海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.136 おもしろ印展 書のコーナー

2007-02-14 | 


玄関を入ってからすぐの広場の珪藻土の壁面。
書の作品をまとめました。
この4点が、この二年間の書作品。
後はひたすらおもしろ印を刻していたことになります。

一番右にごあいさつ。
次の三点が山頭火三部作。
「うしろ姿のしぐれてゆくか」
「何を求める風の中ゆく」
「この道しかない春の雪のふる」
そして、一番左が良寛の漢詩。

二年間の時の流れが、心境の変化となって現れています。
僕にとっては、とても重要な作品となりました。

一応、おもしろ印が作品の中にさりげなく入っています。
今回の全55点の中では一番大きなもの。
この作品はこのブログで既に紹介済みです。