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陶印改刻「山一人」
ずっと前、二十数年前の陶印で、まだ手付かずのものや途中で止めてしまったもの、印としては使えないと判断したものなど、素焼きや本焼きまでのものが、実はまだまだあるのです。
たいがい、フクロウの形をしていますから、形の良いものは置き物の様にちょっと置いています。
昨日ふと手を取ったのがこれで、まだ押印した痕もありませんでした。
ちょっと押してみたら、案外使えるか、と思い、刻り直すことにしました。
しかし、硬い!
なんといっても、1200度の温度で焼いたものです。なかなか刃がたちません。
それでも何とか印刀を使って刻しました。
(少し刃が欠けたかな。)
こんな風に何年も経ってから出来上がるということもあるのです。
(長い方が約3cmの楕円形、織部釉)