篆刻「智」二つ
昨日の書「聴海」に、似合いそうな印を探したのだけれど、どうもイメージと違っていて、やはり、予告通り、刻してしまいました。
海に「海」や「海山」では重複するし、ひらがなでは合わないし、もちろん本名四字なんて論外で、結局、名の一字。ただ、大きさとイメージの合うものがなくて、ということです。
「智」だって、いっぱい有るのにも関わらずです。
探したり、悩んだりするより、作った方が早い、ということでもあります。
甲骨文の感じで、荒々しく。ちょっと大きめの白文で。
いつもとは、ちょっと違った雰囲気の雅印ができました。これから、ちょくちょく使えそうな印です。(シメシメ!)
(30㎜角と24㎜角、古い青田石)