~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

23日目 コッレ・ディ・ヴァル・デルザ~モンテリッジォーニ(Colle di Val d'elza~Monteriggioni) 10/21

2019年01月31日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
5時起床、6時出発。広場にある水場でペットボトルに水を入れる。
町の水場で飲めない水はありませんでしたが、一応前日ベンチでお喋りしていらしたご老人に「Posso berlo?」(飲んでも大丈夫?)と確認済みです。
ペットボトルはいつも5・600mlを2本用意していました。水がこんなにおいしいものだとは!






毎朝毎朝こんな素敵な景色を見られるなんて、怖いくらいです。








シエナの赤い土の始まり


再び石ころ道を辿り


オリーブ畑に出ました。
















あと一息!モンテリッジョーニの城壁を目指してエッチラオッチラ昇りました。登りは苦手。小さなお子さん連れに道を譲り追い抜いてもらいました。








城壁に囲まれた小さな小さな観光地でした。
10時に着いてしまったけれど見るところもあまりなかったし、宿泊地を少しずらせば良かったかな。ただの田舎の方が好き。
宿にはキッチンはありましたが、食材を買う店がありません。昼食は前日買った調理パン、即席卵スープ(日本の)、紅茶。
洗濯もせずに休養日です。
夕食は久し振りにレストランで肉料理をいただきました。私のイタリア会話の本に料理の写真が載っていたので、それを指さして似たような料理にありつきました。


でもこんな有名な観光地のレストランでも蠅がブンブン。日本ではありえない。日本の清潔さは素晴らしいです。

今日の歩き 13km

《宿情報》
☆Castello Casa per ferie Maria Assunta サンタマリア・アッサンタの休暇の家
住所 P.za Roma, 23
電話 0577304214, 3356651581, 3270655678
メール casaferiesma@yahoo.it
http://www.monteriggioniviafrancigena.it/ita/monteriggioni.htm

20ユーロ、20ベッド、キッチン、通年、資格証明書、部屋のみ、リネン5ユーロ、洗濯機。

御岳山(奥多摩)

2019年01月30日 | 
1月12日に青梅のだるま市へ行った時、孫は間近に見える山を見て「あそこに行きたい」と言っていました。
多摩川沿いの遊歩道を歩こうかとも思ったのですが、それじゃ満足しないかもしれません。そうだ!御岳山へ行こう!
孫は前日から我が家に泊まっていたので、特に急ぐこともなく、ゆっくり起きて朝食を食べました。孫が自分でスクランブルドエッグを作りたいというので作ってもらい、録画してあった「おさるのジョージ」を見、出発は11時になってしまった。



ケーブルカーを降りてうどんで昼食



リフトに乗り



遠くを眺めたり



松ぼっくりを見つけて林に投げたり



すれ違ったワンちゃんと遊んでもらったり



蝋梅がいい香り!

ビジターセンターでひとしきり遊び、少し歩いたら小動物のウンチを見つけて、それをティッシュにとってビジターセンターに逆戻り。「てん」の忘れ物というお話を聞いて「持って来て良かったねぇ」と言う孫。
孫との歩きは寄り道が多くて前進しません。
武蔵御嶽神社まで辿り着けませんでした。

22日目 サン・ジミニャーノ~コッレ・ディ・ヴァル・デルザ(San Gimignano~Colle di Val d'Elsa)10/20

2019年01月29日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
6:15サン・ジミニャーノを出発。こんな時刻でもBarは開いています。


サン・ジミニャーノの城壁を出て振り返り。






時々猟銃の発砲音が聞こえます。一人で歩いていて突然猟銃を持った男性に出会った時はちょっとびっくりしました。



せせらぎ









朝の景色はいつも美しい!

民家の庭先で休憩させていただいたら、飼い犬が吠えまくり。


この辺りで巡礼路は二手に分かれます。私たちは楽な方を選びました。
分かれ道の近くのベンチで休憩していたら、「オハヨー!」と3人組がやって来ました。
「これ知ってる?」と言われてスマホから流れた音楽はなんと吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」でした。へぇ~、これが日本を代表する歌なのかなぁ。
彼らと会うのはこの時が最後となりました。




