今年もそろそろ葡萄の季節が終わる。
葡萄の産地として有名な、山梨の勝沼付近で一番遅くまで収穫できるのが甲州種。今、ちょうど甲州の収穫の真っ最中で、収穫された甲州はワインに醸造されたりする。
勝沼周辺の葡萄農家が集まって、ワインを作っているのだが、"ぶどうばたけ"というそのままの名前の葡萄農家で、その圧搾の現場を見ることが出来た。
まず集められた葡萄は、破砕機にかけられ、枝が取り除かれる。奥に見えるのが破砕機。
破砕された葡萄は、隙間の空いた樽につめられ、ジャッキで圧力をかけ、絞っていく。ボトルに換算して1万5千本くらいの生産だから機械化などする必要もないと言うことだろう。
破砕直後の透明なぶどうジュースと圧搾後の濁ったぶどうジュースを飲ませていただいたが、圧搾後のジュースの方がこくがあってはるかにおいしい。
搾りかすは甲州ワインビーフの餌となる。
ついでに生食用の葡萄も買ってきた。お勧めの葡萄を3千円分つめてもらったのがこれ。
今がちょうど旬の甲斐路、100グラムで150円。小粒だが甘さもあり、香りも高い。今回のベスト。
9月いっぱいがお勧め期間という瀬戸ジャイアンツ、100グラムで200円。皮も食べることが出来る品種で、今回のは、甘さはそれほどでもなく、酸味が強いが、おいしく食べることが出来た。歯ざわりが好きな品種だ。
ちょっともう遅いのかなという種無しピオーネ、100グラムで150円。巨大な粒は健在だが、やはり甘味も香りも薄いという印象。
葡萄の収穫は7月末のデラウエアから始まって、10月末の甲州で終わる。毎年9月前半には旬の藤稔や安芸クイーン、多摩ゆたかを買出しに出かけ、10月前半に瀬戸ジャイアンツや甲斐路を買いに出かけるのだが、今年はちょっと出かけるタイミングが遅れたようだ。
何であれ、おいしいものを食べるには、旬の時期を逃さないことが一番大切と再確認した一日であった。
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破砕された葡萄は、隙間の空いた樽につめられ、ジャッキで圧力をかけ、絞っていく。ボトルに換算して1万5千本くらいの生産だから機械化などする必要もないと言うことだろう。
破砕直後の透明なぶどうジュースと圧搾後の濁ったぶどうジュースを飲ませていただいたが、圧搾後のジュースの方がこくがあってはるかにおいしい。
搾りかすは甲州ワインビーフの餌となる。
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今がちょうど旬の甲斐路、100グラムで150円。小粒だが甘さもあり、香りも高い。今回のベスト。
9月いっぱいがお勧め期間という瀬戸ジャイアンツ、100グラムで200円。皮も食べることが出来る品種で、今回のは、甘さはそれほどでもなく、酸味が強いが、おいしく食べることが出来た。歯ざわりが好きな品種だ。
ちょっともう遅いのかなという種無しピオーネ、100グラムで150円。巨大な粒は健在だが、やはり甘味も香りも薄いという印象。
葡萄の収穫は7月末のデラウエアから始まって、10月末の甲州で終わる。毎年9月前半には旬の藤稔や安芸クイーン、多摩ゆたかを買出しに出かけ、10月前半に瀬戸ジャイアンツや甲斐路を買いに出かけるのだが、今年はちょっと出かけるタイミングが遅れたようだ。
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