黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
ヒューレットパッカード社、電卓発売35周年記念hp35s
ヒューレットパッカード社が電卓を作っていたことは以前の記事に書いた。このヒューレットパッカード社はhpのロゴで有名だが、2002年に電卓事業から撤退するとアナウンスしていた。その後電卓事業は継続するようにしたようだが、それでも現在売られているhp電卓で昔のテイストを残す機種は金融用のhp12Cだけであり、hp30sやhp33sなど科学技術用はエンターキーが小さいなどデザインがいまいちで買う気がしない。
hp社が初めて電卓を開発したのは35年前で、hp35という名前がついていた。キーが35個あることからつけられた名前らしい。そして最大の特徴は逆ポーランド法という入力方法。カッコつきの式を簡単に入力できる方法で、これに慣れると普通の電卓の入力方法はまどろっこしくてやってられない。ただ問題はある、hpしか逆ポーランド法の電卓を作っていないということだ。
国内のhp社は電卓を扱っていなくてjuly社が扱っている。july社のホームページで10月12日入荷分の予約を取っていたので早速予約した。そして予定通り今日品物が届いた。
早速いじってみたが、キータッチがずいぶん軽くなって使いやすくなった。軽さを測ってみると、新製品の35sは120gの力で押すと入力される。同じ縦型の32Sは160gだし、20年も使ってきた15Cは150g、10年位前にアメリカのスーパーで買った12Cに至っては170gだからかなり差があるが、体感上はもっと大きな差がある。
大きさは少し大きくなった。もともと12Cや15Cなどの横型はシャツのポケットにすっぽりはいるが縦型の32Sはポケットからはみ出していた。新製品の35sはそれより一回り大きくなっているからもう少しはみだす。それにケースがかなり大きくなってしまったのでシャツのポケットというわけにはいかない。ケースは昔のタイプが良いと思う。
液晶表示は2行表示になった。おのおのXレジスターとYレジスターの内容を示しているので、レジスターの内容を入れ替えるときなど確認ができてよい。
このhp35s、機能的にはhp35とは全く別物で、科学技術計算用電卓の最終形を目指したといっている。この35sはアニバーサリーモデルではないということなので当面買うことができるだろうといわれているが、ビジネスの論理で何時またhp社が電卓事業から撤退するかもしれない。それに定価7,980円だが、このインフレの時代、いつ値上がりするかしれない。欲しい人は早めに買っておくのが良いだろう。
これでhp社製の電卓を4台も持っていることになった。馬鹿じゃないかと言われたら、そのとおりと答えるしかないのだが、それでもうれしい。つける薬は無いというのは本当だ、、、、、
追記:july社のblogにhp35sの日本語マニュアルがアップされている。非常にありがたいことだ。
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