翔る合戦屋」を読みました。
天文19年(1550年)、夏。
武田の信濃への侵攻は、ますます激しくなっていた。
村上、小笠原、遠藤を中心とした信濃勢と武田晴信との戦いの火蓋が、ついにきって落とされる。
真田幸隆、仁科盛明など名だたる豪将がせめぎ合うなか、石堂一徹は、再び天下という夢に向かって動きだす。
「若菜と天下を二つながらに我がものとしてみせようぞ」。
「哄う合戦屋」、「奔る合戦屋」に続く合戦屋シリーズの最終巻です。
本作の前篇に当たる「哄う合戦屋」は、五百名の仁科勢の追撃を石堂一徹が六蔵とたった二人で死を決して立ち向かう場面で終わっていました。
ん~、この終わり方・・・あの名画「明日に向かって撃て」とダブりますね~!
「明日に向かって撃て」の続編はありませんでしたが、本シリーズではいっかりとその続きが書かれています。
何とか窮地を脱した一徹は遠藤家に戻り、再び合戦の地へと向かう!
勇猛かつ智略に長けた一徹の戦いぶりには毎回思わず唸らせられます。
また、戦国時代の武将の生き様といったものもリアルに伝わってきました!
史実に基づき、その中で架空の人物である石堂一徹等をあたかも実在した人物の様に巧みに織り込んで読ませる作者の力量に拍手です!
続々編にも期待です!!
この小説の満足度:☆☆☆☆
「THE BRIDGE/ブリッジ 」
製作:2011年・スウェーデン、デンマーク
出演: ソフィア・ヘリーン, キム・ボツニア, ダグ・マルンベルグ, クリスチャン・ヒルボリィ, プク・シャーバウ
デンマークとスウェーデンを繋ぐオーレスン橋のライトが突然消える。
電源が復旧すると、その国境線上には切断された遺体があった。
上半身はスウェーデン側、下半身はデンマーク側。
だがそれぞれ政治家と娼婦という全くの別人の物だった。
スウェーデンの刑事サーガとデンマークの刑事マーティンは、共同で捜査を開始するが…。
海外TVドラマシリーズの「ブラックリスト SEASON 1(全11話)」を観終わりました。
超A級犯罪者レイモンド・“レッド"・レディントンがこれまた超A級犯罪者の情報を集めた“ブラックリスト"を合衆国に提供し、FBIに協力しながらそれらの犯罪者を裁いていくという犯罪心理サスペンス・アクションストーリーです。
一体、彼の真の目的は何なのか・・・。
複雑な人間関係や過去の秘密など毎回緊張感が途切れない展開でなかなか見ごたえがありました。
続けてSEASON 2も観たい処ですが、日本では今年公開予定との事。
それでは次に観るのは何にしようか・・・。
幸いゲオで海外ドラマ1話目無料レンタルキャンペーンをやっていて、何作品かをレンタルして観ました。
その中で面白そうだったのが「THE BRIDGE/ブリッジ 」です。
スウェーデン、デンマーク が舞台のミステリードラマです。
北欧の社会事情を踏まえた先の読めない展開にどんどんと引き込まれました。
スウェーデンの刑事サーガとデンマークの刑事マーティンのキャラもなかなかいいです。
北欧独特のほの暗い雰囲気の中、ハリウッド作品にはない斬新なカメラワークとストーリー展開で今後が楽しみです!
