――目からセクシービーム。
――ズン♪ズズズズズン♪
チャンランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
ドゥルルルルルルルドゥルルルルルルル♪
――シュゥーーーーーー……♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
都会(まち)は煌くパッションフルーツ♪ ウインクしてるエブリナァ~~イッ♪
グラスの中のパーッションビート♪ 一口だけでフォーリンラァーーヴ♪
――パッパァーーン♪
あ~まい~♪ メロ・ディー…♪
かぁ~ぜにぃ~・乗れば今夜ぁ~~♪
秘ぃ~密ぅ~♪ めぇ~いたぁ~…♪
扉が何処かで……開っくよぉ~~~~♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
見ぃ~詰めるキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
あ~やしくキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーール♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
惹ぃ~かれてキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
まぁ~よぉってキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーー……ル♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュミュン……♪
1983年7/11~1984年3/26迄日本TV系で放映、制作は東京ムービー新社。
OPタイトルは『CAT'S EYE』で、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏。
歌った杏里はこの主題歌のお蔭でメジャー歌手の仲間入りをした。
正式な作品タイトルは『CAT'S
EYE』、北条司氏が週刊少年ジャンプ1981年40~1984年44号迄連載した漫画が原作です。
北条氏にとっての初連載作品であり、出世作でもある。
御本人曰く「連載開始した頃は未だ漫画を描き始めたばかりで、経験が足りず右も左も判らない状態だった」との事。
しかしデビューした頃から絵が抜群に巧く、自分にとっては安心して読める作家さんの1人でした。
――世間を騒がす怪盗『キャッツアイ』。
その正体は怪盗と同じ名前の喫茶店を経営する、来生家美人3姉妹であったのだ。
3姉妹の長女「来生 泪」は明晰な頭脳を持ち、作戦の司令塔役を務める。
三女「来生 愛」はメカに滅法強く、盗みを助ける発明品を製作する役だ。
そして次女の「来生 瞳」は抜群の運動神経で、実際の盗みを担当する役。
しかしその秘密を知る者は誰も居ない。(いや実際には数人居るんだけど)
犬鳴警察署の刑事であり、将来を誓い合う瞳の恋人「内海俊夫」ですら、秘密に気付かないで居る。
キャッツの事件を担当する刑事である俊夫は日夜キャッツアイの逮捕に挑むも、失敗しては課長に怒鳴られ瞳に愚痴るのが習慣。
それを利用して警察の動きを知る瞳は、心中後ろめたい気持ちで居るも、盗みを止めようとはせず。
何故なら3姉妹にとって盗みは、画家である父「ハインツ」の消息を知る手懸りだから。
数多の美術品を狙って、セクシーなレオタード泥棒達が、今夜も月下を駆け抜ける――
こんな感じの粗筋。
メジャー漫画雑誌で連載してた人気漫画だったから、通して読んだ事は無くても、存在を知ってる人は多いに違いない。
アニメも放送を開始した当初は、かなり話題を呼んでいたと記憶している。
でなきゃ一旦中断を挟んで、放送を再開したりしないでしょう。
ただそれなりに好評だった第1期と違い、第2期はファンの間で人気が低く、視聴率も低下してった為、短期で打ち切られちゃったんだけどね。
この件については第2期を採り上げた際に話させて貰います。
ちなみに第1期も短期で終了してるんだけど、これは察するに放送期間が予め決まってたのと、展開が原作に追い着いちゃった為じゃないかな~と。
