三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

とやま青少年伝統芸能祭でした。

2023年01月27日 16時37分28秒 | 民謡・尺八・笛
1月22日(日曜日)

富山県教育文化会館で「とやま青少年伝統芸能祭」でした。

1月は毎年新春民謡の祭典はあるし、青少年伝統芸能祭もあるしで大変なのです。
前任の尺八の先生から引き継いで、青少年伝統芸能祭の尺八助っ人として参加し始めたのが、孫のmiyuが4歳か5歳の時でした。
そのmiyuがもう17歳なので10年以上毎年出演していることになります。

以前、いつまで出なければならないか聞いたところ、「体が動かなくなるまでだ」と言われましたので、多分まだまだ続くのだろうと思います。










さて、前日のリハーサルにて、「秋田飴売り唄」が二上りだと言われてびっくり。
小さい女の子なので、当然本調子の手だと思っていたので焦りました。
本調子の手も長い間吹いてなかったのでちょっと怪しいのに、裏吹きで二上りの手に合わせるのはちょっと無理です。
きっと音大出のバリバリの人なら平気で裏吹きするのでしょうけど、私には無理なので本番までに二上りの(チ一の)楽譜を書いて練習して来る事にしました。


本番は前半が6曲メドレーでした。

三味線は2団体が上手下手で交互に伴奏するので、どうって事無いかもしれませんが、尺八は連続なので曲間に瞬間持ち替えが必要になります。
そんな尺八のことまで考えて選曲してないだろうし、当日まで相談も無くてちょっとイラッとしましたが、瞬間持ち替えでなんとか事なきを得ました。

前半6曲は
・秋田節
・帆柱起し祝い唄
・花笠音頭
・秋田飴売り唄
・北海盆唄
・シャンシャン馬道中唄

秋田飴売り唄から北海盆唄に移るときに持ち替え。
北海盆唄からシャンシャン馬道中唄に移るときに持ち替え。
で2度スリリングに瞬間持ち替えでした。
二上りの秋田飴売り唄は、前日の晩に楽譜を書いて、当日午前中に練習してなんとか無事に吹くことが出来ましたが、

後半は
・岡崎五万石・・・笛
・麦屋節
・越中おわら節
で、こちらはメドレーではないので普通に演奏しました。

毎年1月に鳴り物の晴美ちゃんと記念撮影することにしています(^^)v
太鼓も6曲メドレーはしんどかったようです。
曲によって撥も変えたそうで、いろいろ考えておられるのだなぁと感心しました。



これにて忙しかった1月の行事もほぼ終了。
2月は久々にアトラクションもあり、松博会の弾初会もあるし、月末には東京の米谷会本部へ講習会を受けに行かなくてはならないし、忙しい日々は続きます。




翌日の北日本新聞に掲載されていました。
北海盆唄の時の画像です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新春民謡の祭典でした。

2023年01月27日 15時22分32秒 | 民謡・尺八・笛
1月15日(日曜日)

富山県民会館で「新春民謡の祭典」でした。
前日がkazahana新春演奏会で、連チャンです。

新春民謡だけではありませんが、だいたい尺八吹きは舞台を上手へ行ったり下手へ行ったりで、大変なのです。
この日も例外では無く大変でした。

実は去年の夏の北日本民謡決勝大会の当日、横断歩道を渡っていて青の点滅になったので小走りで渡りきろうと思った瞬間膝にビリッと電流が走り、それ以来歩くのが苦痛なのです。特に階段の上り下りが苦痛なのです。
整形外科へ行っても注射をして痛み止めをくれるだけで症状は改善しないし、違う病院へ行ってセカンドオピニオンをお願いした方が良いかなと思ったりしています。

という状態なので、舞台をあっちへ行ったりこっちへ行ったりが大変なのです。
加えて富山県民会館の舞台裏の移動には階段があるのでなおさらです。
とは言いながらも頑張って一日務めて来ました。

