このブログも最近は飲み屋の紹介ブログのようになっています。
まるで“ぐるなびかよ!”と云う感じですが普段は他に大したネタもありませんので御容赦いただきたいと思います。
しかし、こうしてあちらこちらで美味しい物を食べて、楽しく酒が飲めるというのも身体が健康だからですね。
まずは、健康な身体に産んでくれた親に感謝!
後は如何に自己管理をするかという事だと思います。
そんな健康だけが取り柄のHさんですが、昨日は十何年ぶりに病欠で仕事を休みました。
一昨日の夕方から急にお腹に痛みを感じ始めて、夜になるとその痛みが背中(腰)にまで回って来ました。
横になりましたが、更に痛みは強くなるばかりです。
どんな体勢を取っても治りません。
な、何んなんだ? この痛みは!!
その上、悪寒がしてきて、冷や汗がダラダラ、ついには吐き気までして来ました。
とても寝ていられないので夜中の3時に起きました。
これはひょっとして急性膵炎か?
そうです。Hさんの周りには膵炎にかかってしまった人が何人かいます。
膵炎になると食事制限は勿論、アルコールは厳禁です!
図らずも十何年か前に盲腸で入院した時に、それまで一日2箱から3箱吸っていたタバコを止めました。
奇跡的にその禁煙が今でも続いていますが、今度は禁酒か・・・
そうなると、楽しみはアルコール抜きのカラオケしかないか!?
なんて事を考えてる余裕も無く・・・激痛が襲って来ます。
こりゃ〜、とても朝まで耐えられないな〜。
iPadで近くの夜間救急病院を探しました。
1件目。
”どうされました?“
”昨晩からお腹が痛くなって、その後で腰の方まで激痛がしだしました。 とても朝まで我慢出来そうもないので診て貰いたいですが・・・“
”その痛みは断続的ですか?継続的ですか?“
”継続的です!“
”あ〜、それは尿管結石の疑いがあるね〜。こちらでは設備が整っていないので他の病院を当たってみて下さい。 ◯◯病院とか◯◯病院だったら泌尿器科があると思うので“
”わかりました・・・“
2件目。
”夜は担当医がいないので他の病院に電話してみて下さい。“
3件目も4件目も同じ応えでした・・・
救急病院のたらい回しかよ・・・
5件目。
”尿管結石の疑いがあると言われたのですが診て貰えるでしょうか?“
”当直の先生に聞いてみますからちょっと待って下さいね〜。“
”良かった!ようやくまともな受け応えをしてくれた。“
しばらくして・・・
“先生が診て下さるそうです。これから来られますか?”
“有難う御座います。これから伺います。”
ここまでの時間が約1時間・・・夜も白々と明けようとしていました。
家人の運転で道に迷いながらも40分程で目指す病院に着きました!
夜間急患受付にはおじさんが一人・・・
“どうしました? ああ、電話してあるのね。まず、こちらの問診票に記入して下さい。
全部で3枚あるから、その内の1枚は患者さんの直筆でお願いします。”
“え〜、この後に及んで直筆かよ! こちらは悪寒がして身体の震えが止まらないというのに・・・”
何とか書き終えて、ようやく診察室へ。
看護師さんが“まず痛み止めの点滴をしますね。 ”と注射針を打とうとしますが・・・
身体が硬直していて血管も収縮してるらしく、なかなか針が血管に到達しません・・・
5箇所目でようやく血管に到達! 点滴を受ける事が出来ました。
しばらくして、当直の先生が登場。
“どうですか?痛みは無くなりましたか?”
“多少は無くなりましたがまだ痛いです。”
“では、痛み止めの座薬も入れましょう。“
やがて、座薬が効いてきたのか痛みが薄らいで来ました。
”お小水を採りますのでトイレまで歩けますか?“と看護師さん。
何とか自力でトイレまで行って小便をしました。
”あ〜、血尿にはなっていませんね。それでは、CTスキャンを撮りましょう。“
その後、CTスキャン画像を見て、先生が・・・
“5.8mm位の結石がありますね。 尿管が少し炎症を起こして腫れています。
結石は膀胱の中にあるので、これ以上痛む事は無いと思いますよ。”
そうです。先程トイレで小便を採った時に運良く尿管から膀胱に移動したようです!
良かった!
“では、朝になったら泌尿器科の先生が来ますのでこのまま様子を見ましょう。”
専門医の診断では膀胱の結石を柔らかくする薬を投与すれば自然に尿と一緒に排泄されるとの事でした。
尿管の炎症を鎮める薬も処方して貰って、家路に着きました。
いや〜、自分だけは何時迄も健康だと思っていたら、思わぬ事態になりました!
これまでに体験した事のない痛み! 本当に強烈でした!!
やっぱり健康を過信してはいけませんね!
家人からは今後は週一回の禁酒を言い渡されました・・・
まあ、今回は素直に従うか! いつまで続くか判りませんが!?