瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

歌え!!アニソン!!~赤毛のアン~

2007年03月13日 20時56分53秒 | アニソン
――しかしアン、『黒毛』だったら和牛のブランド名みたいで、タイトルとして今一だったと思うぞ。





…ルルルパァ~~ラァ~~♪ラァ~~~♪

タララ♪パァ~~ラァ~~~…ララ♪ララァ~ラララァ~~~♪…ルルルル…♪

聞えるぅ…かしらぁ…♪(ルルルルル~~…♪)

蹄のぉ♪ おぉ…とぉ…♪

ヴォヴォッヴォ♪ヴォヴォッヴォ♪ヴォヴォッヴォ♪

ルルルルルルルルルルルルゥ~~~…♪――ヴォッヴォヴォ♪…ルルルゥ~~…♪

緩やぁ…かな丘を縫ぅって…♪

駆けて来る馬車ぁ…♪

…ルルルルルルルルルルルル…ワァァァァ~~~~~♪

迎えに来るの♪ 迎えに…♪ 来るのねぇーーーー…♪

誰かが…♪ 私ぃを♪ 連れ…て行くぅ~のぉねぇーーーーーー…♪

しぃろぉい~♪ 花のみぃちぃへぇーーーー…♪

かぁぜぇのぉ♪ ふるぅ…さぁとぉ…へぇーーーーーー…♪

連ぅ・れぇ・てぇ・行くぅのねぇ…♪

タララタァ~~ラァ~~ラァ~~ララァ♪

連ぅれてぇ…♪ 行ぅくのぉ…ねぇ……♪

…ルルルパァ~~ラァ~~♪ラァ~~~♪

タララ♪パァ~~ラァ~~~…ララ♪ララァ~ラララァ~~~♪…ルルルル…♪

パァ~~ラァ~~~…パァ~ラァ~~…パァ~ラァ~…パァ~~~~~~~…♪




1979年1/7~12/30迄、フジ系『世界名作劇場』枠で放送されたTVアニメ。
制作は日本アニメーション。
原作は言わずと知れたルーシー・モード・モンゴメリ女史作の小説。


OPタイトルは『きこえるかしら』、作詩は岸田衿子氏、作&編曲は三善晃氏、歌ってるのは大和田りつこ氏。
世に名アニメソング多かれど、これを越える物は簡単に見付からんのでは!?
と思わず叫びたくなる程、稀代の名曲です。
音楽に合せて展開されるアニメ映像がまた素晴しい。
アンが道を馬車で駆け抜ける間に移ろう四季の表現は、アニメOP史に残したいクオリティで御座いますよ。


ヤフー動画で1話だけですが、07年4/30迄無料で視聴出来ます。(→http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00189/v00443/)
観てない方いらっしゃいましたら、この機会に是非!
もしも今迄日本のTVアニメを観た事無い方に、何か1つだけ作品薦めろと言われたら、私はこの作品を挙げるなぁ。
趣味だけで選ぶなら他作品挙げるけど(笑)、「国内TVアニメを代表する名作」って事なら、私は『赤毛のアン』を薦めたい。


舞台はカナダのプリンスエドワード島――

19世紀の終り頃、年老いた兄妹『マシュウ』と『マリラ』は、野良仕事の助けとなる男の子を孤児院から引取ろうとする。

しかし手違いから、孤児院から送られて来たのは、『アン』と言う名前の赤毛の少女だった。

最初駅で出迎えたマシュウは、自身が女性恐怖症という事から慄き、弱り果てるばかりだったが、『アン』のあまりの想像性豊かなお喋りに、すっかり魅了されてしまう。

一方マリラも、次第に『アン』のユニークさを気に入り、彼女の生い立ちに同情もした事から、家に置く事を決意するのだった――


……いや~~、久し振りに観て聴いて笑っちゃったんだけど…確かに凄いよ、アンの想像力。(笑)

『喜びの白い道』か……コーラ飲んでる時言われたら、絶対咽る自信が有るな、うん。(笑)
まぁ自分も常々人様から「あなたの話は面白くしようとして、大袈裟な表現し過ぎです」なんて言われてるんで、あまり偉そうな事は言えないけど。(苦笑)


「私、気に入らない名前は、自分の気に入る名前に変えて、心の中でそう呼ぶようしてるの!」


………気持ちはよく解るが、最初に名前付けた人の立つ瀬無くなるな。(大笑)


「あの…此処に居る間だけで良いから、私の名前は『コーデリア』と呼んで下さいませんか!?」
「『コーデリア』って…それがあんたの本名なの?」
「…本名は『アン』です…けど、この名前美しくないんですもの!――小母さんも『アン』なんて、つまらない嫌な名前だと思うでしょう!?」
「いいえ!『アン』は短くて呼び易い、良い名前だと思います!」


