~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

これからの人生は~

2015年10月24日 | 絵画
芸術の秋! 美術関係の展覧会の案内が沢山届いています。


ギャラリー喫茶「花水木」にて透明水彩画展

***

学生時代のサークルの先輩H氏が母校で催している美術展のお知らせが舞い込み、見に行ってきました。
明日から芸術祭なんですって。キャンパスでは、若者たちが活き活きと準備をしていました。
あ~、なんだか懐かしい空気!^^

H氏には若い頃ずいぶん可愛がっていただいたんです。
20才の頃、友人Rと二人で泊まり込みで工房でのバイトをさせていただき、私が離婚した直後も、短い間だったけど雇っていただきました。まだ債権者に追いかけられている時期で、小学生二人を抱えた私は、融通の利く働き方をさせてもらって本当に助かりました。
そのH氏、今はとてもビックな舞台美術家になられています。
展示を見ていると夢の世界に迷い込んだみたいです。発想の豊かさ、柔軟さにワクワクしたりドキドキしたりビックリしたり。作品にH氏のおおらかな人柄が滲み出ていました。

九州旅行でも思いましたが、ここでもまた、私は恵まれた環境の中で過ごして来たのだなと思いました。でもその環境を生かし切れていない。しょうがない。能力の限界…頭悪いんだなぁ(^^;
離婚後は仕事をして生活を支えるので精一杯でしたし。零細企業主の哀しさで、仕事がなければないで、時間はあっても不安でなかなか遊べません。いつ休みが取れるかもわからないから計画もたてられませんし。自分を豊かにする事に時間を割けなかった。

だから、これからの人生は学ぶための時間にしたい。

旅の買いもの

2015年10月22日 | 買い物

別府のお風呂がとても良かったので、入浴剤、石鹸が多いです。
それと久住のガンジー牧場で買ったいろいろ。
孫用のお菓子などが入っている器は一閑張りというのだそうです。竹カゴに手すき和紙をはり重ね柿渋を塗ってあります。別府竹細工は有名なので、記念に何か欲しかったの。光が透けるととてもいい感じで気に入っています。




見るとつい買ってしまうのだけど、食器棚がもう一杯!ろくにお料理しないのにね。そろそろ増やすのやめなくては。
小鹿田の窯元で買ったから、かなりお安くなっています。3個合わせて2500円。値段を書くのはためらわれるのですが、自分のための備忘録です。


日田杉の下駄 1000円。
玄関のツッカケがくたびれているので、これは買って良かった! 素足で履くと足の裏が気持ち良いです。

九州旅行最終日

2015年10月21日 | 旅行・お出かけ・散歩
さて、旅行最終日(10月19日)は
日田のホテル → 小石原の窯元めぐり → 小京都 秋月散策 → ジャズカフェ → 朝倉(ルーツ探し) → 福岡空港


小石原をまだまだ見たりなくて再訪。


前日車を停めさせていただいた窯元さんにあったパン皿が気になって・・・買ってしまいました。
奥様がカプチーノを淹れてくださり、私が拙い質問をするものだから いろいろ教えてくださって、旦那さんが工房で釉薬を掛けたり、飛びかんなを掛ける所を写真に撮らせてくださいました。
ちょうどラジオから由紀さおりの曲が流れていました。その曲が流行っていた時代の深夜放送の話しなんかを交わしながら撮りました。
お店に風変りなデザインの大皿があったので、「変ってますね。こんなの初めて見ました。面白い」と言ったら
「この前の大雨の日に停電になってね、その時うちの旦那がやる事ないから遊んで作ったの」って。
ご夫婦でこうやって過ごせるのはいいなぁって思いました。


小京都 秋月(あきづき)を歩きました。


旅行前にあれこれ調べている時に確かこの近くにジャズカフェがあったな、と思い出して調べて行ってみました。
またまたパラゴンがある茶房「古処」




おばあちゃんがルイ・アームストロングをかけてくれました。
東京から来てこれから帰るんだと、空港までの時間を気にしてお話ししました。
駐車場から出ようとしていると車を追いかけて来る人影。あれ?忘れ物かなと思って振り返ると、売り物のクッキーをいかにも無造作な仕草で私の手に持たせてくださいました。

福岡県朝倉郡夜須村大字砥上 これが私の住んだ事がない生まれた時の本籍地。
ナビに入れたら砥上神社に案内してくれました。
福岡は私にとって空気がまろやかに感じます。



