~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

姨捨の棚田

2019年05月30日 | 旅行・お出かけ・散歩
今日見た美しい景色です。

その前に昨夜の姨捨駅風景を。






今日、汗をかきかき棚田の中を散策。暑かったけど、風が気持ち良かった。











PAで一眠りしてから高原へ。




わぁ、清々しい!
道の両脇に山吹が花盛り。胸が踊ります。
今日の宿のロビーでは暖炉が燃えています。

杏の里板画館

2019年05月29日 | 旅行・お出かけ・散歩
ただいま旅行中。
今日行ったところがとても素敵だったので、早くブログに載せたくて、写真で駆け足でご紹介します。




長野県千曲市にある杏の里板画館です。


玄関








素敵!ワクワクします。


入館料300円なのに、こんなおもてなし!








座布団もステキ!
下の写真は裂織りです。




お庭もいいなあ!

ご主人が版画家さんなんだそうです。


明日もまた行っちゃおうかな(^^)

34日目 ヴィテルボ~ヴェトラッラ(Viterbo~Vetralla)11/1

2019年05月23日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
ヴィテルボで目覚めると、すでに起きていたR子が「今日はもう電車でローマへ行こう」と言います。
R子は巡礼に辟易していたのです。
清潔好きで虫大嫌いで敏感肌なR子は、ザックの中で化粧水がこぼれて化粧水を失い、肌に優しい化粧水を買いたくても言葉が通じず、大雨でザックの中はびしょ濡れ、停電騒ぎの宿で就寝中に虫に刺され、追い求めていたTitoの幻にもなかなか出会えず、不潔な宿、ネットが繋がらない宿に、歩き続ける気持ちをなくしていました。

私は思いがけない提案にびっくり!
えっ!?歩くの終わり?
そんな風に言われても私は急に気持ちを切り替えられません。
ローマに行って、それから余った時間をどうするの?
いろいろ話すうちにバーリに泊まってアルベルベッロへ行こうという事になりました。

8時になるのを待ってローマの巡礼宿に予約の電話を掛けました。
2年前にTitoと泊まった巡礼宿に泊まることがR子のたっての願い。
「今どこからかけていますか?」
「ヴィテルボです」
「ここは歩いて来た人しか受け入れません。ローマには泊まるところは沢山ありますよ。」
という冷たい言葉で電話は切れました
ガ~ン! やっと二人の意見をすり合わせたのに、アルベロベッロ行きは水泡と帰しました。

次の町ヴェトラッラの巡礼宿は予約済みなので、取り合えずそこまでは行こうという事になり、Viterbo porta Romana駅からVetorallaまで電車に乗りました。
電車内でブラジル女性とイタリア男性と4人で立ち話し。
ブラジル女性はひいおじいちゃんが日本からの移民で日系4世。イタリア男性は娘さんが大阪に嫁がれていて来日経験3回。少し日本語を話されます。

ヴェトラッラの駅から2kmの巡礼宿は清潔でとても感じの良い宿でした。巡礼路上にありオススメです。


翌日はバスを乗り継いでローマの一つ手前のラ・ストルタまで移動することとして、若いシスターに次の宿の予約をお願いしました。
私のスマホが繋がりにくかったり、お願いした宿に断られたり。そんな中シスターはとても親身に対応してくださいました。修道院の薄暗くて長い廊下を走ってガイドブックを取りに行ってくださった後ろ姿は、映画のワンシーンのように私の脳裏に焼き付いています。

雨のために洗濯は諦め、翌朝に乗るバス停を探しに行きました。
墓地の前の花屋の女性、墓地を訪れていた足の悪い老婦人、雑貨屋の店員、大きな楽器ケースを抱えた女性、反対方向のバス停らしい場所に立っていた男性。大勢の方に助けられました。
辿り着いたバス停です。わかりづらい!時刻表もありません。


バス停前の店の中国男性と翻訳機で会話。バスの朝のタイムスケジュールを教えていただきました。

夕食は牧師さんと3人で。フランス語しか話さない牧師さんと会話が出来ずにシーンとした夕食。
ラザニア、パスタスープ、ポテト、チキンのスープ煮、青菜ソテー。チキンがホロホロやわらかくてとても美味しかった。

寒くて暖房をお願いしに行ったら、さっきの若いシスターがストーブを抱いて部屋まで持って来てくださった。感激!

