「ある人」
No713のある人と同じ版ですが、刷りが違います。
比較してみるとすぐにわかりますが、
細かな線までくっきりと出ています。
凹版においては、プレスが重要な工程です。
手製プレス具では限界を感じました。
そもそも木製の軸棒二本を紐で止めて、その隙間を利用してプレスするといった、原始的な力業でしたから、均一な圧力はかからないでしょう。
でも、まがりなりにプレスできたのでうれしかったのですが、やはり、満足はいかないし、疲れる割りにうまくもいかず枚数も刷れないというありさまです。
そこで、思いきってマシンの導入をしました。
なんと楽なことか!
しかも、同じ版なのにまったく違う仕上がりになりました。
(ハガキ1/2、ドライポイント)