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「やせ蛙…」裏打ちする
書作品は、書いただけでは完成しません。
作品として見てもらうには、やはり表装が必要です。
僕の場合、かなり大きなものでも、何とか自分で裏打ちをします。
いや、裏打ちしようと努力します。
自分でできることは、自分でしたいのです。
もちろん、財力があれば、表具屋さんに頼んだ方が確実できれいにできるでしょう。
しかし、何十年も染み付いた貧乏性は簡単には変えられません。
(実際に貧乏ですが…)
さて、今回は「やせ蛙…」をどうするか。
パネルにする予定で書いて、パネルも用意したのですが、どうもしっくりこないのです。
手持ちの布や和紙を見ていたら、軸に使えそうな紙を見つけたので、思いきって軸装にしてみようと思います。
この和紙は、ちょうど長野の一茶の住んでいた土蔵のイメージです。
まずは作品本紙の裏打ち。
作業台は、こたつの天板です。
上の写真は、裏打ち紙(肌裏)を貼り終えたところ。
下のは、天地用の茶色の和紙も裏打ちして、押入れの引き戸を張り台として、貼り終えたところです。
これから、一週間程乾燥させます。
軸の完成までにはまだまだですが、第一歩の裏打ち終了です。
軸装は、ちゃんと行うと大変です。自分の手には負えません。だから、いつもは業者に頼んでいますが、簡易的なものなら何とかできそうです。
さてどうなるか?あと一ヶ月後に、掛け軸の作品としてお見せできればよいのですが…。
途中でパネルになったりして…。