このドラマの満足度:☆☆☆☆
さだまさし 著 「風に立つライオン」を読みました。
1987年、熱い志と明るいエネルギーを持つ日本人医師・航一郎は、恋人を長崎に残し、ケニアの病院に向かった。
劣悪な環境で奮闘する航一郎の前に、激しい銃創を負った少年兵・ンドゥングが現れる。
心を開かないンドゥングだったが、航一郎の熱さ優しさエネルギーを受け、少しずつ変わっていく。
そして、遂に医師を志すことを決意するまでにいたる。
しかし、その後、航一郎に哀しい運命が訪れ――。
2011年3月、医師となったンドゥングは、津波に襲われた石巻を訪れる。
そこで出会った避難所明友館のリーダー・木場に航一郎の面影を見る。
木場と共に被災者に寄り添うンドゥングは、ある日、かつての自分と同じような目をした少年に出逢う……。
アフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した、実在の日本人医師をモデルに作られた、さだまさしさんの名曲「風に立つライオン」(1987年)。
この曲に感銘を受けた俳優・大沢たかおさんの熱意に応え、さださん自らがこの同名小説を書き下ろしたそうです。
私はこの歌を聞いた事がなく、この小説を読み終えてから初めて聞きました。
歌の背景を知っているだけに余計に心に響きました。
小説の方はアフリカの僻地医療で奮闘する主人公の医師航一郎の姿を 周囲の人々からのインタビュー形式で語られます。
周囲の人々の話から航一郎の人となりが徐々に明らかになっていきます。
さらにケニアの戦場病院の状況や子どもたちが少年兵になったいきさつなど、その厳しい現実に胸が痛くなります。
人の命だけでなく心まで救うのが「医師」という職業。
まさに、”仁”ですね~!
その”仁”の精神が一人の日本人からケニア人へ、そしてケニア人から逆に日本人へと受け継がれていく過程に感動を覚えました。
遠い異国の地で一人奮闘した医師がいた。
その姿はまるで”風に立つライオン”・・・
”ガンバレ”は相手に言うことではなく、自分を奮い立たせるための言葉。。。
”ガンバレ~!” が心に沁みます!
三池崇史:監督、大沢たかお:主演、映画『風に立つライオン』は3月14日(土)公開です。
この小説の満足度:☆☆☆☆
次の仕事の為に新しい事務所を開設して、今週から本格的に常駐しました。
まずは、事務所開きとメンバー間の結束を図る為に飲み会を・・・。
場所は渋谷センター街入口より徒歩3分の所にある「浜焼酒場 トロハチ 渋谷店」です。
毎日漁港から直送されてくる鮮度抜群の魚介類をリーズナブルに味わえると評判のお店です。
このお店のおススメ料理は何といってもにその名の通りの浜焼きです。
と云う事で、浜焼きセット(大)をオーダー!
その中身はホタテ・鮪ほほ肉・イカの軟骨串・たこ・牡蠣バター焼き・イカゲソ・さつま揚げ・ちくわ・野菜セット・イカの漬け。
このネタを卓上にあるコンロで焼きあげます!
焼き上がるにつれて香ばしい匂いが立ち込めてきます!
そして、焼き立てのアツアツを食せば・・・
これは、旨ァーーーーーーーいッ!!
酒が進むゼ~ッ!!
話も弾み、和気藹々とした事務所開きとなりました。
「ひまわり 」
製作:1970年 イタリア
出演: ソフィア・ローレン, マルチェロ・マストロヤンニ,リュドミラ・サベーリエワ
洋裁で生計を立てる陽気なナポリ娘ジョバンナとアフリカ戦線行きを控えた兵士・アントニオは海岸で出会い、すぐに恋に落ちた。
12日間の結婚休暇を目当てに結婚式を挙げたふたりは幸せな新婚の日々を過ごすが、休暇の12日間は瞬く間に過ぎてしまう。
精神疾患による除隊を目論んだアントニオは首尾よく精神病院に入院するが、あえなく詐病が露見。
懲罰の為、ソ連戦線へと送られてしまう。
終戦後、ジョバンナは年老いたアントニオの母親を励ましながら夫の帰りを何年も待ち続け、ようやく同じ部隊にいたという男を見つける。
男の話によるとアントニオは敗走中、極寒の雪原で倒れたという。
ジョバンナは愛するアントニオの生存を確かめるため、ソ連へと足を運ぶが・・・。
無料動画配信サイト「GYAO!」で見つけて、懐かしく観賞しました。
ソフィア・ローレン、やっぱりきれいでした~!
マルチェロ・マストロヤンニも男の哀愁を感じさせます!