しかしアニメ『キャッツアイ』で最も評判になったのはOPでして。
本編はぶっちゃけ「おまけ」扱いだったような。(笑)
5週連続オリコン1位、当時の大人気歌番組『ザ・ベストテン』&『ザ・トップテン』でも1位を獲得、高校野球の入場行進曲にも選ばれ、果ては紅白まで登場と、アニメソングの歴史に於いて、かつて無い快挙が続いた伝説の主題歌だが、歌ってる杏里にとっては、アニメの主題歌で有名になるのは「不本意」だったらしく、この歌で紹介されるのを嫌がったりもしたらしい。
それは彼女が『キャッツアイ』以降、アニソンを歌ってない事実からも、推して知れるだろう。
有名にして貰っときながら、その態度は恩知らずだと感じてしまうが(笑)…当時は「アニソン歌手=マイナー歌手」の評価が、歌界でも一般でも浸透してたのですよ。
アニメの主題歌で歌ヒットを目論もうという、『うる星やつら』から始まった動きは、此処で漸く結実した訳ですが、これは恐らく偶然の結果で、主題歌を作った側はそんな積り無かっただろうなと。
作品名そのままのタイトルだし、歌の中でも何度も連呼してるし。
とは言えこれ以降「アニソン使って売り出す」手法は流行し、現在にまで引き継がれているのは御覧の通り。
本編は「おまけ」扱いで、「売る歌」こそメインに捉えられてる作品は、今やごまんと在る。(苦笑)
『CAT'S EYE』がヒットして以降、アニソンは変化して行った。
暫く似た様な速いテンポで、英詞を組み込むのが流行ったです。
アニメファンの間では、「歌えないアニメ主題歌に意義は在るか?」なんて、議論されたりもした。
良くも悪くもターニングポイントとなったアニソンなのである。
OPフィルムもかなり話題になりました。
実写を背景に使った表現は、当時のアニメでは斬新だったのですよ。
しかし歌詞に合せて、目から緑ビームを発射する表現は、斬新過ぎて笑いを誘われた。(笑)
ケロロでもネタにされてたし。(笑)
それと冒頭阿修羅化(←これも何気に凄まじい表現だと思う)した瞳さんの頭が、瞬間ハゲるのも衝撃的だった。(爆笑)
いやこれは撮影時の事故であって、別に何かを意図した演出だった訳ではなく。(笑)
日本のアニメは少ない資金で制作せねばならんので、動かすパーツだけをセルに描いて重ねるという手法を取ってます。
髪や目や口だけ動かす場合は、髪や目や口だけを描いて、人物を描いたセルに重ねるのですよ。
したがって人物を描いた基本セルは、ハゲだったりノッペラボウだったりするのです。
だからセルアニメが主流だった頃は、重ね忘れて撮影してしまい、キャラが一瞬ハゲになったり、ノッペラボウ化したりの事故が多発した。
「だからってOPでそれやるか!?」って思うだろうが、OPこそ案外可哀想な事例が多く見られるのである。(笑)
アニメ雑誌でかなりネタにされてたし、何時か修正されるだろうと思ってたら、番組終了まで直る事は無かった。(哀れ、瞳さん…)
証拠映像はこちら、一瞬に目を凝らせ。(→http://jp.youtube.com/watch?v=FP7t5LN17_A)
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
ツッツンダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪
――ダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――ピロロロロロロロロロロロ……♪
――パァ~~~~~~~♪
「オーケイガールズ!? ウェイクァップバーディ!!」
「ムーブァヘーッド!」
「ダウンエントーップ!」
「セクションアーップッ!」
「ワンッ!トゥーッ!!」
「シェイプァップヘルスッ!」
「ライクァライブッ!」
陽気ぃにはしゃげばセクシィー♪(セクシィー!)
悩みぃも何時しかイージィー♪(イージィー!)
なぁ~ぎさぁを~…♪ あ~なたぁのぉ~♪
部ぇ~屋にするっ事ねぇ~~♪
――ッチャーーーン♪
しぃお風が吹いてリィーラックス♪(リィーラックス!)
貴方のハートはデェーラックス♪(デェーラックス!)
