――黄金色のメモリー。
――ブウウウウウウウ♪ブウウウウウウウ♪
――チクタクチクタク!――チクタクチクタク!
ちょっぴり寂しいと・き・はっ♪
時計を逆さに巻・い・てっ♪
夢のワンダーランドへさあ~レッツゴーー♪
――ジャジャンジャッジャ~ン♪
くっつぅ~音を鳴っらぁ~して行ぅ~くぅ~のぉ~~♪
キッラァ~キラのおっもぉ~いでがきぃ~~~れいでしょぉ♪
――キラーン!
地っ図ぅ~に無い不っ思ぃ~議のくぅ~にぃ~のぉ~~♪
まっわぁ~るかいてっん~ドアをそぉ~~~っと開けたぁ…のっ♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 会・え・るぅ…♪ やぁ~さしい笑・が・お♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 待・ぁ・てって・くぅれぇるぅ~~~♪ でぇ~♪ しょお~~~~~~♪
ゆっ♪ めっ♪ なぁ~ぞなっぞ♪ とっ♪ きっ♪ チィ~クタック♪
でっ♪ もっ♪ こぉ~たえ~はっ♪
まだまだ解らない~~~……♪
1983年10/10~1984年3/26迄、TV大阪系(東京ではテレ東)で放送された、日本アニメーション制作のアニメ。
OPタイトルは『夢みるワンダーランド』、作詞は島エリナ氏、作曲&編曲は小林泉美氏、歌ってるのは主人公「アリス」役も務めたTARAKOさん。
「ちびまる子ちゃん」役で世間に広く名を知られた声優さんです。
原作はルイス・キャロルが書いた世界的に有名な英国小説、『不思議の国のアリス(1865年出版)』と続作『鏡の国のアリス(1871年出版)』。
ファンタジー的内容ながら、SF小説等にも大いに影響を及ぼした作品。
それだけでなくゲームに漫画にアニメ…影響受けてない分野を探す方が難しい。
特に日本のゲーム・漫画・アニメ界は、この作品のパロディーで満ち溢れている。
だから読んだ事が無くても、粗筋なんかは知ってる人が多かろう。
どちらもアリスが夢に見た、不条理な世界を冒険する物語。
言うなればどっちも「夢オチ」なのですが(笑)…それが何故世界的に有名な小説になったかっつうと、類稀なシュール表現と独創性溢れるキャラ達が登場する故。
不条理に思えながら、妙に理論的、整合性が認められる展開。
実は全編之「洒落」と「なぞなぞ」でもって構成されている。
時折出て来る意味不明な詩は、英国の伝承童歌『マザーグース』。
「ハンプティ・ダンプティ」も、双子の「ティードルディ&ティードルダム」も、「ハートの女王」も、元々は全て『マザーグース』に出て来るキャラなのです。
つまりこの2作品は「アリス」と言う少女が、英国では子供の頃から馴染の有る御伽世界で、自分が主人公になって冒険を繰り広げるという、同人小説っぽい物語と言…ったらファンに怒られるだろうか?(汗)
いや自分も作品に心酔するファンだけど、大人になって作品が書かれた舞台裏を知るにつけ、そういった考えを持ててしまうのでした。(汗)
「アリスの冒険物語」は作者ルイス・キャロルが、実在した1人の少女の為に書いた作品なのです。
少女の名前は「アリス・リデル」。
オックスフォード大学で数学と倫理学を教えていたキャロルは、学寮長で在ったヘンリー・リデルの次女「アリス(当時9歳)」と特に親しくなり、せがまれては物語を作って聞かせていたとの事。
そして愛する彼女に贈る為、彼女が主人公の物語を本に纏めたんだそうな。
その際のタイトルは『アリスの地下の冒険』で、手描きの挿絵37枚も入れるという、物凄い凝りっぷり。
いやこの挿絵、キャロル関連の書籍で目にした事有るんですが、波打つブロンド&瞳キラキラな少女漫画絵でして。(笑)
面白いのはモデルになったアリスは黒っぽいおかっぱヘアーで、挿絵のアリス像とは全然似てない点。
作品中の「アリス」は、あくまでキャロルにとっての、ファンタジー(理想の少女)なのですよ。
ぶっちゃけキャロルは今で言う所のロリコンかつオタクだったらしい。
噂ではアリスが13歳の時、30歳のキャロルは彼女にプロポーズしたらしい。
しかし当り前ながらアリスの両親に拒否され、キャロルが今迄彼女に送った手紙類も焼却されてしまったとか。
ロリコンかどうかは兎も角、奇人として有名だったのは本当らしい。
届いた手紙には残らずナンバー振ってたし、お茶の淹れ方には細かく拘ったし、初期の湿板写真の技術を極め、当代一の写真家とも呼ばれるまでになった。
色々と凝る性分――マニアだった訳だ。
その極めた写真術で何を撮影してたかっつうと、約半分以上少女のヌードだったそうで、結果キャロル=ロリコン説を益々後世に印象付けたのです。(笑)
