~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

地震の日

2011年03月15日 | 地震
1週間ぶりののブログです。
地震の日は横浜にいました。
藤沢での古書展に行っている彼と合流する予定でした。

運転していると「東北地方で地震が発生しました。車を停めて~~~落ち着いて行動してください」と繰り返し緊急放送が。
そして車がふわふわした感じに。
道路にいる人達がみな上を見上げています。
街路樹も電線も、多分ビルも、大きく揺れていました。
そのまま区役所へ行き、用事を済ませている間にも大きな余震が続きました。

メールすると、彼は停車中の電車の中にいました。
いつ運転再開するかもわからないので、私はとりあえず横浜の家へ帰宅。
水もガスも電気もOK。
でも海の傍の工場の煙突から真っ黒な煙が上がっていて心配でした。

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引越し後の掃除をしていると、彼から電話。
線路に降ろされて、踏切から一般道へ出て、横浜へ向かってかなり歩いたと。
大きな目印を聞き、迎えに行く事に。
家の周りは普段と変わらない様子だったのに、鎌倉街道に入ると信号が全て止まって大渋滞。
日が暮れると、真っ暗な町が不気味でした。
ガソリンスタンドもコンビニも飲食店もみんな閉まっていました。

指定されたハードオフに着くと、店は閉まっていました。
困ったなと思いながら、とりあえずトイレを借りようとコンビニへ向かっているとまた電話。
連れと4人で近くのファミリーレストランにいました。
その周辺だけは停電になっていなかったのです。
ハンバーグ定食をご馳走になり、彼の友人達を、鎌倉と並木へ送り、11時前には帰宅できました。

あとから考えると、メールや電話があんなにタイミングよく繋がるなんてとってもラッキーな事だったんですね。

何もかもを失った、或いはかけがえのない人を失った被災者の方々にはかける言葉もありません。
少しでも傷が浅い事を、そして立ち直られる事を祈らずにはいられません。


お金なんてなくたって

2011年03月07日 | 家族
雪の中、長男が来てくれました。
1階に置いたけど、やっぱり気が変わって2階で使いたくなった家具を2階に上げてもらい、壊れた箪笥の引き出しを修理してもらい、その他いろいろ・・・

Mちゃんが体調を大きく崩してから、自営業をしながら妻と子を守るために必死でやってきた息子は、さすがに相当疲れている様子。
その息子がボソリと言いました。
「お金は大事だけど、沢山ほしいけど、その一方でお金なんてなくてもいいと思う自分がいるんだよ」と。
そうだよね。

やっちまったよ

2011年03月06日 | 引越し
あー、やっちまった。
車をこすった!
庭に駐車していて戸袋を引っ掛けた!
車は傷ついたけど、戸袋壊れなくて良かった。
5年前、横浜へ引っ越した時は、引越し当日に市営バスと接触してしまった。
あれに比べりゃなんでもない。
でもため息。

取り寄せを依頼していた電話の子機を取りにコジマデンキへ行ってきた。
ついでに店内を探索。
テレビって高い!
台所用だけ買って、リビング用は横浜から運んで来ちゃおうかな。

引越しを検証する

2011年03月06日 | 引越し
3月1日に引越しました。
右往左往して、昨夜やっとネットが繋がりました。

引越しを決意してまだ1ヶ月経っていません。
相変わらずこれで良かったのかと自問自答しています。

長い目で大局に立てば、これで良かった!
横浜を出て、住み慣れた地方に戻ったことで、心が随分外を向いていると感じます。
散歩に行って、たまたま出会った方と言葉を交そうと思う・・・たったそれだけの事に自分の変化を感じます。
以前習っていた水彩画教室へまた行きたい。

息子の家まで車で15分。
これも良かった。
息子夫婦との関係作りはまだまだ始まったばかりで、私はどんな風に彼らをサポートすればよいのか判らないけれど、
息子夫婦と孫が、なんでもない平凡な生活が送れるように愛情をもって関わりたいと思います。

問題は私一人が住むこの家かなあ?
玄関を入ると左に8畳和室(窓に障子が沢山はまっている雰囲気のある和室です)
ここ、孫のプレイルームにと思うけど、障子多すぎ~!絶対桟をこわすよね。 障子をはずしてカーテンにする?
私、障子が気に入っているのにな。
玄関の右がダイニング。高機能はオープンレンジを買ってしまった。
お菓子やパンやピザを焼いてみたいな♪

2階には3部屋。
南が仕事部屋。真ん中がこじんまりとした寝室。北の部屋は和洋折衷で部屋の1/4くらいは板の間で、天井は斜めに傾斜していて、お洒落!
実は、この部屋は「白洲正子邸」のような遊びをしたいという彼のためにとってあります。
和風モダンな家具を選んで二人で楽しめたらと夢見ています。

でも、その肝心の彼とどうなるのか、どうしたいのかわかりません。
彼は困窮生活を送っていて、我が家までの往復の交通費も懸念材料に入る始末。
来てくれるのだから交通費くらい出してもいいけど、それなら私が行った時も交通費を貰いたい。
今までの恋愛経験から、相手とは50-50でいたいのです。
これは交通費だけのことにとどまらないから。

けれども私は彼を手放したくありません。
私は彼に支えられています。
私の精神を引っ張り上げてくれています。
心萎えないで、背筋を伸ばしていられるのは、彼の存在のお蔭です。

私は、私にとって大きなこの家に住む必然を見出せずにいます。