流れ星の冬」を読みました。
最愛の妻はすでに亡くなり、たったひとりの子供も独立をしている。
大学教授・葉山英介は平穏な人生の冬を送ることになるはずだった。
しかし、彼は他人には話すことのできない「過去」を背負っていた。
そして四十年の歳月を経て、にわかにその「過去」が彼に清算を迫ってきたのだ。
「過去」に決着をつけるために、葉山は銃を手に取った。
どの作品も見事なハードボイルドタッチで読んでいてぐいぐいと引き込まれてゆきました。
久々に読んだ本作は・・・
主人公が年配者ということでハードボイルドと云うよりも幾分ソフトボイルド的?な仕上がりになっています。
それでも全体を通して緊張感があるストーリー運びは流石です。
この小説の満足度:☆☆☆☆
Hさんの予想通りにブラジルとスペインが決勝に進みました。
それにしても準決勝の2試合ともまさに死闘でしたね。
敗れたウルグアイとイタリアも予想以上の善戦でした。
さて、決勝戦は地元の利があるブラジルが圧倒的に有利ですが・・・
そこは疲れているとはいえ選手層が厚い無敵艦隊スペイン!
ネイマールさえ抑え込めれば十分勝利は見えてきます。
3-1でスペインの勝利!
と予想しましたが、さてさてどうなるのか・・・
7月1日の試合に注目です!
刑事たちの聖戦」 を読みました
公安部vs.刑事部、分裂するキャリア官僚。
権力と陰謀の迷宮を刑事たちは食い破れるか!?
旧大蔵省次官を経験した元高官が相次いで殺された。
政治テロか、それとも―。
浮かびあがったのは、7年前、政官財を揺るがした疑獄事件。
その事件で殉職した松浦刑事の息子・亮右の名が捜査線上に挙がる。
松浦の盟友は亮右を緊急避難させるが…。
前作「刑事たちの夏」の続編です。
前作は一人の官僚の死と、彼の残したメモを巡り多くの人物の思惑が絡み合う濃厚な人間ドラマを描いた作品でした。
その続編と云う事で期待して読みました。
本作でも警察庁と警視庁、公安警察と刑事警察など警察内部の対立が巧妙に描かれています。
しかし、前作に比べると随分こじんまりと纏めた感じで期待した程ではなかった・・・。
この小説の満足度:☆☆☆
「アウトロー」
公開:2012年
出演:トム・クルーズ, ロザムンド・パイク, リチャード・ジェンキンス, デヴィッド・オイェロウォ
ピッツバーグ近郊で起きた銃乱射事件で、元米軍スナイパーのジェームズ・バーが逮捕される。
証拠はすべて揃い、事件は解決へ向かうかに見えた。
しかしバーは黙秘を続け、「ジャック・リーチャーを呼べ」と紙に書いて要求する──。
警察がリーチャーの身元を探る中、突然本人が姿を現す。
証拠など信用しない彼は己の正義に従い真相解明に乗り出すが、やがてこの“完全犯罪"に潜む巨大な闇に気づく……
トム・クルーズ主演のミステリー&アクション映画です。
トム・クルーズは年齢とともに渋さも増してきましたね~。
その年齢のせいではないと思いますが、本作はハイテクなMIシリーズとは違いド派手なアクションやどんでん返しはほとんどなし。
ダーティハリーのような昔懐かしのダークヒーローを演じています。
突っ込みどころは多々ありますが、まあまあ普通に楽しめました。
この映画のお勧め度:☆☆☆
ブラジルで行われているコンフェデ杯も4強が出揃い、いよいよ大詰めですね。
Hさんの予想は決勝はスペインvsブラジル。 3-1でスペインの優勝でしょう!
そんなサッカーも注目ですが・・・
昨晩は東京ドームでもアメリカンフットボールの春季東日本社会人王者を決める第36回「パールボウル」を観戦してきました。
決勝戦は4年ぶり8度目の優勝を狙う鹿島ディアーズと3年ぶり4度目の優勝を目指す富士通フロンティアーズが激突。
本社からの支援が今シーズン限りで停止する鹿島ディアーズにとっては負けられない戦いとなりました。
例によって試合開始前に両チームのチアリーダーがダンスを披露して会場を盛り上げます。
さて、試合の方は富士通が第1クオーター5分0秒、RB進士の7ヤードTDランで先制。
そのままペースを握ると第2クオーター2分45秒にもK後藤が21ヤードのFGを決めて鹿島を突き放します。
ハーフタイムショーには、社会人フットボールXリーグのチアリーダー140人に加え、アイドルグループの「乃木坂46」が登場!!
東京ドームは初登場の「乃木坂46」はヒット曲の「おいでシャンプー」を披露。
さらにはXリーグチアリーダー140人とコラボの出演もありました。
そんなハーフタイムが終わり試合が再開されます。
第3クオーターの開始早々の0分45秒、今度は鹿島がQB山城からWR前田への29ヤードTDパスが決まり、7点を獲得!!
これで勢いづいた鹿島は6分15秒にも山城から岩井へのTDパスが決まって、逆転に成功しました。
続く、第4クオーター、富士通が再逆転を狙うもなかなか得点には結びつかない。
一方、鹿島は12分5秒、K青木が31ヤードのFGを決めて7点差にします。
その後も富士通は攻め手に欠き、そのままタイムアウト!
