昨日は関東地方は朝から雪でした。
出勤前、テレビの天気予報で都心でもかなり積もるかもしれないと云う事で・・・
家人から”これ持っていきなさいよ!”と手渡されたのがこちらです!
”何、これ?”と袋から取り出すと・・・ゴム板の上に鉄鋲がついています。
その裏側には・・・鋭い爪が!!
100均で売っていた雪道での滑り止めグッツだそうです。
靴に装着すると、こんな状態に・・・
成る程! 確かにこれを付けていれば革靴でも滑らなそうですね~!
楽天市場の雪道滑り止め用品ランキングで1位の人気商品だとか。
小さい頃、北海道の田舎では冬になるとどこの家でも玄関先に”かんじき”がぶら下がっていたのを思い出しました。
”備えあれば憂いなし”と云う事で、家人に言われるままにカバンの中にこの滑り止めグッツを忍ばせて出勤しました。
幸いな事に昨日の雪は都心ではお昼頃には止んで夕方にはすっかり溶けてしまいましたので、これを装着する事態にはなりませんでした。
しかし、万が一、取り外すのを忘れて満員電車に乗ったら・・・
かなり、恐い!!
Hさんの事務所にあるコーヒーメーカーは焙煎されたコーヒーの粉が1杯ごとにパック詰めされていて、そのパックを本体に装着するとお湯が自動的に出てきてドリップすると云うものです。
毎回、飲むたびに挽きたての味と香りを楽しめると云う事で所員に好評です。
そんなコーヒーメーカーを見て、他の事務所でも同じ物をレンタルする事になりました。
注文したコーヒーメーカーが納品されてきて、早速コーヒーを味わおうと云う事になりました。
コーヒーパックをセットする前に本体の横に内蔵されている給水タンクに水を入れなければなりません。
そこで女子事務員さんが給水タンクを取り出して水を入れようとした処で、A木さんが一言・・・・
”あれ~! 向こうの事務所にあったコーヒーメーカーは自動給水式だったよね! こっちはタンク式なんだ~!”
それを聞いた女子事務員のY田さんが・・・
”A木さん、何言ってるの? 向こうの事務所も同じで、毎朝私たちがタンクに水を入れてるんですよ!”
思わぬところで女子事務員さんからヒンシュクをかってしまったA木でした・・・。
口は災いの元ですね~!!
桜木 紫乃 著 「硝子の葦」を読みました。
道東・釧路で『ホテルローヤル』を営む幸田喜一郎が事故で意識不明の重体となった。
年の離れた夫を看病する妻・節子の平穏な日常にも亀裂が入り、闇が溢れ出した――。
愛人関係にある澤木と一緒に彼女は、家出した夫の一人娘を探し始めた。
短歌仲間の家庭に潜む秘密、その娘の誘拐事件、長らく夫の愛人だった母の失踪……。
次々と謎が節子を襲う。
作者は2013年「ホテルローヤル」で第149回直木賞されています。
Hさんはこの作者の小説を読むのは本作が初めてです。
女性特有のどろどろした情愛をサラリとしたタッチで書き上げています。
北海道出身なので舞台となっている道東・厚岸や釧路の情景も目に浮かびました。
しかし、登場人物にあまり魅力が感じられず、最後までのめり込み度はイマイチでした。
この小説の満足度:☆☆☆
「フライト・ゲーム」
製作:2014年
出演:リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、ミシェル・ドッカリー、ルピタ・ニョンゴ
航空保安官のビル・マークスは、NY発ロンドン行きの旅客機の警備のために客を装って乗り込んだ。
彼は、ある理由から心身ともに疲れきっていたが、周囲に目を配り怪し気な乗客がいないかチェックは怠らなかった。
無事に離陸し、機内が落ち着いた真夜中、ビルの携帯に送信者不明のメールが届く―
「1億5千万ドル送金しなければ、20分ごとに1人殺す」。
さらには、ビルの行動を間近で見ているかのように、彼の行動について指摘してくる。
その瞬間、乗客乗員の全146人が容疑者となった!
12000メートル上空のこの完全なる密室で殺人を犯して、逃げられるはずはない―
しかし、そんな予測を嘲笑うかのように、第1の殺人が行われた…。
犯人は誰か? そして、その目的とは―?
リーアム・ニーソン主演のサスペンスアクション映画です。
「96時間」シリーズで、すっかりファンになりました。
「96時間」シリーズ同様に今作でもそのナイスガイぶりをいかんなく発揮しています!
