国産名車コレクション 190号の手の抜き方

国産名車コレクション190号シルビアの手の抜き方一覧。
よくぞここまでと感心してしまいます。
ついでに分解してみました。右側がDISM。

フロントバンパーの黒い部分は樹脂色のままで、下手くそなマスキング。
ヘッドランプのリフレクターはメッキではなく銀塗装。
フォグランプのリムの黒塗装省略。
クリアランスランプとサイドターンは何故か同色アンバー。
ウインドシールド下端のカウルは透明のままで塗装省略。
ボンネット後端モールの塗装省略。
ウォッシャーノズルの塗装省略。
ルーフ前端の黒塗装省略。
リアウエストのガーニッシュの黒塗装なし。
インテリアパーツは樹脂色の黒のまま。当然メーターの表現も省略。
車高調整ギミックは全て接着。(サスペンションの４個のバネも当然なし)
リアウインドウの熱線省略。
テールランプはガゼールの黒い横分割線を塗らないもの。
テールランプのリフレクター省略。
テールパイプのメッキ部省略。

DISMの刻印はMADE IN CHINAに。(ここだけはしっかりしています)

さらに追い討ちをかけるように全体的な組立の手抜き。
工賃の安い子供が組み立てているのか?　あるいは初心者?
修正のしようがない激しい接着剤はみ出しと下手くそな溶着。
もちろん検品もしていないでしょう。低品質の極みと言えます。

国産名車コレクション1790円とDISM3780円の差

手前が国産名車コレクション190号のシルビア。アオシマ文化教材社の1/43 DISM シルビアの定価は3780円。対する国産名車コレクションは1790円。小冊子と大げさなパッケージ付きとはいえ、約2000円分の差がはっきりでている残念な品質。

同じ金型の使い回しなので、金型費が発生しない分、多少は頑張っても良さそうなものですが、ボディーサイドのストライプの「RS」の書体までヘンです。「4VALVE DOHC」の「E」と「D」の間を半角空けていないのには目をつぶりますが、カタログすら観察されていないようです。

画像奥はDISMのガゼール。今回のシルビアはフェンダーミラー、エアアウトレット、グリルなど一応差別化されていますが、テールランプはDISMガゼールの使い回しで残念。ブロックパターンではありません。

国産名車コレクション 190号 シルビア DOHC RS

ひさびさの国産名車コレクション。延長に継ぐ延長。このシリーズ初のUS110モデルです。

発売直後だというのに、送料無料のコンビニ系通販には入荷なし。そこで今回は同じく送料無料のK書店を利用。中一日で到着。しかも宅配のメンバーズ利用ポイントと書店のポイントが同時に貯まります。コンビニまで取りに行く手間も省けて、なかなか良い手かも。ちなみにこのシリーズは通販大手Ａ社では新刊取扱なし。

全く期待していなかったものの、いつもにも増して非常に雑な造り。返品しようかと思うレベルですが、良い状態のものが届くとも思えません。今回は台座と透明ケース以外はDISMモデルの金型流用で、徹底的に手を抜いたモデルです。

PAOのペーパークラフト その4

最初に型紙を見たときのワクワク感とは裏腹のやや残念な仕上がり。
何回もやめようと思いましたが、とりあえず力づくで完成。

フロント周りが特に残念な仕上がり。
型紙をかなりチューニングしないとダメです。
うまく省略することもテクニックなので、気が向いたら改良版を制作してみます。

PAOのペーパークラフト その3

かなり複雑です。
試作というだけに、いろいろな部分に不具合が発生します。

ルーフの長さが4mmくらい足りません。
キャンバストップの長さも足りません・・。
リアガラスの左右が平行でヘン・・。
ヘッドランプ周りが複雑すぎ・・。
フロントフェンダー、バンパー、ルーフレールなども合わない・・。

ディテールにこだわり過ぎているため、肝心な基本立体の再現が困難です。
制作意欲をへし折られる難易度の高い型紙です。

PAOのペーパークラフト その2

インクジェット紙に印刷したので、紙にコシがありません。
そこで補強を兼ねて幅広の透明粘着テープを貼ります。光沢感もでます。

テープは筋が入らないように一気に引き出します。
さらに気泡が入らないように一気に貼ります。細かなゴミにも要注意。
タイヤの部分は光沢のない半透明のテープを貼ります。

いよいよ部品の切り出しです。
さすがに1/43のペーパークラフトは小さ過ぎるか・・。

PAOのペーパークラフト その1

偶然Web上で、PAOのペーパークラフトを見つけました。
好きな方が試作したもののようで、残念ながらダウンロードできません。
ページを画像として取り込むため、あまり鮮明でないのが残念です。
不鮮明さをごまかすため1/43スケールで制作してみます。

桜餅

近所の老舗和菓子屋さんの桜餅です。
美味です。

パオ３点セット

パオとパオサイド自転車とピンクのチョロＱの３点セット。桜のシーズンはそろそろおしまい。自転車はタイヤとリムを拭いて室内保管へ・・。

パオサイド自転車のカゴ

PAOSIDE自転車でのお花見。寒い日が続いているので桜の花が長持ちしています。

パオサイド自転車のカゴはパンチングメタル製。錆びやすいのが欠点ですが、銀色の缶スプレーで簡単にタッチアップできます。

レンズを通すと凄いモアレ(干渉縞)ができます・・。

サンルーフからお花見

サンルーフを開けて寝転んでお花見。PAOのサンルーフは開口部が大きいので気持ちがいいです。

はねあげ式ウインドウ

PAOSIDE自転車でのお花見。昨日の風雨に耐えて桜の花がかなり持ちこたえています。

近所の重要文化財「長流亭」の蔀戸(しとみど)が開けられていました。ここから釣り糸を垂れるという風流なディテール。大聖寺藩主の休息所として宝永６年（１７０９）に建築された遠州好みの四柱造りの亭舎です。

画像は観光シーズンくらいしか開けられない貴重な対岸からの光景。蔀戸はパオのリアサイドウインドウと同じような跳ね上げ式の雨戸(または障子の一種)のことです。

PAOSIDE自転車で恒例お花見

ひさびさにPAOSIDE自転車を引っ張り出してお花見。お供はピンクの1/43 PAO。

レストアしてから三年目に突入。綺麗になり過ぎているので、乗るのをためらってしまうのが難点。路面が乾燥している日だけ動かし、あとは室内保管。なにしろ四半世紀前の自転車メーカー製のシティサイクルなので、PAOのような自動車レベルの作り込みにはなっていません・・。でも多くのパーツがまだ日本製だったころの製品です。

夜桜塗り

桜満開。散り始め。
画像は九谷焼機械式腕時計をベースにした漆黒の桜の高蒔絵バージョン。
ポーセリンダイヤル夜桜塗り。(磁器製文字盤に漆を塗った陶体漆器の一種)

ベルトは純正のクロコダイル製ではなく、馬具で有名なソメスサドル社のブライドルレザー製プッシュ式三つ折れベルト。

桜八分咲き

近所の公園の桜。八分咲きといったところ。
昨年より一週間くらい早いペースです。
ひさびさにPAOを探せ・・。