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霧の菅平スキー

 先週、連休なのに菅平にスキーに出かけた。

 雪質は最高だったのだが混雑がひどく、もっとのんびり滑りたかったなあと今週もまた菅平に出かけることにした。

 ゲレンデに到着すると人影はまばら。


 晴天率の高い菅平高原という謳い文句なのに一面の霧で、太陽はどこにもない。

 誰も乗っていないリフトは霧の彼方に消えていく。リフトの左側はゲレンデです。



 それでもリフト券を買ってしまったので、リフトに乗って滑り始めたが、怖い。雪面の状態が殆ど見えないのだ。斜面がどちらに傾いているのか、ボーダーが作ったお尻の形をした穴がどこに空いているのか、さっぱり見えないのだ。

 9時から滑り始めて、11時にはギブアップ。ゲレンデの下にあるレストランで早お昼で霧が晴れるのを待つ。霧さえ晴れてくれればビュンビュン飛ばし楽しいスキーができるのに。

 結局2時間レストランで待機、霧が少し晴れ始めたので、1時過ぎにゲレンデに戻った。

 幸いなことに、リフトを降りる頃は霧も晴れ、よし、ガンガン滑るぞとスタートしたがなにかおかしい。まるで5月の連休のカグラスキー場のようなぐちゃぐちゃ雪。引っかかるし、曲がらないし、水たまりはできてるし。



 1時間ほど滑って2時には尻尾を巻いて退散。コンデションの良いときは混んでいて、悪いときは空いているというのはごくごく当たり前のことだとは思うが、それでも極端すぎないか、というのが負け犬の遠吠え。


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