Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

私立高校入学決定者の説明会

2010-02-22 | 日本の教育一般
この週末上の息子は合格した私立高校へ出向き、学校の詳しい説明会に出席。
終わったら、超スピードで東京にてシカゴ日本人学校時代の友に会う。
受験が終わった喜びを親友とかみしめる貴重な時間だったようだ。

息子が入学することになった私立高校では、まず先生たちの紹介があり、学習内容の説明。
息子の話では、なかなかユニークな先生たちのようで、授業内容をとても楽しみにしているようだ。
加えて、強烈に印象に残ったのは、生徒会長からのメッセージだったようだ。
話がものすごくうまく、生徒会長をしながら、2つの部活に所属し、部長もこなしている。
高2なのに、すでに大学の単位も2つ取っているというのが、「すごい!」と息子が感心することしきり。
この学校は、大学の付属なので、高2から大学の授業も受けられる。
この先輩は、目鼻立ちもはっきりした女子という。
大学受験がないので、リポートやプリゼンなどを重視するこの学校できたえられると、こういう生徒が育つのだろう。
そういう分野を伸ばしていきたい息子にとって、やはりこの学校に入れてよかった。
生徒会に興味がある息子は、こういう「すごい人」と話がしたいようだ。

「うわあ、私も(会に)いきたかったわぁ!」と言うと、息子にすごくいやな顔をされた。
説明会には保護者も結構いたらしく、とくにお父さんの姿が多かったという。
素晴らしいプログラムを持つ学校なので、保護者の期待も大きいのだろう。

そして、この学校は、大学の校歌を重んじるらしく、まだ入学もしていないのに、校歌の練習をさせられたという。
この大学名を何回も口ずさむ独特の校歌。
「20回以上も名前がでてくるんだよ」と校歌を口ずさむ息子。
「もう覚えちゃったんじゃない?」と言うと、さすがにまだらしい。
しかし、入学前からすでに先輩に魅せられてしまっているぐらいの息子だから、この学校に染まっていくのも人より早いだろう。
数ヵ月後は、その校歌を人一倍大きな声で、ピシッとした姿勢で歌っている息子が想像される。
そして、説明会が終わるや否や、あまり本数がない電車に飛び乗るため、一目散で駅に走る。

アキバで山梨に住むシカゴ日本人学校時代の親友、K君と会う。
息子よりできる天才肌のK君は、とっくに山梨の県立トップ校に合格を決めている。
お互い頭の回転が速いので、K君は本音でいろんなことをしゃべれる貴重な友達。
受験が終わって、心ゆくまで2人で楽しんだようだ。

春休みは、シカゴ日本人学校の友達との同窓会を関東で予定しているようだ。
北海道に住むEちゃんがこちらに来るのに合わせて、企画する模様。
息子が幹事をするよう命じられているらしい。