~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

年の瀬の病院で

2014年12月31日 | 絵画
のんびりな年の瀬です。
特別な事は何もしないつもり。
年末は保育園の送迎もないので、久し振りに朝寝坊しています。
寝坊出来る日が待ち遠しかった。
それって幸せです。
今朝は寝坊のせいで宅急便やさんのピンポ~ンに気付かずに、夜再配達していただくことになりました。大晦日なのに、ほんとに申し訳ない!

先日、病院に展示されている絵画展を見に行きました。
救世軍清瀬病院のSAxSYNAPSE大賞 絵画作品展
病院に来院される方々に精神的な癒しと共感を感じていただき、そして作家さんに生活の場での展示の機会を提供することが趣旨のようです。
展示の数は少なかったのですが、自分の絵に迷いがある私にはとても面白かった。





この病院にはホスピス病棟があります。
ずっと以前に、短い間でしたがここのホスピスでボランティアをしていた事があります。
また、私の悲しみや不安を受け止めて癒していただいたこともありました。

建物は古いですが温かい気持ちが溢れていて、病院全体に漂う雰囲気にそれが良く表われています。


みなさま、良いお年を。

ストックホルムでワルツを

2014年12月27日 | 映画

先週の事、骨董市へ一緒に行った友人に勧められた映画「ストックホルムでワルツを」を観て来ました。
保育園へ孫を送った後、車を長男の駐車場に置かせてもらって新宿へ。
開演30分前に着いたのにすでに行列ができていて、80数席はほぼ満席でした。

スウェーデン郊外の田舎町で両親と5歳になる娘と暮らしながら、昼は電話交換手として働き、時折ジャズ・シンガーとしてステージに立つシングルマザー、モニカ・ゼタールンドが、ジャズピアニストの神様ビル・エヴァンスとの共演を実現するまでのサクセスストーリーです。


でもそこに至るまでには、人と人が織りなす美醜様々なドラマがあります。
映画はハッピーエンドでめでたしめでたしでしたが、実際にはモニカは晩年、酷い脊柱側彎症のため車椅子の生活を余儀なくされ、69才の時に自宅マンションにて発生した火災で悲劇的な死を遂げたのだそうです。
モニカの生きざまに想いを馳せるにつけ、人はいろんな矛盾を抱えながらも必死に生きて行く愛しい存在だと思いました。

スクリーンには1960年頃のファッション、インテリア、雑貨、町並み、車や電車・・・たたずまいもですが、色が素晴らしい!コクがある色合いが郷愁を誘いうっとりしました。
次々と繰り広げられる映像とジャズに包まれて素敵な時間でした。

新宿でのランチにはいつも困ります。
飲食店は沢山あるのに、入りたいと思う店がないのです。
今回は居酒屋のランチで焼きサバ定食500円。


入り口で食券を買い、お盆を持って、ご飯とみそ汁を乗せると、おかずと生卵を店員さんが乗せてくれました。
なんだか勝手がわからなくて・・・
お勤め人らしき男や女が、皆一様に黙ってお盆を胸の高さに抱えてクルクルと細い通路を動いている様は、ネジじかけのからくり人形を見るようでシュールな空間でした。

新宿へ出たついでに写真展の梯子をして帰宅しました。

自分で撮った写真をもとに

2014年12月26日 | 絵画
夏、熱海伊豆山温泉へ行った時に寄った福浦漁港の写真を見ながら描きました。
ドラマティックな雲を描きたかったのだけれど、イマイチです。
いじり過ぎてつまらなくなっていると同時に、描き足りなさも感じています。
私はどんな絵を描きたいのかな。よくわからない。
今の先生の感覚はとても気に入っているので、描いているうちに見えて来ると信じて来年もがんばろう!^^

浦和 調(つき)神社の骨董市

2014年12月25日 | 旅行・お出かけ・散歩
骨董好きの友人を誘って、浦和にある調(つき)神社の骨董市へ行って来ました。
「ツキ」を「月」 にかけて、狛犬ならぬコマウサギがいる神社として有名だとか。




車を停めたコインパーキングから神社まで、ほんの少し歩いた中山道は、いにしえの面影をほのかに残していて、こんな町で暮らしたら気持ちがいいだろうと思える良い町でした。昔からある街道筋を歩くのは面白いです。

骨董市の会場は冬日を受けて明るく開放的でした。






時の流れを秘めた品々を眺めているだけでワクワクします。
時々店主さんと言葉を交わし、友人のアンテナに引っかかった品を鑑賞しながらブラブラと歩きました。

そして我が家へ持ち帰ったのは萩焼の急須と、面白い絵付けの湯のみ。


何年か前に益子で買ったお気に入りの急須を、軽い認知症だった母が直火にかけてヒビを入れてしまったので、新しい急須が欲しかったのです。 気が小さいもので(ホントか?)友人に値段交渉して貰って少しお安くなりました。好きな物に囲まれて暮らすのは素敵です。

昼食に食べた天ぷら定食が素晴らしく美味しかった!
海老2本、きす、かぼちゃ、いんげん、なす。カウンターに座って、70過ぎと思われる親父さんが揚げたてを一つずつ目の前の皿に載せてくれます。溶いた衣が入っているのは伊万里の大鉢。白い上っ張りの下はワイシャツにネクタイ姿で、少し前かがみになりながら天ぷらを揚げるご主人の手際よさと、細やかな気配りで給仕してくださる奥様が絶妙の呼吸でした。

帰路の寄り道は荒川河川敷の秋ヶ瀬公園。


冬枯れの葦原から、姿は見えない野鳥の鳴き声が賑やかに聞こえました。

また柚子ジャムを煮ながら

2014年12月22日 | 台所
これと言って、とりたてて書くほどのこともなく平穏な日を送っています。

えっと、いつのことだったかな、しとしと雨が降った寒い日、またまた柚子ジャムを煮ました。
はす向かいに蔵のある広い敷地のお宅があります。そのお宅の門前に時々柚子が段ボールに入れられて3~4個100円で出されています。今年は遠くまで買いに行くことなく、そこの柚子で間に合いました。
全部で4㎏煮ましたから、これで来年の夏まで食べられそう *^-^*


スーパーの柚子じゃないので、汚れた所を削ってあります。
4回も煮こぼして、それから1時間煮て、果汁と砂糖を加えてさらに30分位コトコトと煮ます。
煮ている間に、ちょっとイタズラ描きをしました。


孫が描いた絵に色を付けてみました。
右側にこまごま描いてあるのは、ケーキさん、お皿さん、大根さん、ごぼうさん、コップさん、フォークさん、桃さん、葡萄さん、スプーンさん、とうふさん・・・
かわいくて。。。婆バカです(>_<) スミマセン
自分の子ども達の時に、こんな事をしたいと思っていたのです。でもその頃は気持ちにも時間にもゆとりがなくてね、今やっとしています。