全世界が熱狂したW杯が終わりました。
TVで観戦していても興奮しましたが、実際にスタジアムで観たらどんな感じだったのでしょうか!
W杯を観戦してきたS君の元にその思い出が遅れて届いたそうです!
ロシアで出した葉書が自分の元へ・・・
成る程!これは二度美味しいですよね〜!!
全世界が熱狂したW杯が終わりました。
TVで観戦していても興奮しましたが、実際にスタジアムで観たらどんな感じだったのでしょうか!
W杯を観戦してきたS君の元にその思い出が遅れて届いたそうです!
ロシアで出した葉書が自分の元へ・・・
成る程!これは二度美味しいですよね〜!!
家人が”これ、邪魔だから捨てるわよ!”と細長い箱を持ってきました。
その箱を持ってみるとズッシリと結構重い・・・。
”何だっけこれ?”と蓋を開けて見ると・・・出てきたのがこちらです!
自分たちの結婚式の披露宴で使用したキャンドルサービスのロウソクでした!
お~、こんなのがまだ取ってあったとは!! もう遥か記憶のかなたでした。
上京以来コツコツ貯めていた有り金をはたいて目黒雅叙園で結婚式を行いました。
丁度バブルの最盛期。 あの頃は景気が良かったな~!
今ではまったくその面影もありませんが・・・まあ、何とか生きてます!!
思い起こせば25年前の事でした。
ロウソクの目盛りも丁度25でなくなっているので、これはもう捨てちゃおう!
ん? そういえば結婚25周年は銀婚式じゃん!
それすらも忘れていたな~!!
渋谷センター街と云う地名を聞いた事がある方は多いと思います。
渋谷センター街といえば若者文化の発祥地として有名です。
また過去には変造テレカや合法ドラックを売る外国人露天商がはびこる「怖い街」「汚い街」という危険なイメージがついていました。
そのイメージを払拭しようと2011年にバスケットストリートと改名したのですが、残念ながらいまだに定着していないようです。
さて、場所は変わってこちらは新宿は歌舞伎町です。
新宿にもセンター街があるのを知っていましたか?
ネオン煌めく歌舞伎町の裏路地・・・。
1951年からあると云うこの通りが新宿センター街「思い出の抜け道」です。
馳星周の小説「不夜城」の主人公、劉健一が経営する「カリビアン」というバーがこの路地にある設定になっていました。
実は、この通りはHさんにとってもまさに”思い出深き”抜け道なのです。
と云うのも、この通りの突き当りにHさんが上京した当時から通っている小料理屋さんがあります。
女将さんが一人で切り盛りしている小さなお店です。
Hさんが、東京のある会社に就職して、当時の先輩に連れて来られたのが始まりで、それから何かに付けて通い続けてかれこれ35年になります。
その女将さんはHさんが上京してから現在に至るまでの波乱万丈?の人生を知っている唯一無二の人と言っても過言ではありません。
Hさんにとっては”新宿のお袋さん”と呼べる存在です。
上京したばかりでまだ東京の右も左も判らない中で唯一安心して飲める店でした。
このお店には様々な人たちが来ます。
普通のサラリーマンも来れば、出勤前のホステスさん、仕事を途中で抜け出して息抜きに来る近所の店のマスター、当時はバブルで景気が良かった不動産屋、新宿の地主さん、ギターを持った流しの演歌歌手、ちょっと強めのお兄さんまで・・・
Hさん一人で飲みに来てカウンターの隅に座り、それらの人たちと女将さんとのやりとりを聞いているだけでいい社会勉強になりました。
その内に何人かの人たちとも顔見知りになって、ますます通うようになりました。
最近はなかなか行く機会がなかったのですが、先日、久々に女将さんはどうしているのか気になって行って見ました。
まず、路地の入口から店の灯りが見えたので一安心・・・。
この店の暖簾、開店十周年のお祝いに当時の常連さん達がみんなでお金を出し合って寄贈したものです。
寄贈した人たちの名前が書かれています。
もちろんHさんの名前も・・・。
女将さん元気かな~と擦りガラス戸を開けると・・・。
カウンター席と一畳ほどの小上りがあり、お客さんは10人程で一杯になる小さなお店。
”あら~! Hちゃん、来てくれた~!! 元気だったの~!”と女将さんの声が!!
今年で77歳になったと云う女将さんに、逆にHさんの方が元気だったのかと心配されてしまいました・・・。
Hさんが東京でこれまで仕事を続けてこれたのも、こんな元気な女将さんとの出会いがあったからです。
人と人との出会いは大切にしたいものですね~。
上野で京成スカイライナーに乗り換えて、成田空港へ。
Hさん、この話の時点で海外旅行は2度目です。
一度目は一昨年の台湾への社内旅行。
当然、この時は全て旅行代理店が旅行の段取りをしてくれました。
今回のように個人旅行はもちろん初めてです。
しかも誰にも話もしていない、全くの単独旅行です。
着いてからのホテルも何も決まっていない、無謀と云えば無謀な計画でした・・・。
期待と不安を抱えながら成田空港へ着きました。
航空会社はどこにしようか・・・。
やはりここは日本の航空会社の方が何かと話し易いだろう・・・。
当時は優良企業だった?JALの受付カウンターへ行きました。
Hさん
「あの~、ハワイへ行きたいのですが、飛行機の予約は取れますか?」
受付嬢
「今なら午後1時の便に空席があります。」
Hさん
「ではその便でお願いします。」
受付嬢
「パスポートとビザを拝見させてください。」
Hさん
「はい、パスポートはここに・・・。 ビ・ビ・ビザ!? ビザって何?」
はい、ここでお勉強しましょう!
査証(さしょう、 visa)は、外国人の入国に必要な入国許可申請証明の一部であり、大多数の国が同様の制度を運用している。
入国許可・在留資格とは別のものである。
しばしば旅券(パスポート)との関係や違いが誤解されるが、
旅券は「国際国籍・身分証明書」、査証は「入国許可申請証」と言い換えることができる。
また旅券は旅行者の国籍国が発行し、査証は旅行目的国が発行するものである。
(By Wikipedia)
受付嬢(冷ややかな目で・・・)
「ビザがないと入国できません。アメリカ大使館へ行って申請すれば半日程で取れますよ。」
愕然!とするHさん・・・。
「判りました。また出直して来ます・・・。」
あ~あ~、憧れのハワイ航路が・・・。
知らないとは恐ろしい事です。
”旅の恥はかき捨て”などと言いますが、”旅に出る前に恥をかいた”Hさんでした・・・。
こうして、また一つ賢くなったHさんは、再び東京へ戻る事になったのでした。
だんだん話が見えてきた?
まだ、続ける?・・・。