@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

ウィンターズ・ボーン

2012年04月30日 | 映画

ウィンターズ・ボーン

公開:2010年 アメリカ

出演:ジェニファー・ローレンス, ジョン・ホークス, デイル・ディッキー, ギャレット・ディラハント, ローレン・スウィートサー



ミズーリ州南部オザーク山脈の村に住む少女リーは17歳にして一家の大黒柱として、心の病んだ母親の代わりに幼い弟と妹の世話をし、その日暮らしの生活を何とか切り盛りしていた。

ある日、地元の保安官から衝撃的な事実を突きつけられる。

とうの昔に家を出て逮捕されていた父親が、自宅と土地を保釈金の担保にして失踪。

もしこのまま裁判に出廷しなかったら、リーたちの家は没収されるのだという。

やむなくリーは、たった一人で父親探しに乗り出すが、ならず者だらけの親族は全く協力してくれず、露骨な妨害工作さえ仕掛けてくる。

“非情な掟”に縛られた村で真実を探り当てることは不可能に近い。

果たしてリーは父親を見つけ出し、家族を守ることができるのだろうかー。


各国の賞を総なめにし、アカデミー賞の候補にもなった作品と云う事ですが、ストーリーに関してはほとんど予備知識もなく観始めました。

深々とした山村、目にする家々は、バラックと呼んでもいいものばかり。

村人たちに共通するのは、口数が少なく笑顔がない事。

秘密めいたシチュエーションの場で、掟で繋がる危険な人脈を父を探して辿って行くリー。

彼女が足を踏み入れ近づいたのは…父の辿った運命だった。

17歳の少女が身を挺し、必死の覚悟で、幼い弟と妹、家族を守るがために、荒んでささくれた大人たちの中で、凛として生きていく姿に感銘します。

そして、最後には想いもよらぬ展開が・・・

最後にリーに課せられた壮絶な試練とは!!

この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 

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熊谷 達也 /氷結の森

2012年04月28日 | 小説

著 氷結の森を読みました。



日露戦争から生還した柴田矢一郎は、故郷の秋田県阿仁を離れ、職も住まいも転転とする流浪の生活を続けている。

そんな彼を10年もの間、追い続ける男がいた。

雪深い森で、男から散弾銃を浴びた矢一郎は、危機一髪逃れるが…。

さらなる過酷な運命が、矢一郎を待ち受けていた。


「相剋の森」、直木賞・山本賞ダブル受賞作「邂逅の森」に連なる<森シリーズ>マタギ3部作の完結編。

東北を舞台にしていた前二作とはかなり赴きが異なり、本作の舞台は樺太、シベリア、サハリン、ロシアです。

厳しい気候が人間を拒絶しつづける極寒の地で孤独な元マタギの男と、彼を取り巻く人々が織りなす壮大な物語が展開されます。

当時の史実を踏まえたストーリーはフィクションでありながらリアリティーのある歴史冒険小説に仕上がっています。

惜しむらくは、前二作で描かれていたマタギと森における動物たちとの息詰まる対決シーンがない事でした。

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渋谷ヒカリエ 本日オープン!

2012年04月26日 | ○○な話

Hさんの職場がある渋谷に大型複合施設「渋谷ヒカリエ」が本日オープンします。



渋谷駅東口に直結した高さ約180メートルのビルで、中には国内最大規模のミュージカル専用劇場や20~40代の女性をメーンターゲットとした店舗が入っています。



地上34階、地下4階のビルで、延べ床面積は約14万4000平方メートル。

地下3階~地上5階は、大人の女性をターゲットにした商業施設「ShinQs(シンクス)」、

6~7階は飲食店、8階はイベントスペースやギャラリーを備える「8/(ハチ)」、

9~10階はイベントホール「ヒカリエホール」、11~16階は劇場「東急シアターオーブ」、

17~34階はオフィスが入っています。



と云う事で、今日は東口駅前は朝からOPENを待つお客さんで大混雑!!

この混雑はGW明けまで続きそうですね~。

GW中も通常勤務のHさん、しばらくは遠回りして職場に通うようです・・・。

「ヒカリエ」の中はこの騒ぎが少し落ち着いてからゆっくりと見学したいと思います。

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西澤 保彦 /スナッチ

2012年04月24日 | 小説

西澤 保彦  著 スナッチを読みました。



22歳だった。 次の日、ぼくは53歳になっていた。

空白の31年。

ぼくは。 きみは。 ぼくたちは。

少しは幸せだったのだろうか。

彼を襲ったのは、不条理でやりきれない、人生の黄金期の収奪。

あらかじめ失われた、愛しい妻との日々。

おぼえのない過去を振り返る彼に、さらなる危険が迫る!


地球外生命体に身体を乗っ取られた人が”揺り戻し”によって本来の自分に戻り、それまでの人生を振り返えると云うSFストーリー。

20代から40代までのまさに人生の黄金期の記憶がすっぽり抜け落ちてしまう。

これまでの自分はどうやって生きてきたのか・・・。

終盤にかかるまで、話の筋道がなかなかはっきりと見えてこない展開で、”この話ってどうなるの?”と否応なくストーリーに引き込まれます。

そこに、連続殺人事件が起きる・・・

何の繋がりも無さそうな人たちが立て続けに殺され、
4人目の犠牲者として主人公の元妻(元彼女)も殺害されます。

どの現場からも同じ指紋が採取される中、さらに5人目の犠牲者が・・。

後半はしっかりとたミステリー仕立てにしてくれていました!

SFとミステリーの両方楽しめる、お得な?一冊でした。

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玉川カントリークラブ・・・結果は煩悩の数?

2012年04月23日 | スポーツ

昨日は埼玉県の玉川カントリークラブで有志2組で練習ラウンドを行いました。



Hさん、このコースを廻るのは今回が2度目です。



前回ラウンドしたのは昨年の9月ですから、もう半年以上たっていて、どんなコースか殆ど忘れてますが・・・。



しかし、ここの練習場だけは覚えていました。 アプローチもこんな深いバンカーで練習できます。



まずはこの練習場で小一時間ほどアプローチやバンカーの練習してから、イザ!本コースへ!

前回のラウンドではOUTコース47、INコース51でトータル98でした。

さて、今回は、前回を上回れるのか・・・。

前回と同じくOUTコースからスタートです。

1番ホールはいきなり489ヤードの打ち下ろしのロングホール。



いつも出だしで大叩きするHさん、ここは慎重に行きたい処ですが・・・。

又してもドライバーを大きく右に曲げてしまい、あえなくOB・・・。

出だし悪る!!

それでも、その後をなんとか凌いでダボ発進!!



しかし、立上りの悪さは変わらず、その後もボギー、トリ、ダボ、ダボとスコアーは悪くなるばかり・・・。



しかもプレー前にさんざん練習したアプローチベタは治らず、ザックリにチョロまで出てはスコアーがまとまる訳もない・・・。



山桜をゆっくり観賞する余裕もなく、前半を終了。



結局、OUTは55で、半年前よりも8打も悪い・・・。 がっかり・・・。

気分を変えるべく、昼食にはがっつりとステーキ定食を食べて、後半戦へ!



このコースは馬の背になっていてフェアウエイを外すと大叩きは必至です!



INコースのスタートホールでこの日初めてのパー!! やったぜ!! これからのっていこう!!



が・・、その後はショットは安定してきたものの、今度はパットが全然入らない・・・



3パットが続いて、又しても尻つぼみ・・・。

INコースでも53を叩き、トータル108でホールアウト。

何回やっても全然上手くならずに、Hさんのゴルフは煩悩の数と同じでした・・・。



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荻原浩/愛しの座敷わらじ

2012年04月22日 | 小説


荻原浩 著 愛しの座敷わらじを読みました。



父親の左遷で東北の片田舎に引っ越した高橋一家。

家に居場所のない夫、不平ばかりもらす妻、いじめにあっていた娘、気弱な息子、認知症の気配がある祖母……

お互いを思う気持ちはあっても、すれ違いばかりでバラバラだった。

そんな家族が、引っ越し先の古民家に棲みついていた「座敷わらし」との出会う。

座敷わらしの存在に戸惑いつつも、高橋一家は家族の絆を取り戻していく。

彼らを目覚めさせたのは、悲しい座敷わらしの言い伝えだった・・・。


観光バスの中で上下巻を一気読みしました。

丁度白川郷で古民家を観光するタイミングにぴったりの物語でした。


高橋一家は夫婦と中2、小4の子供ふたり、そして夫の母親が同居する、どこにでもいそうな5人家族。

家族はそれぞれに、どこの家庭にもありそうな不満や、問題を抱えており、さらにこの新しい生活が不安を抱いている。

そんな家族をこの家に居ついている‘座敷わらし’の存在が変えてゆく。

初めは恐る恐るだが、次第に‘座敷わらし’を中心に、バラバラだった家族が一致団結してゆく心暖まる家族の物語になっています。

‘座敷わらし’の由縁がなかなか興味深い。

そして、ラストの一行に思わずにっこりとします。

オススメです。

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白川郷 合掌造り民家園

2012年04月21日 | 旅行


バスは金沢を後にして、再び岐阜県へと向かいました。

目指す目的地は奥飛騨です!!

山道を登るに従って、遠くにの山々の残雪が見えてきました。



さらに山深く進むと、目の前はすっかり雪景色! 

そして道路脇の看板には「歓迎 ようこそござった 世界遺産の里」の看板が・・・。



バスが着いた先は、1976年にユネスコの世界遺産に登録された「白川郷」です。



「白川郷」の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。



お土産屋さんも合掌造りです。





「白川郷」全部を観て廻るには広すぎて時間が足りないので、今回は「合掌造り民家園」(野外博物館)を観る事にしました。





「合掌造り民家園」は白川村が、合掌造りの建築物、文化の保存のために1971年に開業した施設です。



敷地内には、岐阜県重要文化財指定建造物9棟を含む約15棟が移築保存されている他、白川村の文化、伝統の資料が展示されています。





合掌造りの建屋と雪が合います。 冬のライトアップされた夜景はさぞかし綺麗な事でしょう。






時刻は丁度お昼時でしたので、こちらにお休み処へ寄りました。





中は板敷の茶の間に囲炉裏が・・・。 まさに古民家です。



みんなで、この囲炉裏を囲んで何をするかと云うと・・・



こちらの”お餅入り田舎ぜんさい”を頂きました!  



こちらは屋根裏部屋です。 煤で黒光りした骨組みが歴史を感じさせます。



屋根裏部屋から外を眺めると・・・。 



ノスタルジックやな~!!










きれいな小川の脇にはふきのとうが生えています。
















水車小屋もありました。






この橋を渡った先にさらに数多くの合掌造り民家が点在しています。






海外からの観光客も結構多かったです。








こうして、最後に「白川郷」の観光を楽しんで今回のバス旅行は終了したのでした。


白川郷 合掌造り民家園

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金沢 兼六園の桜

2012年04月20日 | 旅行

Hさん、再び観光バスへ乗り10:00に金沢駅前のホテルを出発しました。

目指すは、金沢の観光名所と云えば一番先に思い出される日本三名園の一つ「兼六園」です。



丁度、桜が満開でした!!





昨日とはうって変って絶好のお花見日和となり、園内は大勢のお花見客で賑わっています。











「兼六園」と云えば、大きな池を中心に配し、その周囲に園路を巡らして、築山、池中に設けた小島、橋、名石などで各地の景勝などを再現した代表的な「池泉回遊式庭園」です。

こちらはその中心にある「霞ヶ池」です。



霞ヶ池を渡る石橋を琴に見立てて徽軫(ことじ)をなぞらえた徽軫灯籠(ことじとうろう)は、兼六園を代表する景観となっています。

そして、もう一つの見所が見事な枝ぶりの松!









いや~、きれいな景色ですね~!!



ちなみに「兼六」とは宏大(こうだい)と幽邃(ゆうすい)、 人力(じんりょく)と蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)と眺望(ちょうぼう)の六勝(六つの景観)を兼ね備えているという意味だそうです。

こちらは明治政府ができたときにつくられた建国の祖“日本武尊(やまとたけるのみこと)像”。 



人物を模した大きな像としては、日本最古の物です。

さて、兼六園に咲いているのは桜ばかりではありませんでした。

こちらの梅林も見頃を迎えていました。



北国の春は梅も桜も同時に咲きます。









兼六園の向え側にある金沢城も人で一杯です!



北陸の古都金沢も春の日差しが一杯でした。



バスは兼六園を後にして、次なる目的地へと向いました。

次の目的地は、”兎追いしかの山~・・・”と歌いだしたくなるような場所です。

まだ、つづく・・・。

2012年 金沢兼六園の桜

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金沢駅 もてなしドーム

2012年04月19日 | 旅行

高山祭りを見学した後は、再び北陸道をひた走り、金沢駅前のホテルにて1泊しました。







翌朝は10:00にホテルを出発ですので、朝はゆっくりと過ごせます。

折角金沢に来たのに観光地だけ見て帰るのではもったいない!