序盤の幸せに満ちた新婚生活と後半の再会と別れが画面一面のひまわり畑とラップしてズーンと心に響く切ない作品でした。
戦争はいつの時代も悲劇しか生み出しませんね。
この映画の満足度:☆☆☆☆☆
竜の道」を読みました。
矢端竜一は魑魅魍魎が蠢く裏社会の支配を目論んだ。
手始めに、株の業界紙を発行する新聞社に潜り込み、その乗っ取りに成功する。
億を超える金に群がるクズ共を冷徹に操る竜一は、大物ヤクザ・曽根村の信頼を勝ち取るべく、殺人にまで手を染める。
野心の塊のような竜一の疾走。
それは、双子の弟・竜二と交わしたある約束を果たすためだった…。 (上巻)
矢端竜二は、エリート官僚の世界に飛び込んだ。
兄・竜一との約束―ある大物実業家への復讐―を果たすために。
表と裏から攻めて、あいつを叩き潰す…。
第二、第三の殺しに手を染める竜一、企みを抱いてある女を篭絡する竜二。
金と欲が行き交う修羅の道を鋼の意志で突き進む双子が行き着く先は? (下巻)
この作者の作品を読むのは「天国への階段」、「海は涸いていた」以来、久々です。
前2作も面白かったですが、本作もなかなか面白い!
捨て子であった一卵性双生児の竜一と竜二。
廃品回収業者の義父母に拾われるが日々虐げられ、世間からは蔑みの目で見られていた。
そんな、クソのような人生とオサラバするために嵐の夜、竜一の身代わりを探し出し、養父母と一緒に燃やしてしまう・・・。
やがて、兄は裏社会の力を味方につけ、弟はエリート官僚としてそれぞれ裏・表の世界でのし上がってゆく・・・。
巨大暴力団組長、大物右翼、医療グループ会長、仕手集団・・・
様々な大物、曲者を巻き込み、欺きならが、双頭の竜が野望に向かって修羅の道を突き進む・・・。
ん~、ハードボイルドだぜ~!!
サクサク読めて、次のページをめくるのが楽しみでした。
早く続きが読みたい!
この小説の満足度:☆☆☆☆
昨日は埼玉県の玉川カントリークラブで1か月ぶり今年2回目のゴルフでした。
寒くて練習にも行かずクラブを握るのも1か月ぶりです。 さて、どうなる事やら・・・
玉川カントリークラブは丘陵地に巧みにレイアウトされたそれぞれが個性的で戦略性に富んだコースです。
INコース380ヤードPAR4からスタートです。
1打目のドライバーはまずまず、続く2打目でボールの頭を叩きゴロ・・・。 3打目も頭を叩いた・・・。
4オンの2パットでダボ発進です・・・。
ん~、久しぶりで身体の起き上がりが早いな~! 打ち終わるまで、ボールをちゃんと見れていない・・・。
11番ホールでは逆にボールを見すぎて、アイアンでダフリ連発・・・。 トリプル・・・。
ゴルフは難しいね~・・・。
しかも、このコースはフェアウェイがうねっていて平らな所が殆どない。
余計にボールをちゃんと見て打たなきゃね~・・・。
7ホールを終わって早くも13オーバーだ・・・。 これは40台は無理だ・・・。
こうして、迎えた17番ホール166ヤードPAR3。
このショートホールがグリーン手前には石垣で囲われた大きな池が待ち構えています。
1打目5番アイアンをダフってあえなく池へ・・・。 池の手前からグリーンまでは旗の頭しか見えない打ち上げです。
強く当たりすぎて、グリーンオーバーで奥のOBゾーンへ・・・。打ち直したボールは右の崖下へ・・・。
崖下から打ったボールがグリーン手前のバンカーへ・・・。 バンカーで2度叩いてようやくグリーン奥へ。
そこから3パット・・・。 なんとこのホール、叩きに叩いて12打です!!
結局、INコースは61でホールアウト・・・。 いや~、60台は久々に出したな~!!
人生、こんな事もありますよ~!!
昼食は坦々麺を食べて気を取り直します。
OUTコースは489ヤードPAR5からスタートです。
相変わらず、アイアンとパットが冴えず、ダボ発進・・・。
この頃から雨が降り出し・・・・。 やがて、みぞれから雪に変わりました・・・。
マジに寒い~!! カメラのレンズも曇ります・・・。
2番ホール121ヤードPAR3でようやくパーをセーブするも、後が続きません。
OBは出すは、アイアンは当たらないは、パットは入らないは、の3重苦・・・。
それでも流石に17番ホールのように12打も叩く事は無かった・・・。
OUTコースは51でホールアウトです。
今年2回目のゴルフはトータル112でした。
やっぱり、練習不足はダメですね~。
もう少し暖かくなったら練習しよう~!!