航空機内と言う密室で繰り広げられる正体不明の犯人とのチャットを使った駆け引きはなかなか緊張感があります。
乗客・乗員の中のだれが犯人なのか・・・まったく予想不能・・・
クライマックスには飛行機ものお決まりのパニック・スペクタクルもあり、最後まで楽しめました!
この映画の満足度:☆☆☆☆
「友よ、さらばと言おう」
製作:2014年 フランス
出演:ヴァンサン・ランドン, ジル・ルルーシュ, ナディーン・ラバキー, ジル・コーエン
分かちがたい絆で結ばれた敏腕刑事、シモンとフランク。
南フランスのトゥーロン警察で長年コンビを組んできたが、不幸な事故がすべてを一変させる。
シモンが飲酒運転で人身事故を起こし、刑務所に送られたのだ。
6年後、刑期を終えたシモンは警備会社に勤めるも、妻とは離婚、うらぶれた暮らしに身を埋めるばかり。
フランクはかつての相棒を気づかうが、閉ざされた心を開くことができずにいた。
そんなある日、シモンの最愛の息子が、偶然にもマフィアの殺し現場を目撃してしまう。
それは、昨今警察を悩まし、フランクも担当している壮大なマフィア抗争の一味によるものだった。
目撃者を消すため、息子が狙われている事を知ったシモンは、フランクの協力を仰ぎ、自らの手で裁きを下すことを決意する…。
久々にフランス映画を観ました。
や~、この映画は面白かった!!
主役の2人の刑事が人間味に溢れていて渋いです!!
家族愛と男同士の友情・・・
そこはかとなく漂う哀愁はまさに昔ながらのフレンチフィルム・ノワールの真骨頂です!!
さらに息もつかせぬアクションシーンはハラハラ、ドキドキで見応え十分!!
特にフランスの超特急列車TGVが激走する中でのマフィアとの攻防戦は迫力満点です!!
最後にちゃんとオチも用意されているのもなかなかでした。
この映画の満足度:☆☆☆☆☆
昨晩は銀座でお食事会でした。
行ったお店は「武蔵別邸 巌流島」です。
何とも厳めしい名前のお店ですが、人気のすき焼き、しゃぶしゃぶ料理のお店です。
何故に人気かと云うとその理由は・・・・
出てきたすき焼き用の鍋の中にはご覧の得体の知れない白い物体が入っています!
何じゃこりゃ~!と、お客が全員、驚きます!!
そこにA5ランク黒毛和牛のお肉が登場! お~!これは美味しそうですね~!!
そのお肉を白い謎の物体の上に置きます。
さらに野菜も入れて・・・割り下をかけます・・・。
徐々に白い物体に熱が加わり溶けてゆきます! そう! この白い物体は綿菓子だったんですね~!!
砂糖の代わりに綿菓子を使うアイデアが受けて各種メディアにも取り上げられ今や大人気です!
お肉を溶き卵にくぐらせて食せば・・・
これは、文句なしに、旨ぁーーーーーーいっ!!
〆はお鍋の中に残った割り下にご飯を投入して、おじや風にして頂きます!
さらに、そこに、しゃぶしゃぶの肉を入れると・・・
なんと! 汁だく牛丼の出来上り!!
こりゃ~!! 予想通りに、旨ぁーーーーーーいっ!!
さらにデザートを頂きます!
一見、笹餅のようですが・・・
その中身は・・・何と! プリン!!
こちらは甘さ控え目でさっぱりと食べれました。
「武蔵別邸 巌流島」、成る程の人気店でした!
佐々木 譲 著 「婢伝五稜郭」を読みました。
明治二年、箱館戦争は榎本軍の敗北で幕を閉じようとしていた。
聡明な若き看護婦の朝倉志乃は、思いを寄せる青年医師を官軍に虐殺される。
この日から、志乃の過酷な戦いが始まった・・・。
「五稜郭残党伝」、「北辰群盗録」に続く「五稜郭」三部作の完結編です。
幕末から明治へと移り変わろうとする大変革の時代に、官軍と旧幕府軍による戦いの最終舞台となった箱館五稜郭。
榎本武揚率いる旧幕府軍が降伏したのちも北の大地で「共和国建設」の夢を追って戦う残党たち・・・
前2作はそんな夢を追いかけた男たちを描いていましたが、本作の主人公は女性です。
五稜郭陥落時、傷病兵や介護する医師までを惨殺した官軍に対し、その理不尽さに生き延びた看護婦が復讐鬼と化す!