鹿島ディアーズの4年ぶりの優勝が決まりました。
MVPは鹿島WRの岩井選手が獲得しました。
今後はグラブチームとしての存続の道を探るディアーズ。
さらに日本一も決めて、新スポンサーを獲得して欲しいものです。
福澤 徹三 著 「Iターン 」を読みました。
広告代理店の冴えない営業マン・狛江が単身赴任したのは、リストラ対象の北九州支店。
思わぬトラブルでヤクザに絡まれ、大借金のうえ身売りの大ピンチに。
鉄拳の雨と禁断のレバ刺し、爆弾を抱えたダイ・ハードな日常。
生き地獄に陥った男のI(=自分)ターンとは!?
福澤 徹三のどん底シリーズ?です。
前に読んだ「すじぼり」が主人公の大学生がどん底まで落ちてゆくのに対して、こちらは普通のサラリーマンが転落します。
裏社会やアンダーグランドの世界をテーマに、あれよあれよという間に底なし沼に・・・
相変わらずむちゃくちゃな転落ぶりです・・・
さらに、出てくるキャラもそろいもそろって厭な奴ばっかり・・・
ストーリーの展開も速く、手に汗握る展開が続きます。
それがなぜかコミカルで、痛快で最後まで飽きさせることがありません。
さらに、”色んな事があるけど、人生って捨てたもんじゃないかも・・・”と思わせるオチが秀逸です!
この小説の満足度:☆☆☆☆☆
残念でした! 日本代表!
コンフェデ杯 第3戦 メキシコにも1-2で敗れてしまいました。
イタリア戦と同じく出だしは動きもよく何度もチャンスでありました。
そこで1点でも入ればまた違う展開になっていたかもしれませんが・・・
後半は足が止まり防戦一方でした。
しかし、後半41分、ようやく追撃のゴールが!!
左サイドからの香川のクロスをファーサイドで遠藤が右足で落とし・・・
岡崎が右足でGO~AL!!
終盤、メキシコ、エルナンデスのPKもGK川島がなんとかしのぎますが・・・
結局、コンフェデ杯、日本は3連敗。
グループAの最下位に終わり、レベルの違いをまざまざと見せつけられました。
W杯まで後1年。 さらなるレベルアップを期待しましょう!
こうして日本代表はリーグ戦で敗退しましたが、コンフェデ杯はこれからが本番です!
どこが優勝するのか、7月1日まで目が離せませんね~。
久々の誉田作品です。
姉の死の真相を暴こうとあがく妹。
しかし生前の姉の姿が見えてくるにつれ、知りたくなかった実際が目の前に現れる・・・。
これまで読んだ作品も結構グロい描写が多くありましたが、本作はそこにさらにエロい描写が加わって・・・
帯に書かれた通りのR18ミステリー!
まったく救いようのない酷い話・・・。
しかし、全体的には非常に内容が把握しやすく、ストーリーにどんどんと引き込まれて、あっと云う間に読了!!
読後感の悪さも誉田作品ならではでした!
この小説の満足度:☆☆☆
隻眼の少女」を読みました。
寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。
事件は解決したが、十八年後に再び悪夢が・・・
この作家の作品を読むのは本作が初めてです。
「日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞」ダブル受賞と云う事で読んでみました。
竜殺しの伝説が残る村で教祖様候補の少女が首を切られて殺されると云う凄惨な連続殺人事件が起こる。
そこに居合わせた青年と巫女姿の隻眼の少女探偵が事件に挑む・・・。
ん~、巫女姿の隻眼の少女探偵と云うのがちょっと有りえない設定ですがこれが本格ミステリーなのか・・・。
横溝正史の作品並みのオドロオドロしさを期待しましたが・・・。
見事に裏切られました!!
この小説の満足度:☆☆
”栄養失調”と診断されたO所長に何とかスタミナのつく物を食べさせようと、早速、O所長メタボ計画 第一弾を実施しました。
第一弾として訪れたのは渋谷警察署の裏にあるこちらのお店です!!
「炭火焼酒場 ホルイチ」
ここは「王様のブランチ」でも紹介された事があるホルモン専門店です。
普段はほとんど肉類を食べないO所長にホルモンを食べてもらおうと云う企画です!
店に入り早速ホンモンを注文しようとするHさんに先んじて・・・
O所長がオーダーを取りにきた店員さんに、”冷しトマトはある?”と一言・・・
いやいや、ここで冷しトマトを食べちゃあ、いつもと一緒だから・・・
今日はがっつりとホルモンを食べてスタミナつけなくちゃ~!! ビタミンも豊富ですよ~!!
肉食べるのは、今でしょう~!!
そんなやり取りがあり~の・・・
出てきました、こちらがホルモンの盛り合わせ!
ホルモンは食べた事がないというO所長に焼き立てをすすめるHさん。
O所長はと云えば、最初はいやいやながら、それでもビールの酔いも手伝って徐々に食べ始めました。
やっぱり焼き立ては旨いよね!! お口の中にあふれる肉汁~!! ジュ~シ~!!
その後、同僚のF田さんも合流して、ますます話は盛り上がり・・・
カルビ・ロース・ミノと食べず嫌いのO所長も結構食べてくれました。
いいんじゃない!! やっぱり体力を付けるのは肉でしょ~!!
それじゃ~、そろそろ〆にしますか!!
”いやいや、もうお腹一杯だよ”と云うO所長を説き伏せてHさんがオーダーしたのが、こちらの冷麺です!!
これがまた旨い!!
ホルモンで脂ぽくなった口の中をちょっと酸っぱめのスープがさっぱりとしてくれます!
これにはもうお腹が一杯だよ!と言っていたO所長も納得で結局ペロリと平らげてくれました。
こうして、O所長メタボ計画第一弾は大成功!!
ん?? ちょ、ちょっと待てよ・・・
O所長がメタボになると云う事は、一緒に食べているHさんはさらにメタボに・・・
ヤバイじゃん!!