時が経つのは早いですね。
2月も今日で終わりです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日の東京は昨夜半から降り始めた雪が止むどころか本降りになってきました。
そんな今朝の渋谷駅前の風景をお見せしましょう。
信号待ちの間にも雪除けの傘の上に雪が降り積もっています。
忠犬ハチ公もご覧の通りに寒そうです・・・。
こちらはそのハチ公像の横にある“地球のうえにあそぶこどもたち”の像です。
天使のような子供たちが、地球の上で、なぞの遊びをしていますが・・・
裸じゃあ、寒いよね~!!
昨日は千葉県にある「紫カントリークラブ あやめコース」で今年3回目のゴルフでした。
1回目は茨城県の常総カントリーで109、2回目同じく常総カントリーで前回のリベンジをしようとしましたが、あっさりと返り討ちにあい114・・・。
果たして今回は・・・。
メンバーは前回と同じくゴルフの師匠のS木さん。
今週から毎週末に左官ゴテをゴルフクラブに持ち替えて何と!4連戦!するらしいS藤さん。
そして、先週末に初めて110切りを果たし、ますますゴルフにやる気を見せるI川課長です。
今回プレーする「紫カントリークラブ あやめコース」は、実は来月開催する我が事務所の親睦ゴルフコンペの開催コースとなってます。
このコンペは年2回開催されて、今度で6回目となります。
今回は特に参加希望者が多く、8組の大型コンペとなりました。
しかし参加予定メンバーの中では誰もこの「紫カントリークラブ あやめコース」でラウンドした人がいません。
肝心のコンペの時にまったく勝手が判らないんじゃ話にならない・・・。
と云う事で、コンペ幹事長のS木さんと幹事補佐役のHさんがコースの下見を兼ねて今回ラウンドする事にしました。
さて、肝心のプレーの方はWESTコースINからスタート。
10番306ヤードPAR4、出だしでいきなりドライバーを右の林へ打ち込み、ダボ・・・。
11番336ヤードPAR4も3オン3パットでまたしてもダボ・・・。
12番352ヤードPAR4は3オン1パットで待望のパー!!
よし、これからだ!! と勢い込んで迎えた13番346ヤードPAR4で落とし穴が・・・。
1打目をチョロリ、得意のユーティリティーでカバーリングしようとしたらこれが右に抜けて痛恨のOB!!
その後も寄らず入らずでなんと9打も叩いた・・・。
意気消沈のHさん、続く14番、15番、16番でもダボ・・・。
気合を入れてかんばらなきゃ!と迎えた17番で2打目で2連続OBを出し、10打の大叩き・・・。
結局、INコースは58でホールアウト・・・。
全然駄目じゃん・・・。
昼食タイムで気分を変えて後半を迎えよう!!
OUTコース1番314ヤードPAR4。
2打目のショートアイアンを引っ掛けてOBで、8打も叩き・・・。
その後、ショートホールで本日2個目のパーを取るものの、続かずボギー3回、ダボ1回、トリプルが3回・・・。
結局OUTコースは53で終了!!
トータル111で、今年3回目のゴルフも不調に終わりました。
不調の原因は、あまりにもスイングにバラつきがある事。
たまに目が覚めるようなショットがあるかと思えば、突然ダフリやトップが出て、スコアーを崩す・・・。
これは運動不足で下半身の安定感がないからかな~。
これからは、以前寝る前にやっていた”プラフープ”でもやって下半身の筋肉を鍛えるか・・・。
ところで、今回はゴルフ場の写真がまったく無いんですけど、その理由は・・・。
クラブハウスにカメラを置き忘れた!!(電話したらゴルフ場のフロントで保管してくれていました・・・)
なので写真は後付です!!
田中慎也 著 「共喰い」を読みました。
昭和63年。
17歳の遠馬は、怪しげな仕事をしている父とその愛人・琴子さんの三人で川辺の町に暮らしていた。
別れた母も近くに住んでおり、川で釣ったウナギを母にさばいてもらう距離にいる。
日常的に父の乱暴な性交場面を目の当たりにして、嫌悪感を募らせながらも、自分にも父の血が流れていることを感じている。
同じ学校の会田千種と覚えたばかりの性交にのめりこんでいくが、父と同じ暴力的なセックスを試そうとしてケンカをしてしまう。
一方、台風が近づき、町が水にのまれる中、父との子を身ごもったまま逃げるように愛人は家を出てしまった。
怒った父は、遠馬と仲直りをしようと森の中で遠馬を待つ千種のもとに忍び寄っていく....。
第146回芥川賞受賞作
著者は受賞決定後の記者会見で受賞の気持ちを聞かれ、「もらって当然」と答えたそうです。
それほどの自信作とはどんな内容なのか、興味深々で読み始めました。
昭和の片田舎を舞台に父親と息子のドロドロとした葛藤劇が展開されます。
書かれているのはセックスと暴力。
陰気で危険な香りがするストーリー展開ですが、予想通りの結末でした。
読んでタメになるような作品ではないですね。
”芥川賞って、こんな賞だったっけ?”とそちらの方を考えさせられる一冊でした・・・。
第144回芥川賞候補作「第三紀層の魚」も同時収録。
池井戸 潤 著 「果つる底なき」を読みました。
「これは貸しだからな。」
謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。
死因はアレルギー性ショック。
彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった……。
坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ1人、銀行の暗闇に立ち向かう!
