民王」を読みました。
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」
漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。
総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?
あの「半沢直樹」の
総理大臣と、そのドラ息子の魂が入れ替わってしまい、他の政治家にも同じような事が起き、それが、何らかの陰謀に関わってて、ドタバタ劇が続きます。
設定は現実離れし過ぎていますが、視点を変える事によって現代社会の本質に鋭く迫って行きます。
テンポの良いユーモラスな展開に中に時折見せる本音・・・
ユーモアのなかに正論を貫き通す痛快さに感服です!
この小説の満足度:☆☆☆☆
「2 Guns 」
公開:2013年
出演: デンゼル・ワシントン, マーク・ウォールバーグ, ポーラ・パットン, ビル・パクストン
麻薬取締官(DEA)のボビーは海軍情報部将校のマイケルと潜入捜査のためお互いの正体を知らぬまま、メキシコの片田舎でマフィアの手先としてコンビを組んでいた。
組織のしっぽを掴み彼らの金を強奪すれば、晴れてエリート捜査官に戻れるはずだった二人。
ところが手にした4000万ドル=約40億円という大金は、相棒であるマイケルの裏切りで忽然と消えてしまう。
マイケルも海軍の上司の裏切りからこの大金を失ってしまう。
しかし、この大金・・・実はCIAの裏金でもあった。
この汚れた40億円を取り戻すべくボビーは再びマイケルと手を組むが、麻薬取締局(DEA)、海軍情報部、CIA、マフィアに二人は追い詰められ・・・。
デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグの2大スターが競演!
2人の潜入捜査員とDEA、海軍、CIA、メキシカンマフィアが大金のめぐって壮絶な争奪戦を繰り広げます。
展開が二転三転してなかなかスピーディです。
2大スターはユーモアを織り交ぜながら、ド派手な撃合いもあり、コンビネーションもバッチリで最後までカッコいい!!
まさに、アメリカンな映画でした!!
この映画の満足度:☆☆☆☆
昨日は昼食で渋谷ヒカリエの7階レストラン街にある博多らーめん「うま馬」へ行ってきました。
初の来店と云う事でまずは定番?のランチメニュー「うま馬セット」を食べて見る事に・・・。
博多らーめんと明太子御飯のセットです。
明太子が思いの外沢山乗っていて、これはウマそうだ!!
らーめんの具材はチャーシューが2枚にきくらげとたっぷりの青ネギ。
博多らーめんの定番ですね~!!
さらに「うま馬」の名物だと云う一口餃子も付いています。
本当に一口だな~! 小っちゃ!!
博多らーめん独特の極細ストレート麺。 茹で方は特に注文しませんでしたが、少し固めで歯ごたえあり。
さて、肝心のスープのお味は・・・。
豚骨にしてはさっぱりとしていて、明太子御飯と一緒に食べたからかも知れませんが、ちょっと、塩分が強いような・・・。
同じ博多らーめんの「一蘭」や「一風堂」と比べると、あっさりとし過ぎて深みに欠ける気がする・・・。
ん~、お腹は満腹になりましたが、残念ながら”これは、美味いな~!!”とまでは思えませんでした。
先週は飲み会が3回もありお疲れモードのHさんです。
そんな飲み疲れにもめげずに今日は1月4日の初打ち以来久々にゴルフをやる予定でした。
しかし、昨日の夕方になってゴルフ場から連絡があり、3つあるコースの内、Hさんたちがラウンドをする予定していたコースは雪が多すぎてクローズ・・・。
残りの2つのコースも一応ラウンドは出来るが、斜面やラフには雪があり場所によってはフェアウェーにも雪が残っている状態で、スタート時間も当初の予定よりかなり遅くなるとの事。
確かに先日の雪の降り方は異常でしたからね~!
Hさんが通勤している渋谷駅ではハチ公像の横に雪像が作られていたそうです。
誰が作ったかは不明との事ですが、夜中に若者たちが作ったのでしょうかね~。
結局そんなに雪が残っているコースでプレーしてもボールを無くすだけだろうと云う事でキャンセルする事にしました。
ん~! 残念!!
