昨日は毎年恒例の貫松栄会の総会&新年会。
毎年2月の第1日曜の開催と決まっているのですが、実は民謡のほうでお世話になっている佐藤松子流の先生のところの総会と毎年重なってしまうのです。
来年以降は交互に出席することにしようかとも考えてます。
さて、名門木田流の貫松栄会ですが、最近は会員が数えるほどで寂しい新年会が続いています。
今年は私の師匠も営業だとかで欠席で、三味線を弾くのは貫松栄師と大先輩の貫秋さんと私の3人だけ。
何だかねぇ、って感じですが、孤軍奮闘してきました。
尺八も持ってこいとの貫秋さんからの指令があり、大荷物になるので今回は四輪で向かいました。
当然ノンアルコールで我慢大会です(笑)
ここ数年は毎回同じなのですが、会員よりも後援会の人たちが圧倒的に多い変則な新年会です。
何とか会員が増えてくれれば良いのですが、既に民謡ブームは終わって久しいし、第二次津軽三味線ブームもそろそろ終焉を迎えるような感じですので、難しいものがあります。
某先輩の話ですが、最近悲しいことに民謡バカ、津軽三味線バカがいないのだそうです。
確かに「民謡なんかやりたくないけど、津軽三味線をやりたい」なんて変な輩が増えてきて、悲しい限りです・・・。
乾杯の後しばらくしてからは、お楽しみ演芸大会です。
私は一番下っ端なので、ひたすら伴奏に徹してきました。
演目は以下の通り。
・津軽六段合奏
・津軽じょんから節新節合奏
・津軽山唄(貫秋さんの唄、私の尺八伴奏)
・謙良節(貫松栄師の唄、私の尺八伴奏)
・南部俵つみ唄(Kさんの唄、私の三味線伴奏)
・津軽よされ節(貫秋さんの唄、私の三味線伴奏)
・津軽あいや節字余り(Kさんの唄、私の三味線伴奏)
って感じで、大汗かいての伴奏でした。
よされは2尺6寸、あいやは2尺8寸で、低いドロドロの調子の三味線でしっかり歯切れの良い音を出そうとすると難しいですね。
結局一滴も酒を呑まずに万歳三唱となりました。
ま、その分しっかり料理は食べてきましたので良しとしましょう。
貫松栄師と北陸中日新聞の小松支局長です。
中締め中
さて、今週は珍しく本業もややこしい仕事ばかりで大変だし、裏の仕事では平日にあちこち行かなくてはならないし、大変な一週間になりそうです。
とにかく頑張ります(^^)V