瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~ドラえもん~

2008年09月20日 20時32分47秒 | アニソン
――こんな不思議なポケットが欲しい♪




ティロリロリロティロリロリロティロリロリロティロリロ♪
――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪

ティロリロリロティロリロリロティロリロリロティロリリ♪
――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪

ポポポ・ポポポ・ポポポ・ポポポ♪
ポポポ・ポポポ・ポポポ・ポポポ♪

ティリリリリリリリリリリリリン♪

――ドンッ♪ドンッ♪――ボボッボ♪

こんなこっと良いなっ♪ 出っ来たっら良いなっ♪

あんなゆぅめ・こんなゆぅめっ♪ いっっぱい有るぅ…けどぉ~~♪

みんなみんなみぃんなっ♪ かっなえってくっれるっ♪

不っ思議ぃなポッケでかっなえってくぅ~れぇ~るぅ~~~♪

そぉ~らぁ~を自由にっ♪ 飛ぉびたいなぁ♪

「ハイ!――タケコプター!!」

アン♪ アン♪ アン♪

とっ…てぇ~もだぁい好っき♪

ド~ラえ~~…もん~~~♪

――ルゥ~ルルゥ~ルルゥ~ル♪


アン♪ アン♪ アン♪

とっ…てぇ~もだぁい好っき♪

ド~ラえ~~…もん~~~♪

――ルゥ~ルルゥ~ルルゥ~ル♪

ププップ♪ププププップププゥ~プ♪
ププププップププゥ~プ♪

チャンッ♪ チャンッ♪ チャ~ララン♪
チャンッ♪ チャンッ♪ チャ~ララランッ♪

――チャーーーーーン…♪




1979年4/2~現在までTV朝日系で放映、シンエイ動画の名としては初制作品らしい。
原作は藤子・F・不二雄(藤本弘氏)で、作者本人曰く「のび太は子供の頃の自分がモデル」だそう。
原作漫画版の連載は1969年~小学館発行学年誌上にて開始、以降小○館のドル箱的存在となった訳で。
挙げたOPのタイトルは『ドラえもんのうた』、作詞は楠部工氏、補作詞はばばすすむ氏、作曲は菊池俊輔氏。
歌手は何人も居るが、最も長く歌ってた事から、大抵の人は大杉久美子氏の歌声を思い出すだろう。
伝説のアニソンクイーンで、堀江美都子氏と共に1970年代大活躍していた。
日本アニメーション制作『名作シリーズ』の主題歌が特に有名だろう。
「鈴を鳴らす様な歌声」とは女史の為に有る褒め言葉に違いない、と感じる程の素晴しい美声。

他に山野さと子女史が歌ってるバージョンも有名だろう。
この方も非常に巧く、ハキハキと聴き易い声で好きだった。
OP映像はこの方が主題歌を務められてた頃が、個人的に最も綺麗で巧いんではと。(→http://jp.youtube.com/watch?v=NoudeNF9DQE)
トンボが飛魚(??)に、木の葉が魚に化けるシーンなぞ、実に秀逸な出来で御座います。
1995年~2002年、6回目にチェンジしたOPフィルムらしい。

大杉久美子氏バージョンの方も紹介しとく。(→http://jp.youtube.com/watch?v=JvjYWsZ_fsQ&feature=related)


現在アニメ『ドラえもん』は金曜夜7時~30分枠で安定してますが、ブームが吹き荒れてた頃はかなり流離っていました。
リアルに放送開始~観てたんで覚えてるけど、最初は月~土曜のほぼ毎日、18:50~19時の10分枠として放送していた。
更に日曜朝8時半~9時でも放送、暫くして9時半~10時枠に移動、その後『藤子不二雄ワイド』なるタイトルで、藤子不二雄作品が相次いでアニメ化されたのは、1980年代にアニメ観てた方なら御存知の筈。
つまり一時期、毎日ドラはTV出演してたという。
TVアニメ界の「みの○んた」とお呼びしたい。(最近はみのさんも一時期程出なくなったけど)
よく比較される国民的アニメ『サザエさん』ですら、こんな快挙は果たした事が無く、ブームの凄まじさが計り知れます。
ブームが落ち着いてからは今の時間枠に移動、安定した人気を得る国民的アニメとなった訳です。
80年代のTV朝日は、アニメと言ったら藤子不二雄アニメだった。
怪物くん、忍者ハットリくん、パーマン、オバケのQ太郎、プロゴルファー猿、エスパー魔美、ウルトラB、チンプイ等々、「藤子不二雄」作品なら何だって良いんだ的な勢いだった。
某アニメ雑誌に「藤子は俺のものだ!(by.TV朝日)」と言うネタが投稿されて、大笑いした思い出が有る。(上手い事を言う)

