前列左から日産名車シリーズのS12ガゼール、国産名車シリーズのS12シルビア。後列左から日産名車シリーズのS12シルビア・ハッチバック、国産名車シリーズのS110ガゼール。今回のS12ガゼールの台座のタッピングねじはワッシャーなし。台座側には補強のつもりか簡単なリブがついているが、コストダウンのためか全体的に柔で雑なつくり。
実車でも原価低減が至上命題のようで、最近のクルマはペナペナした柔なつくりが多い。もっともクルマだけではなく工業製品全般に言えること。上記の台座のつくりをよく観察してみると、台座とネジの関係はみなバラバラ。すべて下請けが違うのか、ロットによって色々なタイプが混在するのか、品質管理がきちんとなされているとは思えない。T社だけの問題ではなさそうだ。
日産シルビア US110
実車でも原価低減が至上命題のようで、最近のクルマはペナペナした柔なつくりが多い。もっともクルマだけではなく工業製品全般に言えること。上記の台座のつくりをよく観察してみると、台座とネジの関係はみなバラバラ。すべて下請けが違うのか、ロットによって色々なタイプが混在するのか、品質管理がきちんとなされているとは思えない。T社だけの問題ではなさそうだ。
日産シルビア US110
日産名車コレクション37号のS12ガゼールの修正が完了。(2008年10月11日のブログ参照) 今回はテールランプの修正がメイン。手描きは不可能に近いサイズなので薄手の粘着フィルムを使用。
やや鈍い光沢のある3M社製スコッチカルフィルムのコントロールタックシリーズ「180-13」を約0.7mmの細さに切りだして貼りつけ。ライセンスプレート側から貼りつけ、ターンシグナルランプの塗装の部分でカット。何事もなかったような完ぺきな仕上がり。エンブレムは極小コピーの貼りつけで妥協。
画像は修正済みのS12ガゼールと国産名車コレクションシリーズのS12シルビア。下は当時のカタログ。赤いボディーの車両はCA18E・Tエンジンを搭載した「TURBO R-XG」。
やや鈍い光沢のある3M社製スコッチカルフィルムのコントロールタックシリーズ「180-13」を約0.7mmの細さに切りだして貼りつけ。ライセンスプレート側から貼りつけ、ターンシグナルランプの塗装の部分でカット。何事もなかったような完ぺきな仕上がり。エンブレムは極小コピーの貼りつけで妥協。
画像は修正済みのS12ガゼールと国産名車コレクションシリーズのS12シルビア。下は当時のカタログ。赤いボディーの車両はCA18E・Tエンジンを搭載した「TURBO R-XG」。
日産名車コレクション37号にS12ガゼールが登場。国産名車コレクションシリーズのS12シルビアの色違いバージョン。DOHC TURBO RS-Xのモデル化なのでイメージカラーのホワイト+ダークグレーのツートンかと思いきや単純なレッド。
本体は国産名車シリーズと同じなのでまずまずのプロポーション。ディテールの詰めの甘さは前回同様の修正が必要。(2008年10月11日のブログ参照) 今回の残念な部分はフード(ボンネット)のシルビアのままのエンブレムと、テールランプの分割パターンのミス。ターンとストップの間になぜか黒い線が入っています。シルビアとガゼールを識別する最も重要なポイント。いつもと同様のずさんな企画。
本体は国産名車シリーズと同じなのでまずまずのプロポーション。ディテールの詰めの甘さは前回同様の修正が必要。(2008年10月11日のブログ参照) 今回の残念な部分はフード(ボンネット)のシルビアのままのエンブレムと、テールランプの分割パターンのミス。ターンとストップの間になぜか黒い線が入っています。シルビアとガゼールを識別する最も重要なポイント。いつもと同様のずさんな企画。
TOYOTA・・HONDAと続く日本車の世界的大規模リコール。ブレーキ、アクセル、エアバッグと安全に直結する部位ばかりで日本車の信頼性回復は前途多難。
1989年製PAOの小さな安全対策。フード(ボンネット)を前ヒンジにしたのは万一ロックが外れても前方視界が確保されるから。もうひとつは画像上方に見える裏面リブに施された台形の切り欠き。こうやって見るとPAOのフロントウインドウの角度と何やらよく似ています。
PAOは1枚構造の樹脂フード(日本初のSheet Moulding Compound法、SMC法)。裏面にはたくさんのリブが入っていますが、前面衝突したときにはこの台形の切り欠き部から折れ曲がり、フードが室内に飛び込んで乗員にダメージを与えないように設計されています。PAOオーナーのみなさんは今度フードを開けたら横から覗いてみてください。
1989年製PAOの小さな安全対策。フード(ボンネット)を前ヒンジにしたのは万一ロックが外れても前方視界が確保されるから。もうひとつは画像上方に見える裏面リブに施された台形の切り欠き。こうやって見るとPAOのフロントウインドウの角度と何やらよく似ています。
PAOは1枚構造の樹脂フード(日本初のSheet Moulding Compound法、SMC法)。裏面にはたくさんのリブが入っていますが、前面衝突したときにはこの台形の切り欠き部から折れ曲がり、フードが室内に飛び込んで乗員にダメージを与えないように設計されています。PAOオーナーのみなさんは今度フードを開けたら横から覗いてみてください。