海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1608 「やせ蛙…」表装・二度目の裏打ち

2019-10-04 | 


「やせ蛙…」表装・二度目の裏打ち

軸表装にするのですが、天地の和紙の横幅が50㎝しかありません。

本紙(作品)の幅より少し小さいので、柱は着けずに、覆輪にすることにしました。

作品の両側を少し裁断してから、5㎜の幅で天地と同じ和紙を貼りました。

これが覆輪。

そして、覆輪と共に本紙全体を二度目の裏打ちです。

これで、本紙部分と天地の紙の厚みを少しでも揃えようという作戦です。

もちろん、強度も増すし、覆輪もしっかり固定できます。

これが乾いたら、横幅が決まります。

次は明後日以降ですね。


No.1607 「やせ蛙…」表装・天地の耳を折る

2019-10-04 | 




「やせ蛙…」表装・天地の耳を折る

天地の部分、裁断したままでもよいのですが、補強も兼ねて、本格的に耳を折ることにしました。

実は今までにやったことのない作業です。

こんなことでも、はじめては、ちょっと不安ですが、ワクワクします。

でも、目打ちを使ってガイドラインを入れておけば、簡単に折れました。

まだ全然の横幅を、本紙の二度目の裏打ちの後に決めるため、とりあえず片側だけとしました。

幅4㎜を裏側に折り返し、接着して、耳の片側完成です。


No.1606 「やせ蛙…」本紙と天地の裁断

2019-10-04 | 


「やせ蛙…」本紙と天地の裁断

この前裏打ちした作。

二日間の乾燥だけれど、天気も良いし、次の作業開始です。

先ずは張り台からはがして、本紙と天地の和紙のサイズを確認。

やはり和紙は耳の部分がまっすぐではないので、そのままでは使えません。

少し幅が少なくなりますが、仕方ありません。

とにかく、きっちりと直角平行四辺形になるように裁断しました。