銀行を舞台としたミステリー作品です。
上司と対立し左遷された伊木が親友の死の謎を追う内に銀行と企業の暗部に踏み込んでゆく・・・。
著者は銀行員出身と云う事で、銀行という閉鎖的な空間の出来事が生々しく描かれています。
ストーリーのテンポも良いので、ぐいぐい引き込まれて最後まで一気に読めました。
第44回江戸川乱歩賞受賞作
久々にHさんの渋谷「らー麺ロード」です。
渋谷警察署の裏側に「ラーメン凪 煮干王 渋谷店」が2月15日にOPENしたので行ってみました。
もともと渋谷には「ラーメン凪 豚王 渋谷本店」がありますが、こちらは新宿ゴールデン街にある「煮干しラーメン」の姉妹店です。
入口の扉には、「煮干が苦手な方はご遠慮下さい!」の張り紙が・・・。
心配御無用!! Hさん、煮干は大好きです!!
まずは、発券機でメニューを選びます。
メニューは煮干ラーメンと特選煮干しラーメンのの大・中・普通のみ。
それにトッピングの味玉・メンマ・ネギと肉増し。 御飯は一杯50円でセルフサービスです。
厨房内には二人の店員さんが・・・。 昼時とあってかなり忙しそうですね~。
店内はカウンター席のみで9席ほどです。
カウンターの壁面にはこの店が誕生した経緯と、味に対するこだわりが書かれた貼紙がありました。
食券を渡たすと、麺のかたさや味の濃さなど、お好みを尋ねてきます。
取りあえず、Hさんは全て普通で・・・。
待つ事10分。 こだわりの特選煮干ラーメンが登場!!
おいしそうですね~!!
ちなみに、こちらのメンマはトッピングで増量しています。 柔らかく煮込まれていて味が沁みてます!!
チャーシューも厚切りで、食べ応えあり!!
半熟の味玉は割るととろーりとした黄身が・・・。 こりゃ~、美味いわね!
麺はやや平系のモッチリした太麺で歯触りがいいです。
それに、一反もめんも混ざっています。
こちらは、雲呑のようにツルリと入り喉越しがいい!!
そして肝心のスープは濃い口の醤油味、それにガッツリと煮干の風味が効いて香りがいいです。
Hさんには”普通”の味でも少し濃過ぎでしたので、この次は”薄め”で注文したいと思います。
「アジョシ」
公開:2010年 韓国映画
出演: ウォンビン, キム・セロン, キム・ヒウォン, キム・ソンオ, キム・テフン
テシクは自ら孤独を選んだ。
都会の片隅で質屋を営み、世間を避けるように生きている。
過去のある事件が、彼から夢も希望も、未来すら奪ったのだ。
テシクの隣に住む少女ソミはいつもひとりぼっちだ。
クラブダンサーの母は、娘の世話より自分の暮らしに忙しい。
ソミは“アジョシ=おじさん”と呼び、ただ一人の友達として慕っていた。
ある日、麻薬密売に巻き込まれた母親と共に、ソミは犯罪組織に誘拐される。
ソミを救出するために組織を追うテシクは、その背景に隠された恐るべき真実を知る。
愛する者を二度と失いたくない・・・テシクはソミを守り抜くと決意するのだが・・・。
や~、 ウォンビン。
かっこいいし、演技もなかなかうまい!
アクションシーンも相当に練習したようで見ごたえがありました。
ストーリーは麻薬密売、臓器売買、人身売買などかなりデープな内容で残酷な描写も多いのですが、
テシクとソミとの間の、ほの温かい関係が良かったです。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
薬丸 岳 著 「虚夢」を読みました。
通り魔事件によって娘の命は奪われた。
だが犯人は「心神喪失」状態であったとされ、罪に問われることはなかった。
心に大きな傷を負った男は妻とも別れてしまう。
そして事件から4年、元嫁から突然、「あの男」を街で見たと告げられる。
娘を殺めた男に近づこうとするが…。
刑法39条。
1 心神薄弱者ノ行為ハコレヲ罰セズ
2 心神耗弱者ノ行為ハソノ刑ヲ減刑ス
大量殺人を犯した加害者でも精神鑑定によって統合失調症(元の精神分裂病)と診断され不起訴になれば数年で社会復帰できてしまう。
被害者側からしてみれば何とも不条理な法律である。
しかも、その加害者が又しても被害者の身近で生活していたとしたら・・・。
これは、どう考えても許せない!!
