海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.992 消しゴム印いっぱい その3

2017-09-05 | おもしろ印


おもしろ印 消しゴム印いっぱい その3

消しゴム印、気づけばこんなに増殖していました。

最初に入れ始めたお菓子の箱に収まりきれずに、二箱になりました。

数は、なんと、204個。

かなりのハイペースで刻してきましたが、消しゴムの買い置きがなくなったので、これを機会にちょっとひと休みです。

まだまだ紹介していないものもありますが、なにぶん小さくて、単純なものが多いので、この前から、文の形で、「頭の体操」としてUpしているところです。

しかし、消しゴム印ばかりが続いても面白くないので、まあ、ボチボチ出していくことにします。

それにしても、小さな印で、細かな作業が続きました。眼がまだ見えるということの証明であります。(ちょっと疲れましたが…。)

何とかルーペ、とか使っていませんよ。肉眼です!


No.991 頭の体操 その5(解答)

2017-09-04 | おもしろ印


おもしろ印 頭の体操その5の答えです。

絵の方が分かり易いのでは?

♪ハア~ 新潟名物数々あれど~よ♪

一に イチジク

二に ニンジン

三に サンド豆(三度豆)

四に シイタケ

五に ゴボウ

六 ダイコン

七 ナンバウリ(南蛮瓜) ナス キュウリ

八 ヤマノイモ

九に クリ クワイ

十で トウナス(唐茄子)

♪も売り切れた~♪

(♪の部分は書いていません。)


ということで、佐渡おけさ、でした。

この歌は、いろいろな歌詞がたくさんありますから、ちょっと違う所もあるかもしれませんが、これは僕が佐渡の先輩から教わったものです。

新潟の野菜のオンパレードです。三度豆はいんげん豆、南蛮瓜は、スイカのことで、唐茄子はカボチャですね。

新潟は美味しいもの、名物はたくさんありますが、一番は、何といっても米。そして、米の汁で作った酒、鮭、筋子、…。

海のものが出てこないのが不思議です。

佐渡の海産物、美味しいですよ。

(墨、失敗した画仙紙はがきの裏を使用)

No.990 頭の体操 その6(解答)

2017-09-03 | 


頭の体操 その6の解答

消しゴム印の横に添えるのではなくて、ちゃんと墨書しました。

(かえって読みづらい?)

頭の体操 その4、5の解答をしていませんが、こちらが先になりました。

これは、俳人種田山頭火の自戒三則として、いつも気にかけていた言葉だそうです。

いわば座右の銘ですね。

こういうのは、ちゃんと筆で書いておきたいと思いまして。

(墨、画仙紙はがき)

No.989 補刀 その2

2017-09-03 | 


篆刻補刀 その2

昨日に引き続き受講生作の補刀です。

これで、今までに提出してくらた印は終了。後数人分残っています。

ご覧の通り、本人のはじめの線を生かしつつ、刻しています。

(印影の上が本人のものですが、実はキズだらけだったので、これでも、一度印面に水ペーパーかけて、ある程度キズ無くしました。でも、取り過ぎると本来のイメージが壊れるので、ソッとソッと最低限…。で、この写真の印影です。後は、一番太い線にあわせて、印稿のイメージを思い出しながら、全体を作っていきました。)

篆刻の指導は、今まで、高校生が相手でしたから、刻し残しや修正の支持だけで、極力こちらは手を加えずに、本人に作業してもらいましたが、年配のご婦人にはそうはいきません。

これも、良い勉強になりました。

(28㎜×28㎜の青田石、印泥、メモ用紙)

No.988 補刀

2017-09-02 | 


篆刻 成人講座書道

受講生の皆さんの作を補刀しました。

作品に押印するために、自作していただいたのです。

しかし、年配のお姉様方には、かなりハードルが高かったようです。

はじめて印刀を握る方がほとんどで、力の入れ方、刀の使い方は、簡単ではありません。

まして、印材の質が悪くて、硬すぎて刻し難かったのです。

(といっても、自分も最初に印刀を使った時も、やはりうまくはいきませんでしたね。無理もないことです。印材が悪かったのは、補刀してわかりました。)

もっと軟らかな石を使えば良かったですね。

出来はさんざんでしたが、とにかく、怪我がなかったことが幸いです。

自分でやってみたことに意義があるのです。


しかし、作品に押すためには、このままではいけないので、全員分、補刀することにしました。

講師としては、責任がありますから。

それで、とりあえず、今朝、五つ補刀しました。

はっきりいって、最初から刻すよりも難しい。

この個性と無数についたキズをどう生かすか。

悩みどころですが、何とか使えるようになりました。

(28㎜×28㎜の青田石)



No.987 頭の体操 その6

2017-09-02 | おもしろ印


おもしろ印 頭の体操第六弾

初級編、もう、ノーヒントでも簡単ですね。

素直に読めば読めます。

ほとんどが一文字一音、つまり仮名と同じです。ただ、少しだけ漢字をそのまま読みます。

(消しゴム印、いろいろの色のインク、はがき用紙)



No.986 頭の体操 その3(解答)

2017-09-01 | おもしろ印


おもしろ印 頭の体操 第三弾の解答

ご覧の通りです。

一発で当てられてしまいました!

慣れてきましたね。もしかすると、これからこれで通信できるかも。


さて、一応、解説しておきます。

暑い、は前回に出てきましたので、そのまま。

と、る、ツ、マ、ノ、ひらがなとカタカナもそのまま。

言う、角、蝉、の絵はそのまま読んで、手、歯、胃、蛾、井、子(ネズミ)、無、四、塔、は音として読みます。

ピースサインは、二。

川、は訓読みです。

で、
「暑い暑いと言ってはいるが いつのまにか 蝉の音は虫の音に 変わっとう!」

ということです。

9月になりました。急に気温が下がった所もあります。季節の変わり目、体調に注意して下さい。

(消しゴムと石の印、いろいろの色インク、はがき用紙、墨)