残りの人生

今日は友人の一周忌。
彼女の葬儀以来連絡をとっていなかった共通の友人に電話した。
子どもを通して知り合い、同じ時代に悩みながら子育てをした仲間。
喋りながら、お互い年をとったなぁと感じた。

先日、以前住んでいた家に入った時の、タイムスリップしたような感覚が忘れられず、
家を買った時の書類を出して眺めた。
買ったのはついこの間のような気がしていたのに、平成５年の事だったんだ～
見間違いじゃないかと思って何度も見て、何度も計算した。
なんと１７年も前の事だと気付いて驚いている。
１７年前、私は４１歳。
１７年後、７５歳。
あっと言う間だな。
再婚した夫が亡くなって８年。
この８年間、私はものすごーくぼんやりと生きてきた。
そろそろこれからの人生を真剣に考えなくては、残り時間はそんなにないな。
ぼんやり過ごしたいならそれでもいいけど、気がついたら動けなくなっていたというのはまずいよね。

近所づきあい

嫁のＭちゃんは戸建てに住むことに憧れている。
「戸建は暑いし、寒いし、ご近所づきあいに気を遣うよ」と話してみた。

私の家は、昔の建売住宅が私道をはさんで50軒あつまっている中にある。
良い人も多いが、困ったチャンもいる。
角の奥さんとお向かいのおじさんは犬猿の仲。朝から道路に出て大声で喧嘩する。
夫婦喧嘩かと思って、2階の窓からそ～っと覗いてみたら、ご近所さん同士で驚いたことがある。
角の奥さんは町会のみんなからは敬遠されてる。
けれど彼女は私を気に入ってるみたいでとても人懐こい。
私が一人住まいで炊事をあまりやらない事を知って、夕飯にと時々ご飯とおかずが載ったワンプレートを届けてくれる。
きっと「おいしい」と言って食べてもらえばそれで満足なんだろうな。
ありがたい、ありがたい！　私はからのお皿に、野菜などの食材を載せて返す。
ありがたいけど、ちょっとうっとうしい。

前の入居者さんは、契約更新の時期じゃないのに近所に引っ越してしまった。
くじ引きで自治会会長を当ててしまって、結構大変だったのだそうだ。
角の奥さんは言っていた。
「前にいた人の奥さんね、若くて可愛い人だったのよ～♪　段々になったスカートなんかはいて～♪　私、いろいろおかず作って持って行ってあげたの」
って。
そんな人間関係に嫌気がさしたのかもしれない...あそこは長屋みたいなもんだからね。

今日、角の奥さんから電話があった。
めったにかかって来ないのになんだろうって思った。
新しい入居者がどんな人か探りを入れてるみたい。
不動産屋さんに任せきりで、直接お目にかかっていないので、年齢もわからない。
角の奥さん、「新しい人とも仲良くするからね～」って言ってたけど、
うちの家を借りてくれてる人に、あまりしつこくしないでね。
長く住んでほしいからね。

プチ贅沢

肩がバリバリ！
なんとかしたくてスーパー銭湯へ行って来ました。
長湯が出来ない性質で、肩だけはずして湯船に浸けたかった。
お湯が流れる石の腰掛にボケーっと座っているのは心地良い。
お風呂上りはボディケア４０分コース。
自分に１年間ご苦労様って、プチ贅沢させてあげた。
肩こりはだいぶ楽になったけど、それでもまだ辛くて湿布薬を貼っています。

思い出深い家

私は一人暮らし。　
朝は目覚ましのアラームは使いません。
自然に目が覚めるまで寝ています。
目覚めたとき、「あぁ、今日も一日が始まる・・・」と　とても重い嫌な気分になります。
鬱気質あり。

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狭い庭付きの３ＬＤＫの２階家、小さな小さなお家です。
次男が大学受験の頃に、ボロ家を買って自分の好きなよ～に増改築をしました。
最初で最後の持ち家、お金は掛けられなかったけれど、想いが深い家です。
次男と９年間そこに住みました。
そして今は貸家にしています。

前の入居者が10月下旬に退去されました。
先日、地デジの工事のため、リフォームが終わったその家に入りました。
久し振りに中に入って、それぞれの部屋、収納、水廻り・・・トントントンと階段を昇って行くその感覚まで、何もかも懐かしかった。
今日は、新しい入居者の引越しの日です。

クリスマスにお墓参り

忘れ物をとりに長男宅へ。
モスバーガーをテイクアウトしてＭちゃんと一緒にランチしようと思い、
「何が好き？」とメールすると
「サウザン野菜バーガーです！」と返信がありました。
10分後またメールがあり
「おかあさん、お願いがあるんですけど。
Taka（長男）が帰って来たんです。Takaの分もお願いしていいですか？」
Ｍちゃんの、甘え上手で率直なところが好きです。

帰りに亡夫のお墓の掃除に行こうと思っていました。
今夜はイブ。ランチをしたらおいとま。お邪魔虫は退散～！　の予定でした。

ところがＭちゃんが「私もお母さんと一緒にお墓参りしたい」と言い出して・・・
偶然にもＭちゃんのお父さんは夫と同じ霊園に眠っていらっしゃるのです。
結局、夜勤明けで眠そうな長男を置いて、magoを連れてＭちゃんとお墓のはしご。

クリスマスディナーは遠慮して帰って来ました。
ちょっと予定が狂ってしまったけどいい日でした。