…台詞はうろ覚えですが、こんな感じの会話でなかったかなと。

『マリラ』と言うツッコミキャラが居てくれて助かったなと思う。(笑)
居なかったら世界バランスは崩れてたでしょうよ。
マシュウとアンだけじゃ、ボケボケになっちまうもんね。(笑)
「誰かそろそろ止めてやれ」って所で、マリラが絶妙に突っ込んでくれるから、視聴者は付いて来れたんじゃないかなぁと。(笑)





ポロロロポロロロポロロロポロロロポロロロポロロロポロロロロン♪
     …ウ~~~~ウ~~~~ウ~~~~ウ~~~~……♪

ポロロロポロロロポロロロポロロロポロロロポロロロポロロロロン♪(キラリラン♪)

ポロロロポロロロポロロロポロロロン♪ポロロロポロロロポロロロポロロロン♪ポロロロポロロロポロロロポロロロン♪ポロロロロロロロン……♪

走っても♪ 走っても…♪

終らない♪ 花の波…♪

湖は遠く…♪

燃える雲は♪ も…っと遠くぅーーーーーー……♪


――ジャジャンジャーンジャージャ♪

――ジャジャンジャーンジャージャ♪

――ジャジャーンジャジャジャーン♪

――ジャジャーンジャジャジャーン♪

――ジャジャーンジャジャジャーン♪

――ジャジャーンジャジャジャーン♪

――ジャジャーンジャジャジャンッ♪ジャジャンッ♪ジャジャンッ♪ジャジャンッ♪ジャジャジャーーーーー……パァーーーーーー……ン♪


花の中で1日は…♪ 終るぅーーーーー……♪

覚めなぁ…いーーー…♪

夢みた…いにぃーーーーー……♪

覚めなぁ…いーーーーー♪

夢みたいにぃーーーーーーー……♪

…ポロロロポロロロポロロロ…ポポロン……♪





EDタイトルは『さめない夢』、OP同様、作詩は岸田衿子氏、作&編曲は三善晃氏、歌ってるのは大和田りつこ氏。

基本EDは紹介予定に入ってないのですが…特にこのEDについては、映像的には全く動かず、その点で語るなら、面白味は0なのですが。(笑)
オープニング以上に名曲だったもので、つい!!(中間のオーケストラ部分が特に素晴しいかと…これははっきり言って、言葉に出来ない)(照笑)
…これだけ名曲だと、逆に動きの有る映像付けなくて正解だった気がします。
動いても曲と歌に酔ってて、皆注目してないよ、多分。(笑)
ミュシャタッチのアール・ヌーボー調枠絵が、却って作風を上手く表現してる様感じますです。


演出は『火垂るの墓』、『おもひでぽろぽろ』等の監督として有名な高畑勲氏。
場面設定&画面構成を担当したのは、『ナウシカ』、『ラピュタ』で有名な宮崎駿氏。(但し前半のみ…後半は『カリオストロ』制作に回る為、降板してしまったらしく)
キャラクターデザイン&総作画監督は(故)近藤喜文氏…『耳をすませば』の映画監督として一般には有名ですが、日本TVアニメの歴史に名を残す、稀代のアニメーターさんなのです。
アニメーター志してて、近藤氏の名前を知らん方は、恐らく居ない程の実力者でした。
観客に感情移入させる絵を描ける方でねぇ…御存命でしたなら、ジブリは今頃この方中心で回ってた気がするな~。


この作品の何が凄いって…1年間のみの放送なのに、キャラがちゃんと原作通りに、段々年取ってった事。
普通TVアニメのキャラは「成長しない」のですよ。
「設定」新たに起す手間を嫌って。(笑)
主人公だけでなく、周囲のキャラも全て、描起こさないといけないんですから…『名作アニメ』という事で、制作費大目にTV局から貰ってたとしても…凄い拘りだよなぁと感心してしまう。


凄いと言えば…短い原作を1年放送してたっつうのに、「アニメオリジナルエピソードは2話のみ」だったっつうのも凄い。(原作者の他作品から採った話も在るそうですが)
アニメの制作者って、クリエイターとしての意地から、自分のカラーに作品を変えたくなるもんじゃないかとね。(笑)
敢えてそれを「しない」と言うのも偉い。(しかしよく1年間もったもんだ)

…別に「変えない」事を褒めてる訳じゃなく(焦笑)…「原作世界をなるたけ再現したい」っつう意地もまた、プロらしい姿勢だよなぁと。




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&日本アニメーション公式サイト。




…アニソン話が予定より遅れてるんで、ハウステンボス話は来週からとさせて頂きます~。
コメント (5)
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