地に足が着いていない妙な気分です。
急転直下、転居先が決まりました。(審査はまだ通っていませんが)
先週には予想していなかったことで、狐につままれたようで、俄かには信じられない展開です。
引越し先は、以前長い間住んでいたことがある、いつか戻りたいと思っていた市。
長男も一緒に見てくれて良かった。
家を見て不動産屋さんへ戻る前に、息子と二人で食事をしました。
Mちゃん、両手を拘束されているそうです。
申し込みを終えてから、駅から家までを歩いてみました。
キョロキョロ見回しながら30分。
う~ん、遠い!
チラシには15分って書いてあったので、ちょっと誤算。
でも東南の角地なので日当たりが良くて、明るくて、気持ちが塞がなそうでいいです。
窓に障子が沢山入っているので、障子紙を通した乳白色の光が心地よい。
障子があるとカーテンを新調しなくていいし、冷暖房費も節約できそうです。
写真を撮って来るのを忘れました。
家具の配置を考えるために、部屋の寸法を測りに行かなくちゃ!
周りは古い農家と新しい建売りが混在しています。
200戸くらいのちょっと高級感がある新しい町は、まだ庭に草花もなく、整然と美しいけれど寒々しい。
そのうちガーデニングとか始まって、散歩しながら他所のお宅の庭を楽しませてもらえるようになるのでしょう。
近所には広い敷地の農家や、神社、お寺もあって、梅や桜の古木が堂々とした姿で楽しませてくれそうです。
寝室にしようかなと思う部屋の窓からは、梅も桜も見えて、秋には窓辺に隣りの柿がたわわに実りそうです。
なぜこの家なんだろう?って考えてみると、私はやっぱりこの市が好きなのかな。
こじんまりとした地方都市は住みやすいです。
歩ける圏内にゴチャゴチャした商店街もあり、ちょっとスマートな商業施設もあります。
小さな川もあり、作られた自然ではなく、生活感のある自然が嬉しい。
ほんとは、不安でいっぱいなんです。
馴染んだ土地とは言っても、環境を替えるのは不安。