私の出番は以下の通り。

・帆柱起し祝い唄
・ポンポコニャ
・シャンシャン馬道中唄
・新川古代神・・・民謡三味線
・関の鯛つり唄
・福光めでた
・越中おわら節
・関の五本松
・新さんさ時雨
・弥栄節
・新タント節・・・津軽三味線
・道南口説・・・津軽三味線
・花笠音頭

何も書いてないのは尺八・笛です。
今回は尺八笛ケース、民謡三味線、津軽三味線、&衣装と荷物ばかりで大変でした。
当然一度に運べる量ではないので、駐車場から二往復かなと思っていましたが、朝はたまたま顔見知りの踊りの会のお姐様が隣に駐車されたので、手伝っていただきました。
帰りは会の方に途中まで運んでいただいたので、なんとか一往復半で済みました。

ずっと走り回っていたので写真を撮る暇も無かったのですが、知り合いのお姐様が夜にLINEで送ってくださいました・・・感謝感謝です。










新タント節はアンコにおこさ、ソーラン、真室川入りで、前弾きもしっかり弾いても良いと言われたので、お言葉に甘えて1分半ほど気持ちよく弾かせていただきました。

道南口説も前弾きしっかり弾いてくださいと言われましたので、こちらも1分半ほど気持ちよく弾かせていただきました。
皆様に感謝感謝です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市内の中学校へアウトリーチ活動でした。

2023年01月27日 10時38分41秒 | kazahana
1月20日(金曜日)

kazahanaで市内の中学校へアウトリーチでした。

過去に何度もお邪魔している中学校です。
コロナ前は塩ビの尺八を使って演奏体験もしたりしていたのですが、コロナ対策で今回は演奏鑑賞のみ。

晴れていれば富山湾越しの立山連峰が見える素晴らしい場所なのですが、あいにくの天気で山の輪郭がかすかに見える程度でした。








つい6日前に演奏会を開催したばかりなので、その時の曲から抜粋して演奏しました。

セットリスト
・月ノ雫
・六段の調べ
・さくらさくら
・さくら~祈り
・ツバメ
・少年時代
・believe
・アメージンググレース
です。




















YOASOBIの「ツバメ」は、先週の演奏会でもやったのですが、昨年末から今年にかけて一番練習した曲かもしれません。
音が結構飛ぶのと、大甲のツが頻繁に出で来るのとで、普段の指使いとは違うパターンの動きが多くて苦労しました。練習曲にはぴったりかも・・・。
転調して吹きやすくしようかとも思いましたが、いまいち曲の感じが違ってくるので当初の原曲+2度(F)で頑張りました(^^ゞ)


今回は1年生の2クラスです。
小学生と違って皆さん礼儀正しくてびっくりです。
先生の統率がしっかりしているからかもしれませんが・・・。

最後のお礼の言葉では、しっかり授業を聞いていて、その内容を入れた発言でびっくりでした。
後からスタッフ一同感心していました、、、素晴らしい。



今年度の小中学校へのアウトリーチは、来月にもう一校残すだけとなりました。
毎年何校かへアウトリーチに行っていますが、果たして和楽器に興味を持ってくれる子はいるのだろうかと疑問に感じることもあります。
が、継続していくことが大切なのかなと思いこれからもアウトリーチ活動に協力していこうと思います。

私自身、音楽に興味を持ったのは、小学校の音楽の授業でした。
たまたま音楽は担任ではなくて教頭先生の担当で、その教頭先生が楽しくわかりやすく教えてくれたり、音楽鑑賞ではいろんな話を交ぜて話してくれたのがきっかけでした。
それが今ではこんなことをやるようになってるので、小さい頃の経験ってのはほんとうに大きいなと思います。

何がきっかけになるか分かりませんが、いつか和楽器にまた触れてみたいと思ったり、小学生の頃こんな和楽器の鑑賞会があったなと思い出してくれる子が一人でもいればと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする