その理由は昨日の懇親会が終わった後にありました。
温泉旅館での懇親一次会が終わったのが21:00。
一次会で勢いづいている面々がそのまま大人しく部屋に戻る訳がありません。
二次会は同じ旅館のカラオケラウンジで行う事になりましたが、そこも人数が多すぎて入りきりませんでした。
HさんとヘタレのS君とは、同じ4人部屋で、二人以外にO組のYさん、K工業のT中さんも一緒です。
一度は部屋に戻りましたが、S君の”どこか外で飲みましょうよ!”との誘惑に負けて、フロントで良心的な?飲み屋さんを紹介して貰い、同僚のTさん、協力会社のT橋さんと4人で飲みに出ました。
ガラガラの飲み屋さんでカラオケを歌いまくり、再び部屋に戻って来たのが0:00。
Yさんはすでに熟睡中。
T中さんはどこか他のグループと出かけたらしくまだ戻ってきていません。
Hさんはそのまま浴衣に着替えて布団の中へ。
Sくんは窓際のイスに座ってPSPでゲームを始めました。
Hさんがウトウトとし始めたその時!
突然窓際で”ガタン!”と云う音が・・・。
薄目を開けて音がした方向を見ると・・・。
Sくんがイスからずり落ちて、そのままテーブルの下に体を入れて寝始めました。
こちらも酔っているし、眠いのでそのままにして置いたところ・・・。
しばらくして、何が楽しいのか”ハハハハ”、”ハハハハ”、と笑い声を交えたS君の寝言が始まりました。
S君なにやら余程楽しい夢を見ているようです。
そのS君が寝返りを打つたびに”ガタガタ、ガタガタ”とテーブルの上の物が揺れます。
その後もS君の寝言が30分ほど続いた処でT中さんが戻ってきました。
T中さんもよい機嫌でそのまま就寝・・・。
しばらくすると、今度はT中さんが寝言を言い始めて・・・。
どうも夢の中でも仕事をしているようで、なにやら部下に指示を出しています・・・。
結局、S君とT中さんの間に挟まれたHさんはそのまま一晩中寝言のステレオ放送を聴く羽目に・・・。
大部屋で寝るときは「先に寝た者勝ち!」と云う事をイヤと云うほど思い知らされた一夜でした。