実際は年頃の女性もモデルにして撮影してたらしいんで、少女にしか興味が無かった訳ではないらしいんすけどね~。
それでも好きだったから撮ったんじゃないかな~と。(笑)
小説家として成功したから良かったものの、一歩間違えば○○○になってたんじゃないかと……失礼ながら。
個人的に漫画家「竹○泉」氏に似た作品カラーを感じる…もしも現代に生きてて漫画家だったら、あ~んな作品描いてそうと思うのは自分だけか?(汗)
氏の凝り性っぷりを表すエピソードとして最も凄いと感じたのが、「ルイス・キャロル(Lewis Carroll)」と言うPNは、本名「チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)」をラテン語化して、「カロルス・ルドヴィクス(Carolus Ludovicus)」とし、更に引っ繰り返して、更に更に英語読みに直して作り上げたという話。
――PN1つにも、これだけ拘りますかって感じだ。
「奇人」と呼ばれる所以である。
…いいかげんアニメの話を致しましょう。(汗)
採り上げたTVアニメは、キャラだけ使った、殆どオリジナルのファンタジーでした。
言葉を話せる白兎「ベニーバニー」が、毎回アリスを不思議の世界に連れて行き、妙な住人とドタバタ喜劇を繰り広げるっつう。
巷に溢れるアリスのパロディー漫画と変らん内容でした。
真面目な原作ファンは、あまりの原作破壊ぶりに、かなり怒ったかもしれない。
失礼ながら凡作である…ただ主人公アリスは可愛かった。
それだけが救いで自分も観ていた気がする。(汗)
まぁ原作知らずに、『アリス』っぽいファンタジーコメディと思って観れば、それなりに面白かったかなと。(苦笑)
特にOPで踊るアリスの仕草が可愛くて仕方ない。(→http://jp.youtube.com/watch?v=YaH4lbvARf8)
『アリス』は好きな作品なんで、その内また採り上げたい…。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&日本アニメーション公式サイト。
………今年で辞めるとは聞いてたんで覚悟してたけど……やっぱ寂しいなぁ。
お疲れ様でした、王さん。
来年から野球観るの詰まらなくなるなぁ…。
――ブウウウウウウウ♪ブウウウウウウウ♪
――チクタクチクタク!――チクタクチクタク!
ちょっぴり寂しいと・き・はっ♪
時計を逆さに巻・い・てっ♪
夢のワンダーランドへさあ~レッツゴーー♪
――ジャジャンジャッジャ~ン♪
くっつぅ~音を鳴っらぁ~して行ぅ~くぅ~のぉ~~♪
キッラァ~キラのおっもぉ~いでがきぃ~~~れいでしょぉ♪
――キラーン!
地っ図ぅ~に無い不っ思ぃ~議のくぅ~にぃ~のぉ~~♪
まっわぁ~るかいてっん~ドアをそぉ~~~っと開けたぁ…のっ♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 会・え・るぅ…♪ やぁ~さしい笑・が・お♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 待・ぁ・てって・くぅれぇるぅ~~~♪ でぇ~♪ しょお~~~~~~♪
ゆっ♪ めっ♪ なぁ~ぞなっぞ♪ とっ♪ きっ♪ チィ~クタック♪
でっ♪ もっ♪ こぉ~たえ~はっ♪
まだまだ解らない~~~……♪
1983年10/10~1984年3/26迄、TV大阪系(東京ではテレ東)で放送された、日本アニメーション制作のアニメ。
OPタイトルは『夢みるワンダーランド』、作詞は島エリナ氏、作曲&編曲は小林泉美氏、歌ってるのは主人公「アリス」役も務めたTARAKOさん。
「ちびまる子ちゃん」役で世間に広く名を知られた声優さんです。
原作はルイス・キャロルが書いた世界的に有名な英国小説、『不思議の国のアリス(1865年出版)』と続作『鏡の国のアリス(1871年出版)』。
ファンタジー的内容ながら、SF小説等にも大いに影響を及ぼした作品。
それだけでなくゲームに漫画にアニメ…影響受けてない分野を探す方が難しい。
特に日本のゲーム・漫画・アニメ界は、この作品のパロディーで満ち溢れている。
だから読んだ事が無くても、粗筋なんかは知ってる人が多かろう。
どちらもアリスが夢に見た、不条理な世界を冒険する物語。
言うなればどっちも「夢オチ」なのですが(笑)…それが何故世界的に有名な小説になったかっつうと、類稀なシュール表現と独創性溢れるキャラ達が登場する故。
不条理に思えながら、妙に理論的、整合性が認められる展開。
実は全編之「洒落」と「なぞなぞ」でもって構成されている。
時折出て来る意味不明な詩は、英国の伝承童歌『マザーグース』。
「ハンプティ・ダンプティ」も、双子の「ティードルディ&ティードルダム」も、「ハートの女王」も、元々は全て『マザーグース』に出て来るキャラなのです。
つまりこの2作品は「アリス」と言う少女が、英国では子供の頃から馴染の有る御伽世界で、自分が主人公になって冒険を繰り広げるという、同人小説っぽい物語と言…ったらファンに怒られるだろうか?(汗)
いや自分も作品に心酔するファンだけど、大人になって作品が書かれた舞台裏を知るにつけ、そういった考えを持ててしまうのでした。(汗)
「アリスの冒険物語」は作者ルイス・キャロルが、実在した1人の少女の為に書いた作品なのです。
少女の名前は「アリス・リデル」。
オックスフォード大学で数学と倫理学を教えていたキャロルは、学寮長で在ったヘンリー・リデルの次女「アリス(当時9歳)」と特に親しくなり、せがまれては物語を作って聞かせていたとの事。
そして愛する彼女に贈る為、彼女が主人公の物語を本に纏めたんだそうな。
その際のタイトルは『アリスの地下の冒険』で、手描きの挿絵37枚も入れるという、物凄い凝りっぷり。
いやこの挿絵、キャロル関連の書籍で目にした事有るんですが、波打つブロンド&瞳キラキラな少女漫画絵でして。(笑)
面白いのはモデルになったアリスは黒っぽいおかっぱヘアーで、挿絵のアリス像とは全然似てない点。
作品中の「アリス」は、あくまでキャロルにとっての、ファンタジー(理想の少女)なのですよ。
ぶっちゃけキャロルは今で言う所のロリコンかつオタクだったらしい。
噂ではアリスが13歳の時、30歳のキャロルは彼女にプロポーズしたらしい。
しかし当り前ながらアリスの両親に拒否され、キャロルが今迄彼女に送った手紙類も焼却されてしまったとか。
ロリコンかどうかは兎も角、奇人として有名だったのは本当らしい。
届いた手紙には残らずナンバー振ってたし、お茶の淹れ方には細かく拘ったし、初期の湿板写真の技術を極め、当代一の写真家とも呼ばれるまでになった。
色々と凝る性分――マニアだった訳だ。
その極めた写真術で何を撮影してたかっつうと、約半分以上少女のヌードだったそうで、結果キャロル=ロリコン説を益々後世に印象付けたのです。(笑)
実際は年頃の女性もモデルにして撮影してたらしいんで、少女にしか興味が無かった訳ではないらしいんすけどね~。
それでも好きだったから撮ったんじゃないかな~と。(笑)
小説家として成功したから良かったものの、一歩間違えば○○○になってたんじゃないかと……失礼ながら。
個人的に漫画家「竹○泉」氏に似た作品カラーを感じる…もしも現代に生きてて漫画家だったら、あ~んな作品描いてそうと思うのは自分だけか?(汗)
氏の凝り性っぷりを表すエピソードとして最も凄いと感じたのが、「ルイス・キャロル(Lewis Carroll)」と言うPNは、本名「チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)」をラテン語化して、「カロルス・ルドヴィクス(Carolus Ludovicus)」とし、更に引っ繰り返して、更に更に英語読みに直して作り上げたという話。
――PN1つにも、これだけ拘りますかって感じだ。
「奇人」と呼ばれる所以である。
…いいかげんアニメの話を致しましょう。(汗)
採り上げたTVアニメは、キャラだけ使った、殆どオリジナルのファンタジーでした。
言葉を話せる白兎「ベニーバニー」が、毎回アリスを不思議の世界に連れて行き、妙な住人とドタバタ喜劇を繰り広げるっつう。
巷に溢れるアリスのパロディー漫画と変らん内容でした。
真面目な原作ファンは、あまりの原作破壊ぶりに、かなり怒ったかもしれない。
失礼ながら凡作である…ただ主人公アリスは可愛かった。
それだけが救いで自分も観ていた気がする。(汗)
まぁ原作知らずに、『アリス』っぽいファンタジーコメディと思って観れば、それなりに面白かったかなと。(苦笑)
特にOPで踊るアリスの仕草が可愛くて仕方ない。(→http://jp.youtube.com/watch?v=YaH4lbvARf8)
『アリス』は好きな作品なんで、その内また採り上げたい…。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&日本アニメーション公式サイト。
………今年で辞めるとは聞いてたんで覚悟してたけど……やっぱ寂しいなぁ。
お疲れ様でした、王さん。
来年から野球観るの詰まらなくなるなぁ…。