そこでHさんは朝食前に金沢駅周辺を散策する事にしました。

実はHさん金沢には何度か訪れていますが、いずれも車を利用した旅行でしたので、金沢駅を見るのは今回が初めてです。

こちらがHさんが泊まったホテルがある金沢駅西口駅前です。



駅前にしては少々殺風景ですね・・・。



駅の中を通り反対側の東口へ行ってみる事に。



そして東口へ出ると・・・。 

お~!! 目の前にいきなり大空間が広がりました!!



なんじゃ、こりゃ~!! ガラスに覆われた巨大なドームです。

この巨大ドームは金沢を訪れる人に差し出す雨傘をイメージし、おもてなしの心を表わした「もてなしドーム」と云うそうです。



平成17年に完成したこのドームに使われているガラスは何と3,019枚もあるのだとか。



ここは地下へ降りる階段とエスカレーター。 



エスカレーターの脇には1階から地下1階へ落ちる滝もあります。



なかなか凝ってますね~! 地下階には広いイベントスペースがありました。



さらに、「もてなしドーム」の先には、何やら大きな木造の建築物が・・・。



見事な門ですね~!!



この門は金沢の伝統芸能に使われる加賀宝生の鼓をイメージして造られた「鼓門」と云うそうです。



こちらがその「もてなしドーム」と「鼓門」の外観です。 お金かけてますね~!!



東口駅前のすぐ横にある「市川県立音楽堂」もりっぱです。 



流石は加賀百万石!!

さらにこちらは「鼓門」の前の広場にある噴水。



水の形が刻一刻と変化して文字になり、時計にもなってます。



これもなかなかのアイディアですね~!!



いいね金沢!! 

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飛騨高山祭り「山王祭」その3・・・夜祭

2012年04月18日 | 旅行

こうして夕食を終えたHさんが再び日枝神社に戻ろうと歩いていたら、又しても人ごみに遭遇!

なんだろうと思って見ていたら・・・、途中の路地から1台の屋台が出てきました。



これから始まる夜祭の準備の為だったようです。

結構大きいですね~! 



屋台の先端にはからくり人形が乗っています。   そして、子供も・・・。

綺麗いな屋台ですね~!! 流石は「日本三大美祭」と言われるだけあります。



こうして、ラッキーにも昼間の内に屋台の全体を見る事ができました。

再び「日枝神社」前に戻ったHさんは夜祭が始まるまで、見易い場所を確保してじっと待ちますが、これが寒い!!

この日は雨が上がっても、気温は上がらず、寒さに震えながらも待つこと1時間!

ようやく動きが・・・。

まずは、日枝神社の中で神主さんによる神事が執り行われました。

その後、路上で獅子舞が披露されました。



日も暮れてきて、遠くで夜祭の準備が始まりました。



と、昼間にからくり奉納で見た屋台が目の前に登場しました。  

夜祭の「屋台曳き揃え」の準備のようです。

「屋台曳き揃え」とは、12台の屋台が年に一度だけ集まり、その豪華な意匠を披露する貴重な行事です。



明るい所で見た屋台と、こうして日が暮れて提灯飾りを灯した屋台ではまた趣が違いますね~!!



さらに、獅子舞が演じられて・・・。



いよいよ、夜祭の開始です!! 12台の屋台が次々と登場します!!



この屋台は「神楽台」。 一対の金色の鳳凰を載せた直径118cmの大太鼓が見事です!!



伝統の装束をまとった楽人が屋台囃子を奏でて屋台行列を先導します。



続いては「三番叟」です。 かわいい童が一瞬にして翁に変わると云うからくり奉納で有名な屋台です。



続々と屋台が登場します。



こちらは「石橋台」。 



「龍神台」。 その名の通り龍づくしの一台です。





こちらは「大國台」。 大黒天を祀っています。



まだまだ屋台は続きます。









や~、美しいですね~!! 





昼間見れなかったのが残念です。







この後、闇夜を照らす約100個もの提灯を灯して屋台12台が順に町内を巡ります。





時刻は20:00を過ぎて、我々ツアー御一行様の見学時間も無くなってきました。



最後にHさんは、屋台が出て行った後の「日枝神社」でお参りをして、バスが止まっている集合場所へと戻りました。



時刻は20:30。 

これから今夜の宿泊先のホテルがある金沢へと向かいます。

明日は、金沢のあの場所で花見です!!

飛騨高山祭り 「山王祭」夜祭の模様はこちらのスライドショーでもどうぞ!!






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