先週末の土曜日と日曜日、ビッグな方々とご一緒させていただきました。
5日(土曜日)
民謡舞踊連合会の中野理事長からの依頼で、はるばる入善コスモホールへ向かいます。
JAの年金友の会の民謡公演で、なんと小野花子先生がゲストです。
朝8時半に自宅を出発、川西美智子先生をピックアップして東へ向かいます。
日曜の朝なら車も少なくてすいすい走れるのですが、土曜の朝はそんなわけにはいきません。
入善のコスモホールまで1時間40分かかりました。
小野先生の他の唄の皆さんは全員北日本民謡大賞受賞者、伴奏の皆さんは一川明宏先生はじめ著名な方々ばかりです。
そんな偉い皆さんに混ざって尺八を吹かせていただきました、実に光栄なことです。
プログラムは以下の通り、尺八吹きに休みはありませんでした(笑)
・りんご節
・津軽タント節
・木更津甚句
・日光和楽踊り
・外山節
・武田節
・長崎のんのこ節
・南部俵積み唄
・十勝馬唄
・麦屋節
・しげさ節
・伊勢音頭
・越中おわら節
以下小野花子さん
・秋田船方節
・本荘追分
・秋田長持唄
・秋田小原節
・秋田おばこ
・秋田大黒舞
なんとまぁ、贅沢なメンバーで贅沢なメニューでした。
舞台終了後にステージで。
帰りも1時間40分かけて氷見へ。
県知事さん、北陸道は山側を走っていていまいち使い勝手が悪いので、是非とも富山湾岸に氷見から朝日まで高速道路を作って下さい。
6日(日曜日)
七尾市の原田実先生の発表会に招集されて、七尾市美術館へ向かいます。
前日の入善町は1時間40分かかりましたが、七尾市へは能越道が開通しているので、我が家から40分で行くことができます。
この日のイベントは事前にプログラムが何も知らされていなくて、指示されたのがとにかく尺八と津軽三味線を持ってこいということだけでした。
津軽三味線ならなんとかなるのですが、尺八で何を吹けと言われるかがわからないので、いつも持ち歩いている尺八譜の入ったアタッシュケースを持参しました。
案の定、竹唄は最近ほとんど吹いたことのない秋田草刈り唄と秋の山唄で、尺八譜を持って行って大正解でした。
原田先生は津軽三味線を始めた当初からのおつきあいですが、師匠を通じての知り合いなので、そんなに親しいというわけでもありませんでした。
今回突然指名されて発表会に呼んでいただき、また来年10月の発表会にも来てくれと言われましてありがたいことです。
原田実先生は、津軽三味線弘前大会壮年の部のタイトルホルダー。
横で聞かせていただいて大変勉強になります。
そういえば前日は一川明宏先生の横で大いに刺激を受けてきて、私にとって実に贅沢な週末でした。
会場に入って初めてプログラムを見て、曲目と高さを確認。
せめて曲目だけでも前もってわかって入れば多少は余裕も出るのに・・・
原田先生のコーナーは、前述の竹唄2曲と、あと津軽民謡を何か一つということだけで、いつ振るかわからないからスタンバイしておくようにとのこと。
実にスリリングです。
結局は時間が足りなくて、竹唄2曲だけでした。
これは午前のリハ中。
七尾美術館の中に小さなホールがあります。
100人程度のキャパですが、ステージもしっかりしていて実に使いやすそうなホールです。
氷見市長さん、氷見にもぜひこのくらいの手頃なホールをお願いします!!!
津軽三味線は、津軽あいや節と津軽三下りの伴奏。
津軽三下りは原田先生の隣で弾かせていただき、貴重な経験をさせていただきました。
尺八伴奏は以下のとおり。
・秋田おばこ
・秋田大黒舞
・津軽甚句
・本荘追分
・秋田船方節
・秋田小原節
・南部俵積み唄
・外山節
・花笠音頭
舞台終了後にゲストの夏目栄子先生と。
1週間前には少年少女大会のきゅりあんでもお目にかかりました。
というわけで、先週末は連日ビックな方々のお伴で神経をすり減らしたせいか、ぐったり疲れました。
最近は三味線も尺八も現状維持程度にしか練習していないので、またレベルアップを目指して頑張らなくては、と改めて痛感した週末でした。