真ぁっ赤なぁ~♪ くっちびぃるぅ~♪
燃ぉ~えるままに恋~してぇ~♪
ダンシンウィザサンシャ~インドダンシンウィザムーンAH~AH~素ぅ敵な時間(とき)よぉ~~~~~♪
(フーーーーーーーー……♪)
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~貴っ方ぁ~の気分し・だぁ~い~~~♪
(フーーーーーウーーーーーウーーーーー……♪)
――ジャ~ララン♪
「ワンッ!トゥーッ!ワンッ!!トゥーッ!!」
「ハッ!…ハッ!」
「ハッ!ハッ!ハッ!ハァッ…!!」
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~♪
貴っ方ぁ~の思ぉ~うままぁ~にぃ~~~~……♪
(フーーーーーーーウーーーーーーーウーーーーーーーーー……♪)
EDタイトルは『DANCING WITH THE SUNSHINE』、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏、歌ってるのは同じく杏里。
13話~何故かキャシー・リンが、同じ歌を英語で歌っている。
セクシーと言うより迫力ボイスで、聴いてると圧倒されちゃいます。
EDで3姉妹が踊ってるのはエアロビクスダンス。
当時痩せるのに効果的と流行った、有酸素運動の先駆けダンスです。
レオタード+タイツ+レッグウォーマー姿で踊る女性が、TVの中に頻繁に登場したものだ。
3姉妹がレオタードを仕事着にしている事から発想したんでしょうな。
このシルエット表現も後のアニメに影響与えました。
『うる星』のEDなんかでも、シルエットでダンスする映像が流れたし。
『キャッツアイ』のEDはこちら。(→http://jp.youtube.com/watch?v=pUQ3T5f3vmM&feature=related)
冒頭の英語は不明、よって毎度ながら書いた物は空耳アワー。
信じると馬鹿見るよ。(笑)
御免、私、英語と数字は苦手なんよ。(汗)
ただ映像等から推理するに…
「仔猫ちゃん達、用意は良いかしら!?――さぁ、眠ってる体を目覚めさせるわよ!!」
「先ずは頭を動かして!」
「下に、上に!」
「始めるわよー!」
「1!2!!」
「健康的に痩せましょ!」
「活き活きと踊ってね!」
…な~んて感じの意味で言ってるんじゃないかと。(汗)
もしも「違ってる」と思われた方は御意見願います。
けど納得しない限り、訂正はしないよ。(笑)
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&東京ムービー公式サイト。
――ズン♪ズズズズズン♪
チャンランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
ドゥルルルルルルルドゥルルルルルルル♪
――シュゥーーーーーー……♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
都会(まち)は煌くパッションフルーツ♪ ウインクしてるエブリナァ~~イッ♪
グラスの中のパーッションビート♪ 一口だけでフォーリンラァーーヴ♪
――パッパァーーン♪
あ~まい~♪ メロ・ディー…♪
かぁ~ぜにぃ~・乗れば今夜ぁ~~♪
秘ぃ~密ぅ~♪ めぇ~いたぁ~…♪
扉が何処かで……開っくよぉ~~~~♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
見ぃ~詰めるキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
あ~やしくキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーール♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
惹ぃ~かれてキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
まぁ~よぉってキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーー……ル♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュミュン……♪
1983年7/11~1984年3/26迄日本TV系で放映、制作は東京ムービー新社。
OPタイトルは『CAT'S EYE』で、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏。
歌った杏里はこの主題歌のお蔭でメジャー歌手の仲間入りをした。
正式な作品タイトルは『CAT'S
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北条氏にとっての初連載作品であり、出世作でもある。
御本人曰く「連載開始した頃は未だ漫画を描き始めたばかりで、経験が足りず右も左も判らない状態だった」との事。
しかしデビューした頃から絵が抜群に巧く、自分にとっては安心して読める作家さんの1人でした。
――世間を騒がす怪盗『キャッツアイ』。
その正体は怪盗と同じ名前の喫茶店を経営する、来生家美人3姉妹であったのだ。
3姉妹の長女「来生 泪」は明晰な頭脳を持ち、作戦の司令塔役を務める。
三女「来生 愛」はメカに滅法強く、盗みを助ける発明品を製作する役だ。
そして次女の「来生 瞳」は抜群の運動神経で、実際の盗みを担当する役。
しかしその秘密を知る者は誰も居ない。(いや実際には数人居るんだけど)
犬鳴警察署の刑事であり、将来を誓い合う瞳の恋人「内海俊夫」ですら、秘密に気付かないで居る。
キャッツの事件を担当する刑事である俊夫は日夜キャッツアイの逮捕に挑むも、失敗しては課長に怒鳴られ瞳に愚痴るのが習慣。
それを利用して警察の動きを知る瞳は、心中後ろめたい気持ちで居るも、盗みを止めようとはせず。
何故なら3姉妹にとって盗みは、画家である父「ハインツ」の消息を知る手懸りだから。
数多の美術品を狙って、セクシーなレオタード泥棒達が、今夜も月下を駆け抜ける――
こんな感じの粗筋。
メジャー漫画雑誌で連載してた人気漫画だったから、通して読んだ事は無くても、存在を知ってる人は多いに違いない。
アニメも放送を開始した当初は、かなり話題を呼んでいたと記憶している。
でなきゃ一旦中断を挟んで、放送を再開したりしないでしょう。
ただそれなりに好評だった第1期と違い、第2期はファンの間で人気が低く、視聴率も低下してった為、短期で打ち切られちゃったんだけどね。
この件については第2期を採り上げた際に話させて貰います。
ちなみに第1期も短期で終了してるんだけど、これは察するに放送期間が予め決まってたのと、展開が原作に追い着いちゃった為じゃないかな~と。
しかしアニメ『キャッツアイ』で最も評判になったのはOPでして。
本編はぶっちゃけ「おまけ」扱いだったような。(笑)
5週連続オリコン1位、当時の大人気歌番組『ザ・ベストテン』&『ザ・トップテン』でも1位を獲得、高校野球の入場行進曲にも選ばれ、果ては紅白まで登場と、アニメソングの歴史に於いて、かつて無い快挙が続いた伝説の主題歌だが、歌ってる杏里にとっては、アニメの主題歌で有名になるのは「不本意」だったらしく、この歌で紹介されるのを嫌がったりもしたらしい。
それは彼女が『キャッツアイ』以降、アニソンを歌ってない事実からも、推して知れるだろう。
有名にして貰っときながら、その態度は恩知らずだと感じてしまうが(笑)…当時は「アニソン歌手=マイナー歌手」の評価が、歌界でも一般でも浸透してたのですよ。
アニメの主題歌で歌ヒットを目論もうという、『うる星やつら』から始まった動きは、此処で漸く結実した訳ですが、これは恐らく偶然の結果で、主題歌を作った側はそんな積り無かっただろうなと。
作品名そのままのタイトルだし、歌の中でも何度も連呼してるし。
とは言えこれ以降「アニソン使って売り出す」手法は流行し、現在にまで引き継がれているのは御覧の通り。
本編は「おまけ」扱いで、「売る歌」こそメインに捉えられてる作品は、今やごまんと在る。(苦笑)
『CAT'S EYE』がヒットして以降、アニソンは変化して行った。
暫く似た様な速いテンポで、英詞を組み込むのが流行ったです。
アニメファンの間では、「歌えないアニメ主題歌に意義は在るか?」なんて、議論されたりもした。
良くも悪くもターニングポイントとなったアニソンなのである。
OPフィルムもかなり話題になりました。
実写を背景に使った表現は、当時のアニメでは斬新だったのですよ。
しかし歌詞に合せて、目から緑ビームを発射する表現は、斬新過ぎて笑いを誘われた。(笑)
ケロロでもネタにされてたし。(笑)
それと冒頭阿修羅化(←これも何気に凄まじい表現だと思う)した瞳さんの頭が、瞬間ハゲるのも衝撃的だった。(爆笑)
いやこれは撮影時の事故であって、別に何かを意図した演出だった訳ではなく。(笑)
日本のアニメは少ない資金で制作せねばならんので、動かすパーツだけをセルに描いて重ねるという手法を取ってます。
髪や目や口だけ動かす場合は、髪や目や口だけを描いて、人物を描いたセルに重ねるのですよ。
したがって人物を描いた基本セルは、ハゲだったりノッペラボウだったりするのです。
だからセルアニメが主流だった頃は、重ね忘れて撮影してしまい、キャラが一瞬ハゲになったり、ノッペラボウ化したりの事故が多発した。
「だからってOPでそれやるか!?」って思うだろうが、OPこそ案外可哀想な事例が多く見られるのである。(笑)
アニメ雑誌でかなりネタにされてたし、何時か修正されるだろうと思ってたら、番組終了まで直る事は無かった。(哀れ、瞳さん…)
証拠映像はこちら、一瞬に目を凝らせ。(→http://jp.youtube.com/watch?v=FP7t5LN17_A)
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
ツッツンダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪
――ダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――ピロロロロロロロロロロロ……♪
――パァ~~~~~~~♪
「オーケイガールズ!? ウェイクァップバーディ!!」
「ムーブァヘーッド!」
「ダウンエントーップ!」
「セクションアーップッ!」
「ワンッ!トゥーッ!!」
「シェイプァップヘルスッ!」
「ライクァライブッ!」
陽気ぃにはしゃげばセクシィー♪(セクシィー!)