しかし、法律の壁がある・・・。
そんな法律に従って黙ったまま今までの生活を続けるのか、それとも・・・。
最後は”成る程なぁ~”と考えさせられる結末でした。
釣り用ボートを買った事をブログに載せた釣りキチY平さんと先日も仕事で一緒でした。
そのブログを見たY平さんから”あの書き方じゃあ、まるでボートの保管場所が無いみたいじゃないですか!”との抗議が・・・
ちゃんと車の上以外にも保管場所は別に確保してあるそうです。
Y平さんにはここで訂正してお詫び申し上げます。
そう言うY平さんが乗ってきた車を見たら・・・
相変わらずボートを車に乗せて走っているじゃん!!
ちなみに前回ブログに書き忘れましたが、このボートは「Bay Jr. Scoope」と云う名前だそうです。
かっこいい名前ですね!!
”で、このボートはどうやって動かすの?”とHさんが聞いたところ・・・
”待ってました!”とばかりにY平さんが車のトランクから出してきたのがこちら!!
”自分で船外機を作っちゃいましたよ!”
金物工事を本業にしているY平さんは、金属加工はお手の物です。
しかも、なかなかのアイデアマンです。
この自家製船外機はなんとバッテリーで動く、今流行りのエコカーならぬ、”エコ船外機!!”
モーター出力は2馬力で、フル充電で4時間駆動可能なのだとか。(自宅のお風呂で実験したそうです・・・。)
さらに、バッテリーはソーラーパネルで充電も出来る!!
成る程、環境に配慮しているのが素晴らしい!!
”でも電気式で防水性能は大丈夫なの? 水に濡れて途中で止まっちゃうって事にならない??”
そんな、Hさんの疑問にも・・・
”大丈夫ですよ! 濡れちゃいけない部分はバッチリとシリコン樹脂でカバーしてますから!”と自信満々のY平さん。
念の為に手漕ぎ用のオールも二本付属してあるそうです。
最終的には手漕ぎになりそうな気もしますが・・・。
「127時間」
公開:2011年
出演:ジェームズ・フランコ, ケイト・マーラ, アンバー・タンブリン, リジー・キャプラン, クレマンス・ポエジー
誰にでも、人生のターニング・ポイントは必ずやってくる。
アーロン・ラルストンの場合、それは自分の庭のように慣れ親しんだユタ州、ブルー・ジョン・キャニオンでの出来事だった。
金曜の夜、いつものように一人で、ロッククライミングを楽しむため、ブルー・ジョン・キャニオンに向け出発した。
だが、運命の瞬間が彼に襲いかかる。
落石に右腕を挟まれ、谷底から一歩も動けなくなったのだ。
助けを求める叫び声は無人の荒野にむなしく呑み込まれ、持てる知恵と経験を総動員して岩を撤去しようとするが、ピクリとも動かない。
死を目前にして初めて自分の人生と向き合うアーロン。
自分勝手に生き、決して心を開かなかった両親にも、友人にも、恋人にも――。
衰弱した身体を引き裂くように襲いかかる後悔、そして湧き上がる命への情熱。
生きたい。生き直したい――!
そして生命の限界を超えた127時間後、遂に彼は〈決断〉する――。
いや~、怖いですね~!!
たった一人で山登りを楽しみに出かけて思わぬ事故に遭遇する。
呼べど、叫べど、周囲には誰もいない・・・。
そんな状況の中で思い浮かぶのは、これまでの日々に対する悔恨の情・・・。
実話を基にした映画ですが、実にリアルで凄まじい展開となっています。
”だから、一人で山登りなんかに行っちゃいけないんだよ!”
と、心の中で叫んでいたHさんでした。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
真保 裕一 著 「覇王の番人」を読みました。
時は戦国―。
斎藤道三に仕える明智光秀は、城を追われて流浪の時を過ごす。
流れ着いた越前に、将軍を目指す足利義秋が逃げ落ちてきた。
戦乱の世を嘆く光秀は、幕府を支える細川藤孝とともに、尾張の英傑・織田信長の担ぎ出しへと奔走する。
さらには、その信長を親の敵として恨む若い忍び―小平太。
天下統一へ向けて、時代が大きく動き出す。
血みどろの戦を重ね、光秀は信長を「天下人」へ押し上げる。
だが、冷酷非情な信長は無惨な虐殺をくりかえし、自らを神と称するようになる。
悩んだ光秀は、ついに決断を下す…。
真保 裕一氏の初の歴史小説
主君である信長を裏切って本能寺の変を起こし、天下を取ったのは良いが、たった3日で秀吉に討たれた明智光秀。
これまでの光秀にはどうしてもマイナスのイメージが強い。
しかし、そこまで行動せざるを得なかった光秀の心中とは一体どのようなものだったのか・・・。
この小説では光秀が信長を主君として担く前から、家臣として信長の天下取りに力を尽くし、そして本能寺の変を起こし、
さらには知られざるその後までが史実とフィクションを交えながら描かれてゆきます。
そこにもう一人の主役として、信長を敵と狙いながらも、その家臣である光秀の人柄に引かれて尽くす忍びの小太郎がからんできて・・・。
かなりの長編小説ながらも、随所に飽きさせないエピソードが挿入されて、新しい明智光秀像が見事に描かれています。
定説を覆すラストは、”なるほど、さもありなん!”と云った感じでした。