父方の祖父が幼い頃に遊んだだろう土地です。子ども時代の爺ちゃんに会っているような気分。ずっと胸がキュンとしていました。
この数年、爺ちゃんの事を、尊敬できるスゴイ人だったんだと思うようになりました。もっと話したかったな。いろいろ教えてほしかったな。
誰かに出会ったら声を掛けようと思っていたのに、誰ともすれ違いませんでした。残念!
多分もう死ぬまで行かない土地。
でも私が死んだら、ここの役場に少しだけお世話になるんだな。

時間を気にしながら福岡空港に向かいました。
ナビの予測では時間は充分だけど、渋滞でもしたいたら1時間なんてすぐ経ってしまいます。前夜、ホテルのお風呂で喋った方が、大宰府辺りが滅茶混みだったと仰っていたからちょっと怖い。
そして、やっぱりやった!
ナビの指示通りに曲がり損ねること2回!Uターンして戻るゆとりなんてありません。間違える度に到着予想時刻が遅くなります。手に汗握り、「ドンマイ、大丈夫、ドンマイ、大丈夫」と呟きながらの運転。
空港の一番近くのスタンドでガソリンを入れました。大きな交差点にあるスタンドです。大型ダンプがぎっしり入って給油しています。
さて、どうやって空港方面へ出て行ったら良いのやら。セルフのスタンドだったので、店員さんを探しに事務所を覗いたけれど空っぽ。そこで近くのダンプの運転手さんに尋ねてました。教えられた通りにスタンド内を移動。すると大型ダンプが私に向かってバックして来るではないですか!(@_@) 車を停めて、また違う運転手さんに聞いていると店員さんとさっき尋ねた運転手さんもやって来ました。
「お騒がせしてます」って言ったら、「なんだレンタカーか」って笑っていました。
やっと出口に。は~っ(溜息)
空港前も複雑で訳わかんない・・・間違えそうだし・・・
返却時刻20分前にレンタカー屋さんに到着。
あ~緊張した~! 大汗掻きました (;^ω^)

小石原から 再び小鹿田へ

2015年10月18日 | 旅行・お出かけ・散歩
今日は、朝倉の神社のお祭りの撮影と、焼きものの里の小石原(こいしわら)と小鹿田(おんた)を巡り、大忙しでした。

お祭りは下調べ不足で写真になりませんでした。でも今日も人との触れ合いが心に残りました。

夜明(よあけ)と言う名の町からまた山に分け入り、小石原へ。


広い範囲に50軒の窯元が点在しています。小鹿田焼は小石原焼から分かれた窯だそうだけど、似ているようで、私には凄く違って見えました。個人的には小鹿田焼が好きです。





ランチはここで。



飛びカンナの皿にオムライスがベストマッチ!
デザートに添えられた柿の葉とミズヒキもお洒落でした。





ボリューム凄くて食べきれなかった分は包んで戴いて、ホテルの自室で晩ご飯に f^_^;)
ちゃんと保冷剤も入れておいて下さいました。
シェフは、せっかくのお料理を全部食べて欲しかったんですね。

再び小鹿田へ行って、3点お買い物。



明日は帰る日。夜のフライトまでノープランです。
何処へ行こうかなあ。

憧れの地 小鹿田へ

2015年10月18日 | 旅行・お出かけ・散歩
久住高原の宿を出て、朝靄の山並みにうっとり…



牧場に寄ってお土産を買い込んでから山を下りました。

高速道路は使わずに一般道を走り、途中でお弁当を買って川沿いの休憩所でランチタイム。



左の、なんだと思いますか?



甘辛く煮たコンニャクに酢飯を詰めてあるんです。大葉とワサビが入っていました。おいしかったです。
ちなみに昨日のランチはハンバーガー(o^^o)



今日の目的地は焼きものの里、小鹿田(おんた)です。
その前にちょっと寄り道。
廃校を利用したカフェ&食堂&宿。宿探しの時に問い合わせたのですが、あいにくお一人様の宿泊は受けていなくて残念だったのです。





校庭の金木犀がとてもいい香り!
ここで珈琲タイムです。
土地のおばちゃんお二人が、美味しい珈琲に、今揚げた所だからと、サツマイモと玉ねぎのかき揚げを添えてもてなして下さいました。

ホントにこの道でいいの?と心細くなる山道を辿って小鹿田焼の里へ。



とうとうやって来た憧れの地は、陶土を砕く槌の音と水音だけが響いていました。










10軒の窯元を見て巡りました。
どれもこれも素敵な器で楽しい!楽しい!(o^^o)
何か買って帰りたいけど迷います。
この地には2泊するので、もう一度行こうと思います。