悩みぃも何時しかイージィー♪(イージィー!)
なぁ~ぎさぁを~…♪ あ~なたぁのぉ~♪
部ぇ~屋にするっ事ねぇ~~♪
――ッチャーーーン♪
しぃお風が吹いてリィーラックス♪(リィーラックス!)
貴方のハートはデェーラックス♪(デェーラックス!)
真ぁっ赤なぁ~♪ くっちびぃるぅ~♪
燃ぉ~えるままに恋~してぇ~♪
ダンシンウィザサンシャ~インドダンシンウィザムーンAH~AH~素ぅ敵な時間(とき)よぉ~~~~~♪
(フーーーーーーーー……♪)
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~貴っ方ぁ~の気分し・だぁ~い~~~♪
(フーーーーーウーーーーーウーーーーー……♪)
――ジャ~ララン♪
「ワンッ!トゥーッ!ワンッ!!トゥーッ!!」
「ハッ!…ハッ!」
「ハッ!ハッ!ハッ!ハァッ…!!」
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~♪
貴っ方ぁ~の思ぉ~うままぁ~にぃ~~~~……♪
(フーーーーーーーウーーーーーーーウーーーーーーーーー……♪)
EDタイトルは『DANCING WITH THE SUNSHINE』、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏、歌ってるのは同じく杏里。
13話~何故かキャシー・リンが、同じ歌を英語で歌っている。
セクシーと言うより迫力ボイスで、聴いてると圧倒されちゃいます。
EDで3姉妹が踊ってるのはエアロビクスダンス。
当時痩せるのに効果的と流行った、有酸素運動の先駆けダンスです。
レオタード+タイツ+レッグウォーマー姿で踊る女性が、TVの中に頻繁に登場したものだ。
3姉妹がレオタードを仕事着にしている事から発想したんでしょうな。
このシルエット表現も後のアニメに影響与えました。
『うる星』のEDなんかでも、シルエットでダンスする映像が流れたし。
『キャッツアイ』のEDはこちら。(→http://jp.youtube.com/watch?v=pUQ3T5f3vmM&feature=related)
冒頭の英語は不明、よって毎度ながら書いた物は空耳アワー。
信じると馬鹿見るよ。(笑)
御免、私、英語と数字は苦手なんよ。(汗)
ただ映像等から推理するに…
「仔猫ちゃん達、用意は良いかしら!?――さぁ、眠ってる体を目覚めさせるわよ!!」
「先ずは頭を動かして!」
「下に、上に!」
「始めるわよー!」
「1!2!!」
「健康的に痩せましょ!」
「活き活きと踊ってね!」
…な~んて感じの意味で言ってるんじゃないかと。(汗)
もしも「違ってる」と思われた方は御意見願います。
けど納得しない限り、訂正はしないよ。(笑)
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&東京ムービー公式サイト。