昨日は「高岡万葉まつり」の芸能発表会へ。
毎年行われている、「万葉集全20巻朗唱の会」の合間に、息抜きの民謡ステージです。
実に立派なプログラムです。
これも毎年言ってますが、膨大なお金を掛けている割りに観客も少ないし、何とかならないものでしょうか。
この水上舞台の設営、撤去だけでも果たしてどれだけのお金がかかっていることか・・・
万葉まつりは万葉集朗唱だけという訳ではないので、もっと若者も取り込んでいろんなイベントを複合させて、活気のある祭りにすることは出来ないものなのでしょうか。
先日某邦楽器店の社長と雑談をしていて、高岡万葉まつりに引っかけて津軽三味線北陸大会でも出来ないものか、という話題になりました。
津軽三味線の大会単独ではなかなか集客も見込めないし、このような祭りに便乗すれば、一般の方の興味も惹くだろうし、自治体の協力も得られるだろうし良いのではないか、という話でしたが・・・。
何とか話が盛り上がって、実現性のある計画になれば良いのですが。
さて、今年はいずれも踊り付きの4曲。
・米山甚句(尺八)
・関の五本松(尺八)
・金比羅船々(笛)
・敦盛さん(尺八)
いずれも過去に演奏したことのある唄ですが、しばらくやってなかった唄もあって、前日の夜と当日の出がけにささっとさらってから出かけました。
三味線さんがドタバタして危ないところもありましたが、止まらなくて良かったです。
さすがに出番前に1~2回合わせてからすぐ本番というのは危険です。
でもまぁ何とか無事に終了。
舞台はこんな感じ。
左手池の奥の方が観客席・・・残念なことに人影はまばらです。
出演者は右手奥の方の浮き橋を渡って舞台へ向かいます。
平日の日中にこんな感じで時間が取られて本業は臨時休業。
おまけにこの日の夜は高岡教室で3人お稽古をつけてヘトヘトになって帰ってきました。