の

花姉妹が

我先に

我より美しく

と

小さいながらも

可憐で

堂々たる

主張


日一日

みな

成長している


みな

育みあっている

ブレス

なんにも

予定のない

休日


このところ

忙しかったせいか


それはそれとして

ゆったりと

過ごしています


ちらつく雪を

ぼんやり


ホットミルクに

しょうがジャムを

おまじないのように

ほんの少し


光には影


ぬくもりには

孤独


愛には

痛み


そんな

背中合わせの

対峙するモノを

神経衰弱の

トランプを

捲り

合わせるかの

ように

思い巡らす

こんな時間も

ワタシ時間

ですね


日々

たくさんの

笑顔や

支え

触れ合い

通い合いに

包まれて

ワタシたちは

生きています


そう

自分だけの

楽譜を

書き記す

かのように


音符と音符の

間には

ブレスを


それは

とても

大切なコト



ホントは

キミに

逢いたいの

だけれど


ワタシなりの

強がり


オンナで

いるための


そう

美学

パンドラの匣

献身とは

我が身を

最も華やかに

永遠に生かすコト


献身には

何の身仕度も

いらない


ありのまま

自分の姿を

偽ってはいけない

スキスキダイスキアイシテル

昨日は

バレンタインデーと

いうコトで

オンナの本能で

テンションあがり

まくりでしたが


今日も

それに

等しく

ハッピーな出来事が！


な、なんと

愛しの

アーティスト

松川到子さん

よしだ屋

初ご来店の巻～

でしたの！


なんでも

アルカス佐世保の

季刊情報誌

コンパスの

春号に

松川さんワールドの

よしだ屋を

掲載して

いただけるそうで

その取材も

兼ねての

ご来店でした


三月頃の

発刊予定だとか


よしだ屋ご近所の

井手蒟蒻店さん

れおリオンドールさんも

取材されたようですよ


あ～楽しみですね


実は

記念撮影を

させていただいて

ジャンジャジャーン

と

アップする

予定でしたが

舞い上がって

好き過ぎて

お願いできないままの

お見送りと

なりました


代わりに

この写真


松川さんが

くつろいで下さった

名残です(笑)


えっ！？

怪しいですか

ワタシ


いやいや

愛でしょう


松川さん

また

お逢いしましょう！

新作入荷

ラフスケッチ


あぁ

可愛い


また

買っちゃった



好きになったら

そればかり



あぁ

情熱系(笑)

アイハ ワカツモノ オシミナク アタエルモノ

テスト勉強の時すら

グゥスカピィ子な

ムスメが

昨夜は

遅くまで

かかって

バレンタインデーの

チョコの

ラッピングを

仕上げていたそうな

（ワタシは　すでに

グゥスカピィ子だった）


愛の為せる業ねっ


実状は

友チョコ30個！
（ふ、ふえてる・・）


あの唄みたいに

来年は

トモダチ100人だったら

どうしましょ(笑)


こんな日々も

思い出に


いつか

大切なヒトと

巡り合って

毎日が

チョコレートみたいに

甘かったり

ほろ苦かったりの

オトナのオンナに

なってほしいものです


愛は

溶けてなくなるモノ

では

けして

ナイから


見えないから

厄介だけど


ね

はるまついぶき

ヒヤシンスの

球根ひとつ

懐かしい

ガラスの器に

よく似合います


大好きな

作家さん

kuriサンの

作品


何度の春を

過ごしてきた

であろうか

ガラスのプリズム


これから

何度の春を

迎えられるのだろう

ヒヤシンスの

みずみずしい

生命力


きっと

繰り返すコトに

意味があるんじゃなく


今を生きる


それが

すべて



「はるまついぶき」
～BANK BAND～

心に佇んでる寂しさ

それすら

確かな愛の姿と

自分に

そう 言い聞かせながら

想いを守っている


降り積もる雪に

覆われた

春待つ息吹のように

かすかでも

光に向かう

強さを

抱きしめたい

ソコニハ ハルガ

あっという間の

連休でした


楽しかったな


風は冷たいけれど

陽だまりには

春の匂いが


変化を

楽しめるよう


変化に

惑わされぬよう


風の色に

目を凝らすんだ


花の色を

ココロに

焼き付けるんだ


もどれない季節


もどらない時間


そのすべてのモノへ


感謝をするかのように


深呼吸


ほら

そこには

春が

あかるい箱

願いが

叶えば

見えなくなって


待ち続けていたら

ポゥッと

灯りはともる


そこは

あかるい箱


なんでもあって


なんにもない


待ってないのに

待つのもいいなって

気にさせる


でも

このままでいたい


あかるい

せまい

吐息だらけの箱


もうどこへも

もどれない


どこへも

もどれない

ケルルンクック

今朝は

直感的に


春だな


そんな

感覚を

覚えた

目醒めでした


窓を開けて

鼻歌まじりに

掃除機かけて


かまってほしそうな

流し目ワンコを

小脇に抱えて


膨らみ始めた

玄関脇の

早咲きの桜の木の

芽吹きを

覗きこむ


なんだっけ

なんだっけ


あっ！

思い出した！


コトバが紡ぐ

緑色の風を


大好きだったな

国語の教科書の

そのページばかり

見てたっけ


春を待ち侘びる

ワタシに

キミに



草野心平さんの

「春の歌」

ほっ　まぶしいな

ほっ　うれしいな


みずは つるつる

かぜは そよそよ

ケルルンクック


ああ いいにおいだ

ケルルンクック


ほっ いぬのふぐりが

さいている

ほっ おおきなくもが

うごいてくる


ケルルンクック

ケルルンクック