サハラ」を読みました。
サハラ・アラブ民主共和国解放軍に招聘された傭兵檜垣は、敵対するモロッコ秘密警察に受けた訊問で記憶を失う。
一方、サハラ砂漠に未知の油田があることを記した文書とともに日本の書記官が行方不明に。
檜垣はアルジェの駐在武官牛島から、油田を探るため手を組みたいと申し出をうける。
牛島から檜垣の妻ミランダがジュネーブで入院していると知らされ、現地を訪ねた桧垣だが妻は「カサブランカに行きたい」という言葉を残して姿を消していた……。
笹本稜平と云えば「太平洋の薔薇」や「天空への回廊」など世界を舞台にした謀略小説の第一人者です。
本作は過去の作品の「フォックスストーン」や「マングースの尻尾」に登場した傭兵の檜垣耀二を主人公に据えて、この二作品に登場した他のキャラもほぼ総出演します。
さらにタイトルが”サハラ”ときては、これはこれまで以上の壮大なストーリーになっているはず!!
ん~! これは面白そうだ!!
400ページ近い長編ですが期待感たっぷりで読み始めました。
が・・・
主人公の檜垣の記憶を尋ねる旅と”サハラ”にある資源を巡る策謀がメインで、ストーリー的にはかなり地味な展開で・・・。
もう少し派手な冒険小説を期待していただけに残念ながら期待倒れでした。
この小説の満足度:☆☆☆
。
「ファントム-開戦前夜-」
製作:2012年
出演:エド・ハリス, デイビッド・ドゥカブニー, ウィリアム・フィクトナー, ランス・ヘンリクセン, ジョナサン・シェック
かつて≪冷戦≫と呼ばれた闘争があった。
世界が二つの陣営に分かれ、人々が核戦争の恐怖に怯えていた時代。
核ミサイルを搭載したソビエト連邦の潜水艦が、ハワイ沖で消息を絶つ。
これを探知したアメリカ軍とソ連軍は、潜水艦の発見と回収を巡り、火花散る情報戦を展開した。
『プロジェクト・ジェニファー』と呼ばれる米ソ最大の諜報戦。
果たして消えた核ミサイル搭載艦は、南太平洋で何をしていたのか?
その艦内で、一体何が起こったのか?
そして彼らは、どこへ消えたのか?
歴史に隠された真実が、いま深海から浮上する! !
1968年3月にハワイ沖で消息を絶ったソビエトの戦略型原子力潜水艦の謎を描いた実話に基づいた映画です。
米ソ冷戦期にこんな事が実際にあったのですね~!!
艦長を演じるエド・ハリスのいぶし銀の演技が光ります!!
狭い潜水艦の中で展開する緊迫した人間ドラマに最後まで見入ってしまいました。
この映画の満足度:☆☆☆☆
「エリジウム」
出演:マット・デイモン, ジョディ・フォスター, シャールト・コプリー
2154年、世界は完全に二分化されていた。
ひと握りの富裕層が上空に浮かぶスペースコロニー「エリジウム」で極上の人生を謳歌する一方、人類の大多数は荒廃しきった地球で貧しい生活を強いられていた。
スラムに暮らすマックスは、ある日不慮の事故に遭い余命5日と宣告されてしまう。
生き残るには医療ポッドのあるエリジウムに進入するしかない。
レジスタンス軍に参加し、決死の覚悟でエリジウムへ挑む彼の前に、冷酷非情な女防衛長官デラコートが立ちはだかる…!
映画『第9地区』で一躍有名になったニール・ブロムカンプ監督の最新作!
120億円を掛けた娯楽大作!!
しかも、マッド・デイモンとジョディ・フォスターの2大スター共演!!
その割にはストーリーも有り触れていて・・・
ジョディ・フォスターを起用した意味がまったく感じられない!
VFXにお金をかけただけのB級映画の出来でした・・・。
この映画の満足度:☆☆☆
「トランス」
製作:2013年
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ヴァンサン・カッセル、ロザリオ・ドーソン
絵画のオークション会場から盗まれたゴヤの絵。
ギャングと組んだ競売人のサイモンが絵を隠したのだ。
しかし殴られたことで記憶を失ってしまったサイモンは、絵の隠し場所を思い出すため女性セラピストの元へ通うが・・・。
登場人物たちの欲望が複雑に絡み合い、めまぐるしく物語が展開していきます。
さらに現実なのか、催眠世界の出来事なのか、区別がつかなくなってきて・・・
どうなっちゃってるの!?と云う感じ観ていると・・・
ラストの真相で成る程そう云うことか!!
ん~、なかなか良く出来ています!!
この映画の満足度:☆☆☆☆