今週は残業で終電帰りが続き、ちょっとハードな1週間でした。
”疲れた時には、うなぎを食べて元気回復だ~!”と云う事で・・・
埼玉県大宮駅の東口から徒歩5分の所にある、うなぎ「山家本店」へ行ってきました。
「山家」は創業明治5年と言うとうなぎの老舗店です。
レトロ感漂う店内はまさに、老舗~と云う感じです。
階段脇においてある電話は実際に使用する事ができるそうです。
うなぎが出来上がるまで、こちらのうなぎの骨せんべいと鮟肝を頂きます。
どちらも、ビールにあうね~!
そして、オーダーしたうなぎが登場!
こちらのお店のメニューはうな重やうな丼、鰻ひつまぶし、鰻の串焼き、天丼や天ぷらなど多彩にありますが・・・
今回は、鰻ひつまぶしをチョイスです!
鰻ひつまぶしに出汁と薬味、肝吸いとお新香がついています。
どうですか! このうなぎの照り具合は!! 美味しそうだ~!!
1杯目はそのまま食べて、鰻そのものを味わいます。
鰻の脂の乗り具合はほどよく、タレもさっぱりしていて・・・・旨ぁーーーーーいッ!!
そして、2杯目は薬味を乗せて味わいます。
これまた、旨ぁーーーーーいッ!!・・・・に、決まってる!!
最後の3杯目は薬味と出汁をかけて、お茶づけ風に・・・
わさびがぴりっと効いていて、これは文句なしに・・・・ 旨ぁーーーーーーーーぃッ☆↑↑
肝吸の肝もしっかりとして、汁は上品でさっぱりとした味です。
お新香も塩加減が良くて口をさっぱりとしてくれます。
満足! 満足! 流石に老舗店だけの事はありました!
Hさんの事務所にきて1か月になる若手のO田君が、交通費の清算の仕方をベテランのS藤さんに聞いていました。
S藤さん、
”キップの券売機があるだろう。 その券売機に領収書と云うボタンがあるから、それを押せば領収書が出てくるから、清算伝票にその領収書を付けて出せばいいんだよ!”
O田君、
”え! 券売機にそんなボタンありましたっけ?”
S藤さん、
”あるよ! よく見てご覧! 下の方にあるから!”
そんな会話を耳にしたHさんが・・・
”音声認識機能が付いている券売機もあるよ。 券売機の前で領収書!と言えば自動的に出てくるよ!”
S藤さん、O田君
”え~! そんな券売機もあるんですか! すごいですね~!”
Hさん、
”でも、駅の中は廻りがざわついてなかなか聞き取れないから、かなり大きい声で何度か言わないとダメだけどね。”
S藤さん、O田君
”あ~、そうなんだ~。”
Hさん、
”そう! 今度やってご覧! 券売機の前で大きい声で、領収書!と何度か言えば・・・・どうかしましたか?と駅員がくるから・・・”
S藤さん、O田君
”ん?・・・・・・”
お後がよろしいようで・・・
今週は月曜日から残業で終電帰りが続いているHさんです。
”腹が減っては戦は出来ぬ!”・・・と云う事で残業食を食べています。
昨晩の残業食がこちら!
節分にちなんでファミマで恵方巻をチョイス!
使用していない打ち合わせ室で一人で静かに食べていた処・・・
まだ仕事をしていた他の所員たちがその噂を聞きつけてわざわざHさんの食事風景を覗きにきました。
”Hさん、美味しそうな恵方巻だね~! 西南西の方角を向いて食べなきゃダメだよ~!”
そんな事知ってるよ! 恵方巻を食べている時に話しかけるんじゃねよ~!!
と、昨晩はこんなやり取りがあって・・・
今晩も残業になりそうです・・・・
さて、今晩の残業食は何にしようかな~。
やっぱり、これか!
Happy Birthday to ME・・・・。