静岡県清水にいちご狩りにでかけたついでに、大河ドラマでブームとなった家康の晩年の居城、駿府城跡を訪れた。
市民文化会館の地下にある駐車場に停め、北御門橋から駿府城公園の中へ。
暖かな公園内は桜が満開。
駿府城は歴史遺産として大切に保護されてきたとはいえず、廃仏毀釈と同様に明治政府による江戸時代否定の流れを受け、荒れ放題となり、破壊が進んでいったようだ。
この流れが変わったのが、戦後1960年頃。堀の埋め立てが中止され、建造物の復元が始まった。
現在公園内の施設に入ることができるのは2の丸の東御門巽櫓、坤櫓、そして紅葉山庭園で、共通入場券が大人360円だ。
東御門巽櫓からの眺めは、いかにもここから矢を射るぞの雰囲気が面白い。内部は資料展示空間になっている。
坤櫓、「ひつじさるやぐら」と読むらしいが、立派な木材を使って再建されている。3階構造になっているが、入り口が一つしかないとかの理由で2階以上への立ち入りが禁止されている。そんなわけで床をガラス張りにし、2階以上の様子を見えるようにしているが、なんと杓子定規な法律よ、と思ってしまう。
そして、紅葉山公園は歴史的背景は分からないが、大名庭園を再現したもの。
公園内では駿府城跡の発掘現場も公開されていて、明治時代以降に無惨に破壊された石垣などを見ることができる。
政策による文化の破壊、破壊されたものの復旧の困難さを感じた駿府城公園散歩だった。
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暖かな公園内は桜が満開。
駿府城は歴史遺産として大切に保護されてきたとはいえず、廃仏毀釈と同様に明治政府による江戸時代否定の流れを受け、荒れ放題となり、破壊が進んでいったようだ。
この流れが変わったのが、戦後1960年頃。堀の埋め立てが中止され、建造物の復元が始まった。
現在公園内の施設に入ることができるのは2の丸の東御門巽櫓、坤櫓、そして紅葉山庭園で、共通入場券が大人360円だ。
東御門巽櫓からの眺めは、いかにもここから矢を射るぞの雰囲気が面白い。内部は資料展示空間になっている。
坤櫓、「ひつじさるやぐら」と読むらしいが、立派な木材を使って再建されている。3階構造になっているが、入り口が一つしかないとかの理由で2階以上への立ち入りが禁止されている。そんなわけで床をガラス張りにし、2階以上の様子を見えるようにしているが、なんと杓子定規な法律よ、と思ってしまう。
そして、紅葉山公園は歴史的背景は分からないが、大名庭園を再現したもの。
公園内では駿府城跡の発掘現場も公開されていて、明治時代以降に無惨に破壊された石垣などを見ることができる。
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