コッレ・ディ・ヴァル・デルザに入ります。今日はここ泊まり。やっと旅の終盤が見えてきたら、日数が余っていることが判ったので短い歩きです。










イタリアではこんな物干し風景を沢山見ましたし、やりました。これはロープを滑車で動かして横にずらしながら干します。風が強いと洗濯物がロープに絡まって大変なんです。

泊まったのは古い建物が並ぶ旧市街近くの修道院でした。
この日はスタッフが一人しかおらず、何を聞いてもわからないという返事。部屋で洗濯をして庭に干しましたが、運ぶ間に水が滴ります。
「洗い桶とモップはありませんか?と」聞いても「わからない」
「廊下がビショビショになりますよ」と言っても「ノープロブレム」という返事。信じられないよ~
R子が洗濯して、すすぎが終わったものから少しずつ私が運んでは干すというのがよくやった分担です。
広い広い庭の日当たりの良い場所に物干しラックを移動し、木と木の間にもロープを張って洗濯物を干しました。
それから買い物。
旧市街にはスーパーはないらしいです。旧市街をゆっくりと見ながら、R子は小さなおみやげ物も沢山買って満足そうでした。
私はシルバーのピアスを買いました。私、ピアスの穴開けてないのに衝動買い(><) 帰国したら開けようと思ったのだけど熱が冷めてしまった。どうなりますか?(^^9


エレベーターで市街地へ降り、coopで買い物。パン、ブドウ、串カツ、ヨーグルト。




宿の近くの眺めです。

今日の歩き 12km

《宿情報》
☆Centro Tabor-San Francesco サンフランチェスコ修道院
住所 Via San Francesco 4
電話 0577 920040, 327 6799124
メール tabor@arcidiocesi.siena.it
56ベット 冬はグループのみ

東京都写真美術館 マイケル・ケンナ写真展

2019年01月26日 | 写真・カメラ
東京都写真美術館の「マイケル・ケンナ写真展」へ。
いい展覧会でした。
入場料1000円のところを65歳以上+大人の休日倶楽部パスのおかげで480円で見る事ができました。




撮影可(一部不可)、ブログなどでの使用は利用者の責任において。という事だったので、いくつか掲載させていただきます。








こういう心象風景のような作品が好きです。
白黒写真の必然性がよく分からなくて、自分の写真を白黒にする気がしなかったのですが、少し心が動きました。
私の写真をA4サイズ位に白黒プリントして額装してみたらどうなんだろうなんて。
例えばこんなの。


21日目 ガンバッシテルメ~サン・ジミニャーノ(Gambassi Terme~San Gimignano)10/19

2019年01月25日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
ブログを書くために写真を見返していたら、あまりにも素敵で、見ているだけでうっとり。
だから余計な言葉は書かずに馬鹿みたいに沢山の写真を並べます。ネットが重くなって見づらいかなと思いますがご容赦を。

7:30にアパートメントを出ました。
































今日泊まるサン・ジミニャーノの町が遠くに見えました。






アグリツーリズモの前に古い農機具が置いてありました。


長々と同じような写真ばかりでしたね。
でも私の記録と記憶のためにも (。・人・`。)
ワクワクしながら歩いて幸せでした。


ランチはR子作のサンドイッチとオレンジジュース、ゆで卵でした。どこで食べたのかなぁ。公園のブランコに座ってだったかなぁ。よく覚えていません。
12:40サン・ジミニャーノに着きました。
まず広場へ。するとどこからか「バンザーイ」と叫ぶ声。見回すと3人組がいました。駆け寄って再会を喜んでハグ!3人目は無事だったんですね。勝手に楽しんでいたのだとか。良かった。今日は私たちとは違うオステーロに泊まるそうです。
ツーリストオフィスでクレデンシャルにスタンプを押してもらい、宿の場所を聞きました。今来た道を戻った街はずれでした。


相変わらず場所がわからず、教会の前から電話しました。現在地を聞かれても私の発音が悪いせいで通じません。仕方がないので、教会の名前を一文字ずつアルファベットで伝えると、道を挟んで斜め前のドアが開きました。
オスピタレーロはフランス人の女性でした。朝食もサービスで付けてあげるよと言われました。時間まで決めたのに、朝、食堂もキッチンも真っ暗で誰もいませんでした。ま、イタリアだからそんなもの(^^) 最初からあてにはしていません。朝食も付けてあげるよという気持ちになってくれただけでも〇ですね(笑)
生乾きだった洗濯物を干して町を散策。
さすが観光地です。でも写真を撮りながら歩くのは面白かったです。孫に絵ハガキを出しました。
バルでトマトのパスタで晩ご飯。
自転車夫婦も泊まっていました。







今日の歩き 13.4km

《宿情報》
☆Foresteria del Monastero San Girolamo サン・ジローラモ
住所 S. GiminianoのVia Folgore、32、53037 S. Gimignano SI
電話 39-0577-940573
Eメールmonasterosangimignano@gmail.com

25ユーロ、32ベット、通年、朝食3ユーロ、キッチン有料、Wi-Fiなし、バスルーム、無料のタオルとシーツ付き、町から徒歩15分