《宿情報》
☆Monastero Regina Pacis レジーナパシス修道院
住所: Via del Giardino、4 - Vetralla
電話: 0761 481519
メール: welcoming@casareginapacis.com
ウェブサイト: www.casareginapacis.com
バスルーム付き個室 清潔、朝夕付き€25

33日目 モンテフィアスコーネ~ヴィテルボ(Montefiascone~Viterbo)10/31

2019年05月21日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
6:45出発。








イタリアの友人Titoオススメのカッシア街道を歩きました。寒かった。


















お昼過ぎにはヴィテルボに到着。巡礼宿を探す。巡礼路からだいぶ離れたところにありました。

 

部屋に通されると屑籠はごみが溢れんばかり。楊枝をくわえたオスピタレーロが足で屑籠を処理、明らかに掃除はされていません。
雨が降りそうだったので洗濯物を室内に干して外出しました。

R子は2年前にヴィテルボからローマまでを歩いた経験があります。なので私のプランはここで終了。あとはR子の担当です。
彼女は2年前にヴィテルボの駅で友人Titoと待ち合わせたので、その駅に行きたいと言う事でヴィテルボ・ポルタ・フィオレンティナ駅まで歩きました。ところがここじゃない、なんだか違うと言うのです。
地図を見るとヴィテルボと付く駅名がもう一つあります。どうしてもそちらへも行きたいという事でヴィテルボ・ポルタ・ロマーナ駅まで歩きました。ここもなんだか違うけれども、多分こちらだろうと納得。
ヴィテルボの旧市街でピザを食べました。


疲れて、旧市街を散策の余裕なし。

今日の歩き 17.8km

《宿情報》
☆Convento Cappuccini カッパチン修道院
住所Via San Crispino, 6
電話3475900953
メールedybertolo@libero.it
巡礼者30ベット、簡易キッチン付きのシングルまたはダブルルーム
得ていた情報とだいぶ違っていた

体調不良で考えること

2019年05月21日 | 健康
GW後半から体調がすぐれませんでした。風邪の症状、腰痛、倦怠感。
ひたすら寝た寝た!
歳か?怠け病か?とも思ったけれど、熱も出たからまぁ風邪だったのでしょう。

「随分長引いてるね。症状軽くても肺炎とかあるよ。大丈夫?」と友だちに言われて病院へ。普段健康には無頓着だけど、そんな風に言われるとちょっと気になる、結構小心者。

もう充分生きて来て役目も終えたし、面白くて幸せな人生だったから、もしどこかが悪くなっても自然に人生を終えればいいなんて思っていたけれど、ちょっと具合が悪いといろいろ考える。病気が軽く済むのならそれに越したことはない。で、人間ドックの予約を取ってしまった。
ついでに脳神経外科の検診予約も。
脳のクリッピング術を受けて4年。術後1年の検診を受けた時、主治医に「3年後と言ったら誰も来なくなるからまた来年診せてください」と言われたので、間が空いてしまいました。

歳だ歳だと思うと余計老け込む。年齢は忘れていた方がいい。と言うけれど、
残り時間が少ないと思うからこそ、一刻一刻を悔いなく生きたいと思います。
あと何年運転出来るだろうか?
運転出来るうちに車での旅を沢山したい!
運転ができなくなった時、電車バスを使ってフラッと旅できるお気に入りの場所を見つけておきたい。

そうそう、絵を描くという趣味は、体の自由がかなり利かなくなっても出来るいい趣味だと思っていたけれど、認知症になったら描けないそうだ。
そうなんだね。かなしいね。