NHK大河ドラマの「八重の桜」に似ていますが、こちらはもっと生生しい・・・。
医療現場で得た知識を用いてヒロインが殺しのメスをふるうさまは、まるで必殺仕事人!
さらに、ヒロインを陰で支えるドイツ人農園主やアイヌ青年など脇役も個性豊かでいいですね~!
榎本武揚がどのような共和国を目指していたのかと云う歴史的事実も興味深く描かれていて読む手が止まりませんでした。
この小説の満足度:☆☆☆☆☆
渋谷ヒカリエの2階エスカレーター乗り場前の広場でラジコンがワゴン販売されていました。
こちらには車のラジコン模型がずらり。
さらに、クラシックカーもありました。 これが1,900円とは! 安いね~!
と云う事でうちの事務所の人間が4人もここでラジコンを買い、ちょっとしたラジコンブームになっています。
更に、こちらは大型ラジコン模型。
こちらはもっと高級感が漂い、作りも精巧に出来ています。
そのコントローラーと云うのがハンドルの形をしています。
このように床に置いた状態でも操作できますが・・・
ハンドルを持った状態でも本物の車を運転しているのとまったく同じに動かす事が出来ます。
さらに、エンジン音も本物らしく、ライトも本物と同じように点灯すると云う優れものです。
さらにこちらはラジコンヘリ!
コントローラーも本格的ですね~!
床に置いて・・・ライトを点灯!
ローターが回って見事離陸!
旋回もスムーズです!
これが8,000円とは信じられないですね~! 一昔前なら何万円もしたんじゃないですかね~!
こちらの4個のローターを持ったヘリコプターは360°回転も可能だそうです。
6,000円で小型カメラが搭載されているヘリもありました!
成る程~、店頭で説明を聞いているだけで、欲しくなってきましたね~!
わが事務所で5人目の購入者になりそう!?
昨日たまたま通りかかった西武渋谷店の1階「紀伊國屋書店」の前にこんな看板がありました。
そこは野次馬根性旺盛のHさん、一体何だろうと思わず店内へ・・・
中には映画「寄生獣」の 撮影で使用された造形物や原作、スチール写真等が展示されていました。
Hさん、TVのCMでは何度も観ていますが、実際の映画は観ていません。
同じ職場ですでに映画を観たと云う人に聞いたところ、かなりリアルで気持ち悪かったそうです・・・。
現場では存在しないものをCG映像で後から作るための参考として、このような立体造形物を置いて撮影を行い、その場面の撮影環境を見たり、ライトの加減などを見るために使用するのだそうです
こいつが主人公の右手に寄生した主役のミギーですか!
さらに、確かにこちらはリアルだわ~!
なんじゃ~、こりゃ~!!
グロテスクですね~!
成る程~! CG映画と云っても、こう云う実物に近い小物も使って撮影しているんですね~!
奥のコーナーには原作漫画の第1話・2話のカラー版も展示されています。
TVCMでやっている寄生獣に食べられるシーンも原作通りに再現したのですね~!
ミギーの大きな着ぐるみも置いてありました。
ん~、確かに、ここを素通りしないでこんな物が無料で観れて、なんとなく得した気分でした!
「約束の森」を読みました。
警視庁公安部の刑事だった奥野侑也は、殺人事件で妻を亡くし退職を決めた。
孤独に暮らしていた侑也に、かつての上司を通じて潜入捜査の依頼が入る。
北の果てに建うモウテルの管理人を務め、見知らぬ人物と暮らしながら疑似家族を演じろという。
侑也が現地に赴くと、そこにいたのは若い男女と傷ついた1匹の番犬だった。
やがて闇に隠れた謎の組織の存在と警察当局の狙いが明らかになり、侑也は眠っていた牙を再び甦らせる―。
沢木作品は「償いの椅子」に続いて2作目です。
それぞれに孤独な生活をしていた3人がある作戦のために集められ疑似家族を演じる事になる。
そこには虐待されていたドーベルマンが1匹いた。
やがて3人と1匹は絆を深かめて行くが、そこに謎の組織の手が迫る・・・。
前半は家族を演じながら徐々に絆が深まる過程がじっくり描かれています。
そして、後半は一気にヒートアップ!
クライマックスに近づいてからのアクションシーンはドキドキハラハラです!
面白かったけど、前半が少し長すぎたかな~!
この小説の満足度:☆☆☆☆