映画も未だに毎年上映してて、毎年数十億の収入を得てるらしいしね~。
恐らく日本の御父母の方々から見て、「教育的で素晴しい名作」というイメージからなのだろうなと。
確かにドラえもん映画はそんな感じだけどね。(笑)


さてその『ドラえもん』ですが、2005年4/15~リニューアルチェンジを敢行した事は記憶に新しく。
何と声優さんと制作スタッフをほぼ一新したのだ。
当事「ドラえもん」ったら大山のぶ代氏の声のイメージが大きかっただけに、スタッフ随分思い切ったな~と驚いたものです。
周囲の声なんか聞いてると、「観られなくなった」等かなり否定的なものが多いんすが…実は自分も変って以来数回しか観てなかったり…。
けど長いスパンで見ると、『サザエさん』の様に徐々に変えられる(それも演技が下手な方に)よりも、その方が正解に感じられるっつか。
何より驚いたのは、替ったと同時にCMまで声チェンジした事――スタッフ天晴れと感心してしまった。
現在放送してる『ドラえもん』は、2005年3/18迄放送してた『ドラえもん』とは別作品だと…そう捉えた方が当りかも。
どんな声優さんに変るか心配だったけど、全員演技巧い方だったんで、先ずは安心致しました。
私くらいの年代の人にとっては辛いだろうけど、今から『ドラえもん』を観出す人には、今の声こそ「ドラえもん」になるだろうと思うのよ。
次第に「大山ドラえもん」は人々の記憶から薄れてくに違いない…寂しいけどね。
だって現『ルパン三世』の不二子ちゃんだって二代目声優だけど、初代の声優さんの声で不二子ちゃんをイメージする方、最早少ないでしょ?
『ルパン三世』も1度レギュラー声優の一新を目論んだんだけど、向うはファンの拒絶反応が強くて諦めてしまったみたい。
キャラの命は永遠でも、演じてる人の命は永遠じゃないからね~、難しい問題だなと思う。
自分的には「ドラえもん」より、「出木杉君」と「ドラミちゃん」の声が変わってしまった事が最もショックだったり。
「出木杉君」役だった白川澄子氏、嫌味無く天然な秀才ぶりの、役に合った良い声だと感心してたもので。(笑)
「ドラミちゃん」は単純によこざわ氏のファンだったから。
あの方ほど可愛らしい声を出せる声優さんは少ないと思う。(『かぼちゃワイン』のエルちゃんや、『ラピュタ』のシータを演じられた方です)


所で『ドラえもん』は1973年4/1日~ 9/30迄、日本TV系で放送されてもいた。
この時の制作は、今は無き日本テレビ動画が担っていたそう。
旧虫プロ出身のメンバーが中心となり、日本テレビ動画の東京本社、同社の新潟スタジオが組んで制作してたらしいんすが、26回の短命で終ってしまったという。

自分は(当り前だが)観た事無いんで、ネットで調べただけの情報になってしまいますが、終了した主な原因は「制作会社消滅の為」らしい。
ただそれでも人気が高ければ、別会社が制作に就いたと考えられるのに、その後数年のブランクが空いた真相は判らず…

…これはあくまで個人的推理なのですが、当事は『マジンガーZ』等の巨大ロボアニメがブームで、今一人気がパッとしなかったんでないかなぁと。
それにあくまで噂ですが、アニメのオリジナル色が強く、それが原作者から受け入れられなかったと。
結果原作者から「イメージが違う」と嫌われ、封印されてしまったのかなぁ~~と…断っとくけど噂で想像ですからね。(汗)
ただ不思議な位、世に出されませんからねえ…「存在すらしなかった」様に扱われてて、ちょっと可哀想な気がする。
その頃「ドラえもん」を演じてたのは富田耕生氏、『キューティーハニー』で早見団兵衛役、『めぞん一刻』で響子さんの父ちゃん役を演じてた方である。
親父声のドラえもん…現代のドラファンにはかなり想像し難いだろう。
後半は野沢雅子氏に替ったそうな…紹介するまでもないでしょうが、『ドラゴンボール』の悟空役を演じた方です。(さり気にドラ繋がり)
団兵衛から悟空へ…凄まじいイメージ転換である。
当時観ていた視聴者は、さぞや戸惑ったに違いない。
再放送したら或る意味ウケそうな気がするんだが。(笑)





