Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

次男、チーム初のゲームボールをもらう!~リトルリーグ・インディアンズ

2008-05-03 | リトルリーグ
今週水曜日のリトルリーグの試合で、下の息子にとって本当に忘れられない出来事があった。なんと息子のチーム、インディアンズの初めてのゲームボールを息子がもらえたのだ。

ゲームボールというのは、その日の試合で、監督から一番チームに貢献した選手がもらえる栄誉ある贈り物だ。上の息子は、今までの泥と汗にまみれたゲームボールを一つ一つ大事な思い出として、他のメジャーリーガーのサインボールと共に宝物として飾っている。

しかし、そう簡単にもらえるものではない。いい守備をして、ゲームの流れを変えたりしたら、打点を上げた選手やピッチャーより、その守備をした子がもらえたりとさまざまな観点で監督はゲームボールをあげる選手を決める。

そのゲームボールを今シーズン最初に息子がもらえるとは、夢にも思っていなかった水曜日。インディアンズ対カブス。カブスのピッチャーは、かなり速い球を投げ、コントロールもよく、インディアンズはなかなか点がとれない。インディアンズのピッチャーも好投し、投手戦が続き、1対0とリードされた最終回、6回裏2アウトで、うちの息子に打順が回ってきた。

絶体絶命。その前の打席で、いい当たりを捕られて、残念ながらアウトになっている息子。「絶対になんとしても打つ!」という表情で打席に入った。私は、何回かピッチャーが代わって、ものすごく速いスピードではないピッチャーになっていたので、「あのピッチャーなら、絶対に打てるよ!」と何回も助言して励ました。前日は、ジョイ・オブ・ザ・ゲームで、兄が速い球を投げて、次男はバッティング練習していた。このとき頼みの主人は、上の息子の試合に行っていない。他の選手たちは、お父さんたちに囲まれて、お父さんたちの大きな声援がとぶ。

息子は、ファールを打ちながら粘る。2ストライクと追い込まれて、打った!強いヒット性の打球がセカンドへ。必死で走る息子。ファーストが捕る。息子が間に合わない。万事キュースと思いきや、息子はすごい勢いでベースに向かう。その勢いで、ファーストが球をぽろっと落とし、息子はセーフ。ええっ!ヒットだ。みんな大喜び。

次の打順は、監督の息子、ジャスティン。このところものすごく積極的で、アグレッシブなプレーをしている。打ち気満々で、この日はすでにヒットを打っている。またまた、何回もファールを打ち、粘る。ジャスティンがまたヒットを打ち、1塁、3塁。息子は1打同点のランナーだ。しかし、残念ながら、最後の選手が、三振に倒れ、インディアンズは勝利を逃した。

しかし、息子のヒットが最後の山場を作るきっかけになった。試合後のミーティングで、監督のアルは、まずみんなに「今日からゲームボールをあげるほうがいいかどうか決めよう。」と言うと、みんなが手を上げて、ゲームボールを今後あげることに決める。「みんな今日は活躍したけど、最後の回、ビッグヒットを打ったTにゲームボールをあげよう。」と言って、息子に手渡す。みんながハイファイをして、息子を祝福。アルも息子の「どうしても塁にでる!」という根性を買ってくれたのだろう。普段ののんびりやの息子からは想像できないほどの負けん気の強さに私が驚いた。最後の回の盛り上がりで、なんだか負けた気がしない。たとえが大げさだが、カブスの開幕戦で、カブスは負けたけど、福留選手がホームランを打って、同点にし、みんなを盛り上げたような感覚だ。これだから、野球はやめられないね。

息子も前回の試合で三振だったので、やっとヒットがでてすっきりしたようだ。上の息子もこの日、打順4番で、ピッチャーはせず、打者に専念できたせいか、2塁打を含む、3打数3安打と好調。クリーンアップの面目を果たした。今日は、上の息子の登板日。最低でも4イニング投げさせるとの監督からの指令。いいピッチングができるといいが。息子たちがのびのび野球ができる環境に感謝、感謝!

シカゴ日本人学校全日校小学3年生の音読発表会~おもしろかったあ!

2008-05-03 | シカゴ日本人学校全日校
今日は、下の息子のクラス、シカゴ日本人学校全日校小学3年生の初めての授業参観日で、グループごとにみんながそれぞれ工夫した音読の発表会をして、私たち親を楽しませてくれた。

4、5人づつグループになって、役割を決め、台詞を言う。担任の先生の話では、約2週間にわたり、国語の教科書の「きつつきの商売」にみんな真剣に取り組み、全員での丸読みに始まり、少し長い文章の音読、グループごとの音読、音読の工夫といろいろなステップを踏んで練習に取り組んだという。

バックは、子供たち同士で描いたと思われる絵が飾られ、それぞれの役を描いたお面を頭にかぶり、みんな自分の役に一生懸命なりきっていた。本を読みながら慎重に台詞を言う子もいれば、完全に暗記して、手振り身振りで自分で工夫しながら役をこなすすごい子もいて、親たちを感心させた。

中には、面白おかしくオーバーアクションをアドリブでやる子も現れ、そのユーモラスな演技に教室中が大笑い!私もその子が演技している間中、楽しくておかしくて笑いました。大いに楽しませてくれて、ありがとう!!

グループの演技が終わると、先生がみんなに感想を聞き、お互いのいい点を褒めあって、友達の音読を真剣に聞き入っている姿にも恐れ入った。

先生のお話では、グループによっては、練習中けんかになったり、トラブルになったりと紆余曲折があったようだが、今日の発表では、その真剣さがきちんとでたいい結果となり、みんなもそれぞれ満足感があったのではないだろうか。

「1人(で読む)では、つまらなくなって、あれだけの文はとてもできない。友達同士だから、お互い声をかけあって、助け合ってできた。このように力を合わせて心を一つにしたとき、31人以上の力が発揮できます。」と授業参観後の学級懇談会で、先生も満足そうにおっしゃられた。小学3年生は、31人いて、日本人学校一の大所帯。男の子の数が多く、まとめるのにさぞや大変だろうと思う。

国語の授業を利用した道徳教育の実践。小学3年生ぐらいから、「打てば響く。」ような授業が成されていくのだろうか。上の息子が小学3年生の時も、担任の先生は、頭が下がるぐらい徹底的に道徳教育に力を入れていたのを思い出す。そのときの先生がおっしゃられたことが、ときどき抽象的な部分があって、私たちも理解しづらかった。道徳の授業の方法を、私たち親が具体的に理解するのは、なかなかむつかしいが、今回の担任の先生の授業を通したわかりやすい説明に私は納得でき、理解できた。学級通信でも先生のクラスに対する方針が明確に詳しく書かれていて、子供たちに対する隅々までの気の配り方に、いたく感嘆した。まだまだやんちゃな幼さの残る3年生の子供たちをぐいぐい引っ張っていってくださるような先生の姿に、またまた母たちは大満足の日であった。

「日々好日」先生がつけられた学級通信のタイトルだ。「1日1日を大事にし、今日1日がよかった、いい日だったと思えるようにと子供たちに言っている。」と先生の思いをタイトルに託されている。勉強への取り組みもさまざまな先生独自のアイディアで、子供たちが勉強を面白いと感じながらできるようにと工夫されている。先生も子供たちも毎日が真剣勝負。息子は毎日学校に行くのが楽しくてたまらない。他の子供たちも同じだという。また、素晴らしい授業やイベントで、ぜひ私たちを楽しませてください!