ヒュルルルルルルルルルルルルルルル…♪
ドゥルルルルルルルルルルルルルルン♪

――チャチャチャチャッチャチャッチャン♪――ズーンズン♪

あったまテッカテーーカッ♪ 冴ぁーえてピッカピーーカッ♪

そぉーれがどーぉーしぃーーたっ♪ ぼくドラえーもぉーんーーー♪

未来のせかぁーいのをーー♪ 猫型ロボォーットォーー♪

どぉーんなもんだいぼぉーーく♪ ドーラーえーーもーんーーー♪

奇ぃ妙奇天烈摩訶不思議♪

奇ぃ想天外四捨五入♪

出ぇ前迅速落書き無用ーぉーーー♪

――パァーーー♪

ドーラえーもんーーー♪ ドーラえーもんーーー♪

ほんわかぱっぱ♪ ほんわかぱっぱ♪

ドー・ラえ・もんーーー♪


ドーラえーもんーーー♪ ドーラえーもんーーー♪

ほんわかぱっぱ♪ ほんわかぱっぱ♪

ドー・ラえ・もんーーー♪

チロリンチロリンチロリンチロリン♪

ワンッワワワッワァ♪ワンッワワワッワァ♪

フォンッ…♪――チャッチャン♪




上げたEDのタイトルは『ぼくドラえもん』、元は1979年10/1日~1981年9/26に流されたOPソング。
その後『ぼくドラえもん2112』のタイトルで、アレンジしてEDに使用された訳です。
作詞は原作者の藤子・F・不二雄氏、作曲&編曲は菊池俊輔氏、歌ってるのはドラえもん役だった大山のぶ代氏&こおろぎ'73の皆様。
フィルム含めて自分的には最も好きだったEDなんで紹介。(6つ目のEDです→http://jp.youtube.com/watch?v=ARGwKat_8eQ)
てゆーか自分がドラに嵌ってた時期がモロ判りだという…。(恥笑)


『ドラえもん』で未だに記憶に残ってる台詞が有る。
しずかちゃんのパパが、しずかちゃんがのび太と結婚する前夜に言ったものだが――


「お前があの青年を選んだ事は間違ってないとパパは思うよ。
 あの青年は他人の幸福を喜び、他人の不幸に涙を流せる。
 人として最も素晴しい美徳を持っている青年だ。
 そんな青年を選んだお前を、パパは誇りに思っているよ。」


――かなり違ってると思うけど、主旨は間違ってないと思う。(汗)

この台詞を聞いて以来、しずかちゃんのパパは、「私の心の中のヒーロー」の仲間入りを果たしました。
中々言えない名台詞だと思うんすよ。(笑)

てゆーか大人になった「しずかちゃん」と「のび太」の関係が、『めぞん』の「響子さん」と「五代君」の関係に似て見えて仕方ないルーミックファン此処に1名。(笑)
けど最初はのび太君、「ジャイ子」と結婚する予定だったんだよな…確か。
てゆーかドラえもんがのび太の子供時代に来た理由は、「ジャイ子と結婚したのび太がしっかりしてなかった為に子孫が大迷惑している」だった筈。
「未来が変わってしまった訳だから、ドラえもんが過去へ来る理由が無くなり、したがってドラえもんはのび太と会わない事になり、のび太の元から消えるのでは?」っつう、タイムパラドックス的疑問が以前よりドラファンの間で持上っているのだ。
それを作者が意識してか、大人になったのび太の時代に、ドラえもんは描かれて居ない。
幼い子向けに見えて、かなり奥の深い作品なのである。


ドラえもんが国民的人気を博した事により、藤子・F・不二雄氏=教育的子供漫画作家のイメージが広く世間で持たれているが、実際には大人向けの作品を多く描いてる方である。
しずかちゃんを見てれば解るだろうが、パンチラやヌードが作品中でバンバン出て来るし。
最近控えているが、アニメでも一時期バンバン出て来たしな。
「キャー!!のび太さんのエッチー!!」は、しずかちゃんの名台詞ですから。(笑)

日常の中に非日常を飛び込ませる「(S)少し(F)不思議」な作風を確立した作家で、特にパラレルを作品に持ち込む方々は足を向けずに拝むべき。
青年向けな漫画から選ぶと「恋人製造法(1979年)」なんかが自分は好きだ。
毒の効いたラブコメ漫画に感じられる。
後『エスパー魔美』…これはアニメ化されたんで結構有名だろうが、ヒロイン魔美が頗る魅力的で面白い。
アニメも(時に原作以上に)面白かった傑作だと思う。




参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、シンエイ動画公式サイト、こちらのサイト様(→http://kiokunokasabuta.web.fc2.com/)、等々。



…とまぁこんな感じで、ひばりくん以来久々にシリーズ復活です。(笑)



【私信】

Mすみさん…あやや、そうだったんですか!
        最近は特に変化が激しいんで、軽く驚かれたんではないでしょか?
        近々再訪する予定なんで、次回の美味い物紹介…もとい旅記事に御期待下さい。(笑)
コメント
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